てっぱんアプリ!

「ウェザーニュース タッチ」で桜前線を捕獲せよ!?

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: ウェザーニュース タッチ
開発者: Weathernews Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 4.3 以降、Android 2.1 以上
カテゴリ: 天気

 入学シーズンの風物詩である桜の季節が迫っている。九州や四国ではすでに開花宣言が出されているところもあり、これから4月、5月にかけ日本全国で桜前線が北上していくことになりそうだ。さて、自分の住んでいる場所ではいつ見ごろになるのか。「ウェザーニュース タッチ」では“Sakura Simulator”でチェックできるようになっているので、ぜひ活用したい。

桜や花見の特集がてんこ盛りの「ウェザーニュース タッチ」
全国各地の当日と翌日の天気をチェックできる天気予報をはじめ、さまざまな情報コンテンツを収録している

 「ウェザーニュース タッチ」は、言わずと知れた天気情報アプリ。“天気予報 ch.”や“ライブカメラ ch.”のほか、季節に応じた“スキー&スノボ ch.”、“花粉ch.”など多数のチャンネルが用意され、チャンネルごとに情報を閲覧していける。ユーザー投稿による全国の空模様などをチェックできるソーシャル的な要素を備えているのも特徴だ。

 そのチャンネルの中には、今の季節にぴったりの“さくらch.”もあり、3月18日には“Sakura Simulator”というユーザーからのリポートデータをもとにした桜の開花予想を行える機能が追加された。

チャンネル一覧から“さくらch.”を選択
次に“Sakura Simulator”を選ぼう

 “Sakura Simulator”では、日本地図上でユーザーからレポートのあった位置に桜の木のマークを表示し、タッチで過去、現在、未来の日付に移動して、その日の予想される開花の度合いを表示する。開花前であれば茶色の幹しか見えないが、開花すると桜の花が色づき、散ると緑の葉だけになる、といった具合。

 どんどん先の日付にしていけば、徐々に桜前線が南から北へと移動していくさまを見ることができるだろう。あくまでも開花予想であって、自分の今いる場所で予想通りに咲くとは限らないが、たとえば東京付近はだいたい3月末か4月上旬が見ごろになりそうな雰囲気。都内で週末に花見を計画しているなら、3月31日もしくは4月5日か6日あたりがベストと思われる。

3月19日現在の桜の開花状況はこんな感じ
画面中央付近の左右にあるボタンをタップして日付を変更していくと、開花状況が刻々と変わる
4月中旬を過ぎてしまうと東北を除き本州の大部分では桜が散ってしまうようだ
地域ごとに地図を拡大することも可能。関東では4月1日前後から満開となりそう

 すでに述べたように、開花予想はユーザーのレポートデータをもとにしている。同アプリ内の“さくらプロジェクト2014”から“マイ桜”を登録して、より正確な開花予想のためにレポートに協力してみてはいかがだろうか。

一般的な開花予想地図もチェックできる
近所にある桜の木を“マイ桜”に登録してレポートに協力しよう

 なお、iOS版アプリでは問題なく閲覧可能だが、Android版アプリでは端末によっては日付変更が正常に動作しない場合があるようなのでご注意いただきたい。

日沼諭史