てっぱんアプリ!
疲れないあなた専属の秘書!? 仕事にフル活用したい「Google アシスタント」
2017年7月7日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Google アシスタント
開発者: Google Inc.
価格: 無料
対応OS: Android 6.0 以上
カテゴリ: その他
ダウンロード: Android
Androidスマートフォンにも、ついに本格的な音声アシスタント機能「Google アシスタント」が実装された。6月頃から利用可能なユーザーを段階的に拡大し、6月末には一般のGoogle(Gmail)アカウントをもつ多くのユーザーが使えるようになっているはずだ。どんな風に使えるのか、さっそく見てみよう。
一言話すだけで即座に答えを返してくれる
「Google アシスタント」は、Google独自の音声アシスタント機能。ホームボタンを長押しするか、端末に向けて「オーケー、グーグル」と発声することで起動する。その後、音声入力またはキーボードからの文字入力で対話形式で情報収集したり、スマートフォンを操作したりできる。
簡単な例としては、「今日のニュースを教えて」と言えば最新のニューストピックをサムネイル表示し、「これからの天気は?」と言えば当日の天気予報を表示する。質問は定型である必要はなく、「傘は必要?」という聞き方でも天気予報を表示し、返答の仕方も変わってくる。
メール送信やスケジュール登録もしゃべるだけ
アプリとの連携も可能だ。「○○さんにメール明日の打合せについて」などと話すと、Googleアカウントの連絡先に該当する人がいれば、「明日の打合せ」というタイトルが自動入力された状態で、その人宛のメッセージ作成画面に遷移する。「メール」のところを「メッセージ」に置き換えれば、同様にその人宛のSMSやチャットのメッセージ作成画面が現れる。
仕事の予定を入れたい時も、「カレンダーに追加20日午前10時に会議」のように入力すればOK。「10分後に起こして」と言えば10分後にアラームが鳴り、「15時に知らせて」で15時ぴったりに通知してくれる。簡単な言葉だけで連絡やスケジュール管理が可能になるというわけだ。
関連する質問、命令は何回かに分けてもOK
Google アシスタントは、必ず一問一答で完結してしまうわけではない。関連した質問や命令を何回かに分けて実行することもできるようになっている。たとえば「○○へのフライトを」で近隣空港から目的地への航空便の候補を表示し、続けて「○○(航空会社名)で予約」などと話すと、指定した航空会社の便に絞り込んでくれる。
もちろん電車などの公共交通機関による乗り換え、道案内も可能で、到着した先で食事しようと「空いてるレストラン」と話せば、付近から混雑してなさそうなレストランをピックアップする。まさに、自分専用の秘書のように活躍してくれるだろう。
なお、Google アシスタントはAndroid 6.0以降の多くの端末で利用できるが、それ以前の端末でも「Google Allo」アプリでGoogle アシスタントと同等の音声アシスタント機能が使える。古い端末しかない人もぜひ、仕事やプライベートにGoogle アシスタントを活用してみてほしい。