てっぱんアプリ!
購入コンテンツを家族と共有できる「ファミリーライブラリ」を活用しよう
2017年6月30日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Google Play
開発者: Google Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS(一部コンテンツ)、Android OS
カテゴリ: その他
ダウンロード: iOS Android
自分で便利に使っている有料アプリや、いつも楽しんでいる映画。せっかくなら家族にも使って楽しんでほしい、と思ったとき、家族に同じものを購入してもらうのは無駄な出費に感じてしまう。Google Playでは、こういう場合のために「ファミリーライブラリ」という機能が用意されている。自分が購入したコンテンツを家族と共有できるものだ。
一度購入すれば、アプリ、映画・テレビ番組を家族みんなで使える
「ファミリーライブラリ」を利用するには、最初にGoogle Playアプリのメニューから申し込みをする。ファミリーライブラリー用に使用するクレジットカードを支払い方法として登録し、家族のGoogleアカウントを“招待”すれば、コンテンツ共有の準備は完了だ。
ファミリーライブラリで家族と共有できるのは、家族が互いにこれまで購入した有料アプリと、映画・テレビ番組コンテンツ。アプリについては2016年7月2日以降に購入したものは全て、それ以前に購入したものは一部を共有できる。映画・テレビ番組は購入したものに限られ、レンタルしたものは含まれない。
iOS端末でも「Google Playムービー&TV」アプリ上で、共有した映画やテレビ番組の視聴が可能だ。ただし、Google Play ブックスやニューススタンドで購入した書籍、Google Play Musicで購入した音楽は共有できない点に注意しよう。
家族と共有するときの制限を細かく設定
招待された家族は、招待したユーザーが登録したファミリーライブラリ用の支払い方法でアプリなどを購入することができる。こうして互いに購入したコンテンツは、全てを共有することもできれば、個別に共有する・しないを設定することも可能。仕事用に購入したアプリは自分だけ、ゲームは家族と共有する、といった使い分けにも対応する。
また、共有する家族に子供がいるときは、コンテンツに設定されている年齢制限に応じて共有を制限する「保護者による使用制限」設定を行える。アプリやゲーム、映画、テレビ番組のコンテンツ種別ごとに制限を変えられるので、子供への影響を考えて、アプリとゲームは禁止して、映画は厳しめに、テレビ番組は緩めに制限する、というようなやり方もできるだろう。
ファミリーライブラリを活用することで、家族間で二重、三重に同じコンテンツを購入する余計な出費や手間を減らせるだけでなく、子供に安全にスマートフォンを使ってもらう手段としても役立てられそうだ。