スタパ齋藤の「スタパブログ」

大人気なのか!? USB接続ワンセグチューナー

2006年10月20日 09:00

 ワンセグについて、外出先とかモバイル時とかに、そーんなに動画とか見ねーだろ、とか考えていた俺。だが、しかし、ワンセグ対応ケータイとか使わせてもらうと、意外に画質とか動きとかキレイで、ちょっと愉快である。またモバイルPCとか持ち出しての待ち時間、ちょっと観たりしたらオモシロイかもなー、とも。

 そう思っていたところへこの記事。汎用的なUSB接続のワンセグチューナーが登場なのであり、ワンセグ対応っつーかワンセグチューナー内蔵製品を買うほどはワンセグ視聴を欲していない俺にとっては実にナイスな製品だと思えた。ので、出たら買おうと考えた。

 出たら買うゼ!! と思う製品は、ウェブブラウザに登録してある。タイトルの頭に発売日を付加し、一望しやすいようにブックマーク上でリスト化している。で、予約購入する場合、このリストを見て、発売直前あたりにオンラインショップで予約する。

 が、このロジテックLDT-1S100U(http://www.logitec.co.jp/products/1seg/ldt1s100u.html)については、まぁ出たら買ってみようかな~みたいなライトな欲望だったので、発売後そのうち買えばいいかな~と考えていた。で、気づいた時には、既に発売日から数日が過ぎていた。ああ、そうだった、じゃあ買いましょう、と。

 ところが、どのオンラインショップでも完売御礼状態。品薄のためお取り寄せ云々、入荷未定ですが予約は可能云々、品切れました等々の残念感溢れる表示がなされまくり。すなわち売り切れであり買えない!! 買えないとなると欲しぇーッ!! でも徹底的に欲しがってもマジで全然買えない状況であった。なんか物凄く残念なのであった。ちなみに、ソニーのGPS-CS1Kについても、同時期に同様の残念感を味わった残念野郎の俺であった。

 あーやっぱアレだわ、秋葉原の法則だわ。欲しいと思ったら即買いですよ。ソレを欲しいと思うのは、俺だけじゃないわけですよ。行動が早い人が先に買っちゃって売り切れっスよ。人生即買いですよ即買い!!

 でも、まあ、いいや。いい歳してそんなに熱くならない>俺。心頭滅却すればなーんも欲しくならない>俺。とクールダウン……してる途中にコレだ!! バッファローのDH-ONE/U2!! ロジテック潰しかっつぅホドのヒキ!! サイズ・形状・機能・価格に問題ナシ!! もう心頭滅却はヤメだ!! 即買い!! 速攻予約!! というわけで、予約してみた。

 しばらくして、アレっていつ発売だっけか!? と思ってオンラインショップの注文ページを見てみたら、おおっ!! 発売前なのに予約注文受け付け完了!! あー予約できて良かった!! ていうかやっぱ欲しいと思ったら即注文であり即買いだと思った。






br /> ヨドバシドットコムにおける品切れ関連表示の一例。入荷未定の商品は販売を休止し、予約も行えなくなる。ヨドバシでこのよーなコトになると、他の多くのショップでも品切れ状態だったりする
br /> ヨドバシドットコムにおける商品予約関連表示の一例。一定の予約数を上回る予約が入ると、このよーな表示になるようだ。発売前なのに品切れ状態ってわけですな。やっぱ速攻予約っスよ

ちょいと気になるBOSEの新型スピーカー

ちょいと気になるBOSEの新型スピーカー

2006年10月17日 09:00

 BOSEから新型スピーカーが出るヨとのニュース。発売されるのは2機種で、Companion 5Companion 2 Series IIのようだ。

 Companion 2 Series IIのほうは、フツー的な2chのアクティブ(アンプ内蔵)スピーカーで、ステレオの入力系統がアナログ2系統(RCAピン)となっている。何となくMediaMate IIに近いスピーカーだが、各チャンネルのミキシング機能はナイっぽい。ま、なくても、そーんなに大きな支障はないと思うけど。

 MediaMate IIを使ってたんスけど、あのスピーカー、コストパフォーマンスが高い感じ。比較的に豊かな低音が出たりして、音楽を気楽に聴いたりするのにも向くが、ゲームによく向いた感じ。わりあい小さいが、かなり迫力のある音が出る。Companion 2 Series IIも、そういう方向なんだろうか? 何となく試聴してみたい気分。

 さらに気になるのはCompanion 5。内容的には4.1chのバーチャルなサラウンドスピーカーだが、ベースモジュール以外はけっこー小さそうだ。パソコンとUSB接続できる点も良さそう。それと、円形のコントロールユニット。これが非常に便利だと思われる。

 てゅーか現在拙者はCompanion 3使ってるんスけど、これがナカナカのモノ。過激な低音が出たりする(当然低音の量は調整可能で抑えることも可能)点で知られる製品だが、拙者的には机上にコンパクトなスピーカーを置くだけで十分良い音で聴けることと、コントロールポッドと呼ばれる(Companion 5と同様と思われる)丸形コントロールユニットがスゲく好き。

 コントロールポッドなんですけどネ、この記事の最後のほーにも書いてますけど、ボリューム調整ができ外部入力端子もあるという操作部である。上部をタッチするとミュート・ミュート解除ができ、ボリューム調整は丸い部分をスイッと回すことで行える。机上での座りもよく、外見もサラリと静か。使いやすく好印象な操作部だが、(Companion 3のコントロールポッドの場合は)別売品と合体させると、入力端子を増やせるっちゅーのがイケてる。

 コントロールポッドと、たぶん同じ制御部を持ち、さらにパソコンとUSB接続(アナログノイズが混入しにくい)という点で、新型のCompanion 5が気になり中の俺なのであった。

 ところでCompanion 3、DTM(って言い方はもう古いか!?)で使うにはちょっとビミョーかもしれない。特に低音がよく出る製品なので、このスピーカーで音楽を作っていくと、別の環境で聴いた時にずいぶん出音の印象が違ってくるのだ。あちゃ~、なんか低音が弱いかも!? みたいな違和感が生じたりして。

 てなわけで拙者は、DTM時にはM3を使っております。これもちょっと強めの低音が出て、別の環境での出音に小さな違和感があったりもする。が、比較的に低音も高音もバランス良く出るし、例えばヤマハの定番モニタースピーカーと比べても「あちゃ~!?」というほどの違和感はない。ま、本格的にDTMするなら、最初から多くのユーザーやスタジオなんかで使われまくりの定番スピーカーから音出してたほーがイイと思うんですけどネ。でも、M3は超小さい点がグレイト。音楽機材で雑多となる机上に置いても邪魔にならないし、低音も高音も良く出るので、ユーザービリティに優れると感じている。

Companion 3の左右スピーカー部。非常にコンパクトであるCompanion 3のサブウーファー兼アンプ部。ミニキューブPCほどの大きさがあるので、拙者は机の下に吊り下げて使用中

Companion 3のコントロールポッド。黒いリングがボリューム調整で、上部の銀色の円盤部分に触れるとミュートON・OFF。手前にはイヤホン端子や外部入力端子が見える。シンプルな構造だが、な~んかヒジョーに便利なのであったBOSE M3。スゲくコンパクトだが音がイイ。ACアダプタ接続時ならけっこーな大音量も出たりする。ノートパソコン+USBオーディオインターフェイス+M3が、現在の拙者の音楽作成ハードウェア環境である

欲しいコンパクトデジカメ続々登場

欲しいコンパクトデジカメ続々登場

2006年9月25日 09:00

左がソニーサイバーショットDSC-T30、右がオリンパスμ720SW。ソニーのは画質も使用感も電池のもちもイイ感じで気に入って使用中なり。オリンパスのは釣り人必須のナイスデジカメ──雨天でもお魚ちゃんの写真が撮れるゾ!! 豪雨の中でも風景写真を撮れちゃうんダ!! けど豪雨中だとグレーでよくわかんない写真だけどネ!! あとボートの中に水がたまってソコにデジカメが浸かっちゃっても大丈夫ってあたりはマジ実用的for釣り人

 最近、なんか、激欲しいっ!! とゆーよーなデジカメがナイな~とか思っていた俺。でも、ポツポツと「買おうかな」と思える機種はあった。

 盛夏になる前は、LUMIXのDMC-LX2が欲しくなったりした。画質的にはクッキリハッキリ系で、わりと好みでありかつ28mmの広角で撮れつつ手ブレ補正であり16:9のワイドも愉快。ブラックを買おうかしら、とか考えた。

 のだが、夏の拙者のデジカメは、やはり防水が欲しいのであり、現在オリンパスのμ720SWを使用中なのであってコレが釣り人な俺にとってはオールマイティに使えるのであって、同時にソニーのサイバーショットDSC-T30は画質的にも機能的にもバッテリーのもち的にも外見的にも使い勝手的にも気に入っているので、DMC-LX2が俺の財布のヒモを緩めるにはもう一押し足りなかった。

 そんなところへソニーから新型が。サイバーショットDSC-T50なのであり、俺のヒジョーいイイ感じのT30の後継機種!! くわッ!! アレか今度は広角レンズ搭載とかかッ!? ……なーんだタッチパネルかぁ。微妙な進化(!?)だが、でも、買ってみようかナ、とか思ったり思わなかったり。

 と、ムラのあるコンパクトデジカメ欲を漂わせていた俺だが、これは欲しい!! と思わせる機種が発表された。コレとかコレ。両機ともキヤノンで、IXY DIGITAL 900 ISPowerShot G7である。

 ドコが「欲しい!!」のかと言えば、まずIXY DIGITAL 900 ISについては、広角から撮れるって点ですな。そして手ブレ補正。ボディもキレイ。PowerShot G7については、久々のPowerShotであるG7は、そのシリーズずっと使ってきたんで画質的には信頼しているわけだが、なんかこの機種、沈胴式ズームレンズっぽいですヨ。非常に薄いGシリーズかも知らん。

 そして両方とも、当然だがいわゆるキヤノン画質。正直なところ、ニコンとかリコーとか、あるいはオリンパスとかの(コンパクトデジカメの)画質(というか絵作り)に地味さを感じちゃったりする俺は、キヤノンとか、あるいはパナソニックとか、それから最近のソニーとかの画質の方が好きだったりする。また、これら同系統(でもないけど傾向としては似ている)画質の代表格と言えば、やはりキヤノンではなかろうか、と。

 というわけで、両機とも買いそうな予感だが、実は先日、寺田克也さんとリアルで話をしまして(いつもはバーチャル&テキストにての話)、なんか某社からスゲくおもしろげなデジカメがナンとかアレとかソレとかって話で、そちらも衝動買いしちまいたい気持ちでもあり、はぁ、デジカメの季節が来たなぁと思ったりした。

レコードを手軽に音楽CD化できるGF-350

レコードを手軽に音楽CD化できるGF-350

2006年9月13日 09:00

CD-Rに書き込み可能なパソコン、オーディオインターフェイス、録音可能なサウンド編集ソフト、レコードプレイヤーがあれば手持ちのレコードを音楽CD化できる

 TEACからアナログレコード音楽CD化マシンが発売されるそうな。型番はGF-350で……あれ? コレってどこかで見たような? そうそう、コレ、ソニー・ファミリークラブ改めライトアップショッピングクラブから送られてくる通販カタログに(たぶん)掲載されていた、気になる装置であった。

 通販雑誌では細かい機能がわからなかった──例えばCD化するときのトラック番号はどうなるのか、てなコトが、インターネット上でサクッと理解できた。

 にゃるほど、自動でも手動でもトラック番号を付けられるんですな。もしかしてフツーのCD-R対応とか? と思ったりしたが、レコードの録音に使えるディスクは音楽用のみ。DIGITAL AUDIOの表示があるCD-RとCD-RWとなっていた。ふーん、胡散臭くない、マジメなハードウェアなんですな。

 でもたぶん、ある程度自分でヤレるパソコンユーザーにとっては、不要な機械なんでしょうな。結局、62,790円とか出したら、オーディオインターフェイスとレコードプレーヤーとソフトウェア揃っちゃうし、その場合、個人で楽しむ範疇だゼっつってフツーのCD-Rを使(以下略)。ある程度凝る場合、ノイズ除去機能やイコライザ系機能を搭載したソフトウェアを使いたくなりますな。レコード特有のスクラッチノイズ等をなくしたり、音質を多少イジったりしたくなる。となると、やっぱレコードのCD化はパソコンでヤルでしょ、とか思えてくる。

 が、このGF-350、便利かもしんない。機能説明読んでると、なんだか録音ボタンおしてレコードに針乗せる程度でレコードのCD化ができそう。細かいコトはできないが、ま、手持ちのレコードをとにかくCDにして聴ければいいってんなら、コレが正解なのかも!?

 細かいコトがデキナイという点が非常にイイのかもしれない。逆に、パソコンでレコードのCD化をするとなると、細かいコトまでデキまくりゆえ、細かいコトをしたくなるというかせざるを得ない心意気になってしまう。ノイズ除去なんか当然やるし、手持ちのレコードの録音レベルをだいたい同様に合わせたくなるし、もちろん音質的に最高と思われるイコライジングをしたくなるし……と、アレもコレもやって最も良い状態でレコード上の音楽をデジタルデータとして残したくなる。

 拙者の場合もレコードのCD化に取り組んでいるが、もーね、なかなか進まないんですな。何年もチョコチョコとやってるんだが、オーディオ処理ソフト側の機能をアレコレ試しちゃうと、あ!! こっちの設定の方が音イイ!! とか思っちゃったりして、既に済んでいるレコードを再度CD化したくなりがち。

 あと、機材も若干面倒と言えば面倒。使うのはレコードプレイヤー、オーディオインターフェイス、パソコンおよびオーディオ処理ソフト程度だが、さぁ久しぶりにレコードのCD化だ!! と思うが、設置・接続がプチ面倒で、そこから試し録音したりして、んーこの設定かなぁあの設定かなぁとか悩み、ホントに録音するまでに何だか疲れてきたりして。

 GF-350の場合、デキることが少ない分、こうにしかならないという諦めが最初にあるわけで、そうしたら、くよくよせずにレコードのCD化を進められますな。その手っ取り早さが魅力だ。一体型なんで、使い勝手も良さそうである。

 でも、うっかりと音質とかにこだわっちゃう人には全然向かない。しかし、この多量のレコードをCD化して聴けたり活用できたりすりゃぁイイってんなら、向く。けどやっぱ最良の音質で残したいと言えばそうだ。が、実際音質なんかにこだわり始めると終わりがないからヤバいと言えよう。

 とかグジグジ言ってる間にレコードのCD化を進めればいいんだよ>俺、と思った。

このライトちょっと良さそう

このライトちょっと良さそう

2006年8月28日 09:00

 ソニーから白色LEDで光るデジカメ用のリングライトが出るみたい。HVL-RLSというライトだが、よくわかんないんですけど、フラッシュみたいな閃光ではなく、ずっと光り続けるモデリングライト的な補助光っぽいですな。

 コレ、なんか、ちょっと、かなり便利っぽいように思われるんですけど。対応機種はやっぱりソニー製だが、単なるライトだと思われ、どのデジカメでも使えそうな予感。また、デジカメ用として出してくるLEDライトでありデジカメメーカーでもあるソニー製なので、光源の色もマトモな予感──白色LEDってデバイスによって色とかけっこー違うので、そのあたりはシッカリ補正されているような気がする。

 こういった系統の補助光発射ハードウェアは多々あるが、わりあい多くがフラッシュだったりする。フラッシュは閃光でありけっこー光量が大きいので便利だが、慣れないと撮影時に撮り直すハメになりがち。プロの人はフラッシュの閃光を見て「これなら大丈夫」と写真の出来上がりを頭の中に描けたりするが、フツーは思わぬ場所に影ができたりヘンなトコロが明るすぎたりして、フラッシュ光の当て具合を探るのが一苦労だ。

 でもこういう“ずっと光ってる補助光”なら、まあだいたい、見たままに写る。ので、ぶっちゃけ、フラッシュと比べたらラクに使えると予想できる。ただLEDなので、光量的には物足りないかもしれない。けど、小物をサクッとキレイめに撮るには便利な予感。

 ところで、本ブログに最近掲載している写真は、オリンパスのE-330ソニーのDSC-T30で撮っていたりする。

 前者で撮ると、特に単焦点マクロレンズで撮ると、ホントにキレイにブツ撮りできる。が、後者でも(掲載サイズが比較的に小さいので)かなりイケる。撮影自体は、手ブレ補正機構を持つ後者DSC-T30がラクだったりするので、DSC-T30に上記のHVL-RLSを組み合わせたらイイかもしんない!! とか思いつつ、HVL-RLSを買おうと考えておる拙者でした。

2006年4月に購入して以来、ヒジョーに活躍しまくりのサイバーショットDSC-T30。光学式手ブレ補正機構のおかげか、成功写真を量産してくれる。発色もイイすよ。電池もメチャもつ。かなりオススメ普段はこのよーにケース(ていうかカバー)に入れて持ち歩いている。多用しまくれるカメラだが、ボディは傷つきやすいし汚れやすい印象がある。この手のケースと併用することをお勧めしたい

ソニーのデジカメ用GPSユニット

ソニーのデジカメ用GPSユニット

2006年8月25日 09:00

 ソニーからデジカメ用GPSユニットが出るそうな。GPS-CS1K。そのプレスリリース製品情報を読むと、なんかコレは非常におもしろそーである。

 GPS-CS1Kを使うと、デジカメで撮った写真に、撮った場所の位置情報を加えられる。つまりデジカメ写真(画像ファイル)から、いつ何時ドコで撮った、という情報が得られるようになる。この情報を使って、デジカメ写真を地図上の撮影した位置へ貼り込むようなコトができるとのこと。

 GPS-CS1Kは、単体でGPS位置情報を逐次記録していくGPSユニットで、デジカメとケーブル接続させたりする必要はない。恐らく、何月何日何時何分何秒にココに居た、というデータだけを記録していくデバイスなんですな。一方でデジカメにて写真を撮っていく。デジカメ上では撮影日時が画像(のEXIFデータ部)に記録されていく。

 で、後に、パソコン上で、GPS-CS1Kが記録したデータとデジカメ画像(EXIF)データを照合して、この写真を撮った時刻にココに居たってコトをまとめて、デジカメ画像(EXIF)データに場所まで整合させて記録するってシクミらしい。

 GPS-CS1Kの対応機種はソニー製品ってコトになっているが、何となく他社製デジカメが生成した画像ファイルに対しても使えそうな予感。使えたりすると、コレはちょいと愉快ですよええ。

 結局、よりいっそう、デジカメ写真を整理しなくてよくなる。デジカメ側の日時設定さえシッカリしていれば、撮って撮って撮り放題で、パソコン上に溜めておくだけでよくなる。画像を撮影日時順にソートして、それからGPSデータを使って地図上に並べれば「この日はココからココへと移動しつつこーゆー行動をしてこんな感情で居たのであった」てなコトが簡単に思い出せるようになる。

 もしかしたらGPS-CS1Kは、実験的orきっかけとしてのハードウェアなのかもしれませんな。たぶん「GPS機能搭載デジカメ登場!!」とかGPSサイバーショットかなんか出しても、そのヒキに惹かれる人はあんまり多くないような。逆にネットで写真共有(!?)な時代には問題を起こしたりもして。

 ともあれ、GPSに興味アリな拙者としては、ちょっと買ってみようかなぁとか思っている。ただ、GPS-CS1KのGPS測位精度がどの程度なのか。あんまり粗いとナンですな。あと、コレ、防水仕様じゃないのが買う前から残念。屋根の下でGPSなんて基本的に意味薄なんだから、最初から防水にして欲しかったところ。ていうか防水じゃないGPSアンテナはクルマ以外ではあんまり役立たないんですけど。

なんか最近GPS気風が盛り上がり中(!?)のソニーから出ているBluetooth GPSユニットことVGP-BGU1。typeUと組み合わせるとカーナビライクに使えたり、GPS-CS1Kとデジカメを組み合わせて使った時の同様のオモシロミがあったりするこちらはガーミンのGPSmap60CS日本版。頑丈であり防水でありカラー表示であり日本地図も内蔵しまくれる本格派。純粋に高性能GPSユニットもしくはワンパッケージのGPSマップが欲しいって人はコレがオススメですな。高いけど。

小さいHDDハンディカム

小さいHDDハンディカム

2006年7月31日 09:00

ソニーDCR-SR100。HDDに記録するタイプのデジタルビデオカメラレコーダーだ。一昔前と比べると、最近のMPEG2ビデオカメラ、画質良くなりましたヨ

 最近気に入っているビデオカメラと言えば、ソニーのHDDハンディカムことDCR-SR100。テープじゃなくてハードディスクに動画等を記録するビデオカメラですな。

 DCR-SR100は、30GBのHDDを内蔵し、ソコにMPEG2形式の動画(約3~9Mbps)を最大約20時間50分、最高画質でも約7時間20分記録できる。ビクターのエブリオ(これもHDDビデオカメラ)ユーザーでもある拙者だが、ビデオカメラに関しては長年“ソニー文化”に慣れているわしなので、全体的な使用感や機能に関してはDCR-SR100のほーが好きだったりする。

 ていうかHDDビデオカメラ、スゲぇ便利さですよマジで。一度使うとテープ式には戻れない。そーとーな理由がない限り──例えばDVフォーマットで撮って非可逆圧縮動画的画質劣化を最小限に抑えつつPCに取り込んで編集とかを突き詰めて考えなければ、何だかんだでHDDビデオカメラが快適だ。

 テープでは必至の頭出しが不要。撮ったシーンをサムネイルで表示・検索可能。DVD化も比較的に容易。いろいろな面でラクに使えるHDDビデオカメラでありエブリオでありDCR-SR100なのである。

 が、DCR-SR100、今時のハンディカムとしては大きめ。こないだハイビジョンのハンディカム見たんですけど、アレよりデカくないコレ!? てな感じである。このデカさにおいて、エブリオに完敗しておりビクターの人は乾杯しているかもしれない。

 ところが!! こんなニュースがッ!! 小さい!! そしてけっこー安価なフィーリング!! しかもクレイドルっていうかステーションが付属するらしい!! 便利そうなソニーDCR-SR60なのであった。買っちゃいそうな予感なのであった。でもまだエブリオのほーが小さいのかナとか思ったりするのでもあった。

 あと、HDD記録でありかつハイビジョン対応のHDR-SR1も非常に気になるところ。AVCHD(1080iや720p方式のハイビジョン映像H.264/MPEG-4 AVC方式で圧縮して8cmDVDメディアやメモリーカードやHDDに記録する規格)対応のビデオカメラですな。でもやっぱDVDでもメモリでもなく、HDDだろ今後は、とか思う拙者。まあそのうちメモリが主流になるのかもしれないが、現在のトコロは扱いやすさもコストパフォーマンスもHDDであるよーな気がする。ゆえ、このHDR-SR1にも手を出したい気分である。

 ちなみに、最近、テープメディア撲滅作戦っていうか整理作戦をポチポチと遂行中。テープ式のビデオカメラは全部手放しちゃいました。残すはテープ→HDDへのダビングのみだが……時間かかるんだなぁこれが(泣)。

撮った動画は、このようにサムネイル表示される。撮影日でソート表示することも可能。テープ式のビデオカメラと比べると、ものすごーくラクに動画を観られる拙者的にかなり好きなギミックの“オートレンズカバー”。デジカメのレンズバリアのように、電源オンオフに合わせて自動的にレンズカバーが開閉する。レンズキャップ不要で超便利!!

MIDIキーボードもワイヤレス時代なのかーッ!?

MIDIキーボードもワイヤレス時代なのかーッ!?

2006年7月18日 09:00



br /> 買ったばかりのnovation ReMOTE 25 SL。予想よりちょっと大きめ!? という印象。標準サイズの鍵盤はフツーにイイ感触である。鍵盤上部にはDAWやソフトウェアシンセサイザーをコントロールするためのツマミ、ボタン、ノブが多数並ぶ

 M-AUDIOからワイヤレスUSB MIDIキーボードが発表された。モノはMidAir 25で、25鍵盤でありDAWコントロール用のノブなんかも付いているようだ。

 MIDI系機材って地道に進化してますな。昔はコンピュータにMIDIキーボードつなぐだけで微妙に面倒だったり、インターフェース毎にクセがあったりしたが、ここ最近ではUSBでサクッと接続でき、さらにUSBバスパワーで動作するMIDIコントロールキーボードもフツーに多数出てきて、何だかんだラクになった。さらに、今度はワイヤレス。電池が必要になったりするものの、コードがなくなるのは便利そうだ。

 ところで、実は、MI7はnovationのReMOTE 25 SLを購入した。MIDIコントロールキーボードでありかつ、DAWやソフトウェアシンセサイザーの制御もできまくりだという製品。魅力は、パソコン側で現在選択されているDAW等アプリをReMOTE 25 SLが自動認識して、ReMOTE 25 SL上のスライダー類に機能が自動割付される点。使うソフトによってはほぼ完全に“ユーザーによる初期設定が不要”になるわけですな。

 パソコン上の音楽系ソフト、例えばソフトウェアシンセサイザーなんかは、細かな操作を行ないにくい。マウスやキーボードでツマミなんかを動かしていくわけで、第一に(実際のツマミ等と比べて)操作しにくく、また一度に複数のツマミを回すこともできない。これを解消するためには、ソフトウェアに合った外部ハードウェア=フィジカルコントローラが要る。物理的なツマミを外部に置き、そのツマミを動かすことでソフトウェアシンセサイザーを本物のシンセサイザー感覚で扱えるようになる。

 んですけど、そんなふうにラクして扱えるようになるまでには、ユーザーによるお膳立てが必要。この機能はこのパッドに、このパラメータはこのスライダーで制御できるように割り振ろう、てな初期設定が要るんですな。この面倒を肩代わりしてくれるのが、ReMOTE 25 SL(等のReMOTE SLシリーズ)である、らしい、が、まだ使い始めておりません。買ったばっかりっス。

 ところで、全然話が違うけど似ていたりもするが、本ブログの2006年6月28日のエントリについて、読者様のYさんから情報が寄せられた。

 拙者は、「プログラマブルかつパッチャブル(!?)で、えーと、ツマミの位置やそれに関する表示を自由に設定できるMIDIコントローラとか出て欲しいモンです。電子ブロックの近未来版・ソフトウェアシンセサイザー特化型みたいなインターフェイス製品」と書いたが、これに関して「似たようなのがあるヨ」ということで、MAWZERというモノを教えてくださった。

 くわッ!! コレ!! コレだッ!! 他にもココのURLを教えてもらったが、くわわわッ!! コレ欲しぇーッ!! 今すぐ買うしか!! Shopボタンをポチ!! ズギャッ!! どのモジュールも激安!! それぞれ0.00ユーロ!! だったら全モジュールを5万個売っておくんニャさい!! ていうかまだ売ってないんですな。

 いやースゴそうなモジュール型コントローラですな。でも発売されるんだろうか? 発売されても高価そうだが、非常に興味深い製品を教えていただき、Yさん、ありがとうございます~!!

鍵盤上部左側に並ぶツマミ類。ツマミ上部の黒いところには、割り振られた(ソフトウェア側の)パラメータ等が表示される、らしい右側にはスライダーが並ぶ。この上部にも表示がなされる、と説明書にある。他、使いやすそーな位置に再生や録音ボタンがあったり、オクターブボタンがあったりする

ビンテージ系音源モジュール

ビンテージ系音源モジュール

2006年6月30日 09:00

拙者手持ちのProphet5。画質悪くてすんません。鍵盤ベタつき中っす。独特の繊細かつ芳醇かつ柔らかな音色を聴いているだけで癒されるというシロモノだが、個人的にはPro Oneの音のほーが好きかもしんない。って別モンと言えば別モンですが。ちなみに上下にあるのはローランドのVP-330 VocoderplusとコルグのPolysix。これらは友人の所有物っていうか、オヤジが集まってアナログシンセ友の会状態っス
U氏所有の別バージョンminimoog。これも少々鍵盤ベタつき中。何度見てもカッコイイのであり何度音出してもンズガーンと脳に来るシンセサイザなのだ

 現実逃避ばっかりしてる俺ですけど、先日の現実逃避中に興味深いモノを発見した。CreamWareのASBシリーズ(モリダイラ楽器)である。

 PRO-12 ASBとかMINIMAX ASBといった機種があるんですけど、これら、いわゆるビンテージシンセサイザーの音色・操作性を模した“復刻版的ビンテージシンセ”の鍵盤ナシ製品っていうか音源モジュールである。PRO-12 ASBはSequential CircuitsのProphet5を、moogmusicのminimoogをそれぞれシミュレーとした音源だそうだ。

 上記リンクにあるサウンドデモを聴いてみたが、正直言ってProphet5やminimoogのイメージとは微妙に違う気がしたが、しかしこのテの機材は実際にイジってみないと音のクセがわからないっていうかシンセサイザだけにかなり自由度の高い音が出るわけで、やっぱり触ってみたいなぁ、と。

 で、もし、minimoogやProphet5と同様とまでは行かないまでも、けっこーイイ線イッてたりしたら、これはわりとタイヘンなコトかもしれないかもしれないような気がしてならないかもしれない!!

 というのはですね、実は拙者、Prophet5持ってるんですよ。入手経路はかくかくしかじかで、シンセマニア友人のUの野郎が「おまえこの値段で買えるの絶対安いよ買いだよ買い今しかないっ!!」と物凄い勢いで背中をドガドガ後押したという次第。実際相場より随分安い価格で入手できたので、Uの野郎もといU様には感謝している。

 ていうかナンでUくん、あの激安Prophet5買わなかったの? と後で訊いたら、minimoogの別バージョンを買った直後だったからという話。詳細は割愛するが、フツーの人の考えを遙かに超えたシンセマニアであらせられるU氏である。

 さて、拙者がProphet5を、U氏がminimoogを、実機で所有している。が、両方とも機材として不安な面が少々。しっかりとメンテナンスしていないと、調子悪くなったりするのだ。例えば両方とも外国メーカーの鍵盤楽器で、外国メーカーのシンセの鍵盤って、経年劣化で“ベタつき”が生じたりする。鍵盤を叩くと、叩いたまま戻ってこない状態になる症状が出がち。ローランドとかコルグとかの日本メーカー製のビンテージシンセでは、そーゆー問題が非常に少ないのだが、外国製鍵盤楽器はわりとヤバい。他にもガリが出るとか部分的に動作が不安定になるとか、ビンテージシンセは長生きさせるのもタイヘンだったりする。

 で、前述のPRO-12 ASBやMINIMAX ASBには、そういう問題を解決してくれる可能性がちょっとあるかも!! というわけで、拙者もU氏も興味津々中。しかも鍵盤がナイ!! MIDI対応(minimoogやProphet5はMIDIインターフェイスがない/けどMIDIインターフェイス付きのものも時々ある)!! 使いやすそうだしトラブりにくそう!! しかも、両機とも10万円少々てな価格!! (Prophet5やminimoogに比べたら)激安!!

 でも、肝心の音色・音質はどーゆー感じなのだろうか? やっぱり実機をいじくってみたいところである。

 しかし、こういう音源がポチポチと出てくる傾向は愉快ですな。なんかココ見るとこんな写真があって“PRODYSSEY”だって!! ARPも復刻されるのかーっ!! とか思う。アナログシンセがビンテージ云々じゃなくてその操作性や親しみやすさからブームになっているような気がする拙者である。

ソフトシンセ向けMIDIコントローラ

ソフトシンセ向けMIDIコントローラ

2006年6月28日 09:00

ローランドSH-32シンセサイザ(音源モジュール)。基本的にはコレ1台で例えばクラブ系な音楽を作れたりするが、単体のMIDI対応音源としてイジるのが愉快なハードウェアだ。外見的には好みが分かれるところだが、個人的にはもっとシブいデザインで左右にウッドパネルなんかを装備して欲しかったキモチ
SH-32の操作パネル部。ボリューム型のツマミが少ないものの、各パラメータをフェーダーで操作できるあたりがプチARPっぽくてイイ感じ。ていうか単純に音作りしやすい操作部でありナイス。こういう製品、もっと出て欲しいんですけどねぇ

 仕事時現実逃避最終兵器としてローランドのシンセサイザSH-201を用いる機会が多かったが、このシンセ、けっこーデカいのである。本格的な現実逃避作戦時には有効なウェポンであるが、一瞬だけ逃避する臨時作戦時には大袈裟と言えるっていうかコレを机の上に出してきちゃうとホントに仕事終了モードになってしまうから、それはそれで問題である。

 かと言って、ソフトウェアシンセサイザでちょっと遊ぶ、となると、これまた少々の問題が出る。なんつーかですね、ヤッてるコトが仕事と似ちゃうんですな。画面凝視してマウスでツマミ類を操作。なんか疲れが抜けないようなそんな。

 というわけで、久々に登場した拙者の現実逃避超小型兵器が、ローランドの音源モジュールSH-32なのであるが、ええっ!! コレって生産完了になってたんスか!! とか↑のURL調べた現在知った拙者だった。

 ともあれ、SH-32はオモシロいんですよコレが。アナログ(系)シンセなんですけど、んー、いわゆるひとつのアナログシンセとかいうイメージとは違って、悪夢を見るほどシンセシンセした音とか耳にこびり付いて剥がれないような強烈な音とか、出まくり。個性派の音源モジュールとして、ある意味で名機だと思う。

 が、それ以前に、見てのとおりツマミとフェーダーだらけなので、イジってて楽しいんですな。現代的シンセだけに、なんかドラム音色が入ってたりミョーに高機能だったりするが、個人的にはそーゆー付加機能は機器として煩雑化する原因のよーに思えるので要らないかも~とか思うが、息抜きにちょっとイジって音出して楽しめるのは激愉快である。ちなみに、このシンセ(とACアダプタとヘッドホン)だけで使えたりする。本体下に見える横並びの○ボタンが簡易鍵盤として使えるのだ(プレビューモード)。

 さて、SH-32は愉快なので、度々イジるようになり、そうなるにつれて思ったことがヒトツ。やっぱシンセのインターフェイスはこういう風なアナログライクなのが便利だなぁ、ってコトなんですけど、ソフトウェアシンセサイザーをアナログなインターフェイスで使えないだろうか? と。

 そのものズバリな製品は、ある。例えばコルグのVirtual MS-20だ。今となってはレアなアナログシンセサイザことKORG MS-20のソフトウェア版に、そのMS-20とクリソツ(だけどミニサイズ)なUSB接続インターフェイスのセット製品ですな。拙者の場合、KORG Legacy Collectionとして発売日に激購入したクチだが、物理的なツマミ&パッチケーブルでソフトウェア版のMS-20を使えるようにした点で、コルグは偉大だと言えよう。でも、コレ、基本的にMS-20専用(MIDIコントローラとしては汎用)なんですな。

 ソフトウェアシンセサイザーを物理的なツマミでイジれる汎用製品としては、いくつかあるみたいですけど、novationのReMOTE SL(MI7)や、NATIVE INSTRUMENTSのKORE(MIDIA)がある。前者は汎用っぽいが、後者は汎用MIDIコントローラとしては少々特殊な製品のようだ。両方けっこー高いですな。

 例えば、プログラマブルかつパッチャブル(!?)で、えーと、ツマミの位置やそれに関する表示を自由に設定できるMIDIコントローラとか出て欲しいモンです。電子ブロックの近未来版・ソフトウェアシンセサイザー特化型みたいなインターフェイス製品。って恐らく超高価になったり買い手が少なかったりして売れないと思うんですけど、全然ナイんですよねそういうハードウェア。

 と悲しくなってきたところで、現実逃避行動のリミットがやって参った次第であり、さ、原稿書かなきゃネ、てな感じの俺である。

アナログ(系)シンセは愉快

アナログ(系)シンセは愉快

2006年6月26日 09:00

 ローランドのSH-201を買ってからというもの、時間を見つけてはツマミいじって音色を楽しんでいる俺。ていうか現実逃避するかのようにシンセいじり中とも言えよう。

 SH-201は、大雑把に言えばアナログシンセ(ホントはアナログライクな音色・操作性をデジタル技術によりシミュレートしたシンセサイザ)で、ぶっちゃけた話、比較的に敷居が低くて愉快だ。何となくイジってると、それとなく音が変化し、あーナルホドこのツマミをいじると音が丸くなったり尖ったりするのか~、てな感じで感覚的に遊べる。

 やっぱアナログシンセは親しみやすいですな!! ツマミ万歳って感じですな!! デジカメなんかもツマミ&ダイヤルだらけにして欲しいモンですな!! 中身はデジタルでもかまいませんけど、歴史の超長いアナログ的インターフェースは成熟度が違うと思ったりする。

 アナログシンセの良さを再認識したりしつつ思い出した。そうそう、パソコン上で動くアナログシンセ(のソフト)を持ってるわしなのであった。

 いくつか持ってるんですけど、例えばArturia(アートリア)のminimoog V。その名の通り、故Bob Moog氏謹製のminimoogシンセサイザ、のソフトウェア版であるが、コレ、凄いんですよホントに。

 実はシンセマニアな友人のU君がモノホンのminimoog持ってるんで度々触らせてもらってんスけど、モノホンminimoogとArturia minimoog Vの音が激似!! 腹をえぐって脊髄撫で回すような粘っこいベースサウンドも、鋭いんだけどナゼか野太いリードサウンドも、しっかり出るのだ。ていうか拙者にはハッキリ言ってどっちの音がどっちのだか判別できないっス。

 最近のソフトシンセはスゲィですな。とか思うのだが、ソフトシンセには大きな残念点がある。それは、ツマミやフェーダーを操作するのにマウスを用いるということ。仮想的にツマミが回せるようになっているが、直に手でツマミ触るんじゃなくてマウス経由でツマミにアクセスするという点が、やはり興ざめなのである。

 そういう点で、Arturia minimoog Vよりもモノホンminimoogの方が約4096倍楽しいし使いやすいと思った。いやむしろ、操作の楽しさで言えばArturia minimoog VよりもSH-201の方が約1,024倍楽しいと思った。あとローランドはSYSTEM 100Mの復刻版出せばいいのにと思った。

minimoogのバーチャル版ことArturia minimoog V(アイデックス音楽総研)。画面上に表示される様子は、ロゴパネルや一部機能ボタン類を除いて本物のminimoogとほぼ同じ。出てくる音も本物と同じと感じられるレベルで凄いヨ!!minimoogのリアル版っていうか本物のminimoog。古い機材なのでメンテナンスが必要だったりするが、ツマミいじれて激愉快&音もイカシ過ぎ!! パネルデザインやそのフォント類も非常に美しい

速攻で来たローランドSH-201

速攻で来たローランドSH-201

2006年6月23日 09:00

ローランドSH-201。SHの系譜とされるアナログライクな操作感を持つデジタルなシンセサイザー。古き良きシンセサイザーの使い勝手や音質を、デジタル技術でシミュレート・再現したようなシンセですな。予想以上にデカかった

 某総合ゲーム誌の単発記事を引き受けたり、急に発生したインタビューを引き受けたり、梅雨の晴れ間がヤケに暑かったり、寝違えて首が超痛かったりする等々約4,096種類の理由から拙者は非常に多忙なり。すんげぇ忙しいんですよホント。

 アッと言う間に1カ月くらいが過ぎるので、あぁまた1カ月が消滅した気分だなぁと思いつつ、仕事の記録を見るにつけて、あ、この仕事とこの仕事とこの仕事は、無かったことにしよう!! そうだソレだ!! この日とこの日とこの日は二日酔いでダラダラしていて“ない日”だったと思うんダ!! そうすれば!! ネ!! コレをタダで手に入れたと同様の金銭勘定になるじゃないか!!

 いつもの非生産的っつーか刹那的な理由を発生させ、拙者はローランドのSH-201をポチッとしたのである。だってぇ~欲しかったんだもぉ~ん。しかもコレ、ツマミいっぱい付いてるし。SHだよSH!! とか考えて千葉方面のショップに注文したら速攻で届きましたよ、今さっき。

 届いた箱にはSH-201が入っているが、これ、DELLのA4ノートが入った箱×2くらいの大きさで、デカっ。SH-201という型番からイメージするに、なーんか妙にデカく感じられた。箱を開いてSH-201を拝んだ瞬間もデカいなぁ……と思いつつ、なんかこうYAMAHA DX7のようなボリュームがあるようにも(と言っても実際はDX7のほーが重くてデカいんですが)。

 けど、軽っ!! 昔買ったカシオのCZシリーズみたいな、うそ!? てな感じの軽さだが、ん~、これはたぶん、シンセマニアのU氏にmoogとかProphetとかいうデカくて重いシンセを運ばされているからそう思うのであろう。ともかく、予想以上に大きめだけど、案外軽いSH-201の電源を入れてみた。

 ……いや、これ、非常に楽しいです。何が楽しいかといえば、もうこれはツマミ!! ツマミが楽しい!! ツマミをイジれば音色がグイグイ変わる!! テキトーにいじれるのが楽しい。ツマミ、ちょっと、プラスチッキーだが、パラメータいじって音を作るシンセと比べると、やはりこういうインターフェイスは正しいのであって王道であってフレンドリーだなぁと思った。

 が、SH-201で遊び過ぎていたら、そろそろ原稿書いてブツ撮りしてキャプション書いて入稿しないとイケナイ時間が来たなぁと思った。しかも4本も。……あ!! そうだこの4本の仕事はするけど、仕事を無かったことにすればいいんダ!! そうすればReMOTEとか買えなくなくなくない!? ていうかナゼが振り込まれてくる予定である原稿料と交換感覚でReMOTEゲットできたりしない!? そうだよ仕事無かったコトにする作戦で行(以下略)。

 あと、「機材貧乏に暇なし」という諺を、今、緊急開発してみた。脱力するなぁと思った。

わー昔のシンセみたい~、というノリでツマミとかボタンばっかりある。パラメータ表示用ディスプレイの類はナシ。だが、PCと接続してパラメータをイジることができたりする。シンセに触れたことのある人ならスンナリと、シンセ初心者でも容易に音作りをしていけるユーザーインターフェースっていうかむしろ!! ツマミがたくさんあってイカス!!

やっと手に入ったMPC1000BK

やっと手に入ったMPC1000BK

2006年6月19日 20:48

 AKAIサンプラーMPC2500をポチリポチリと使っていた俺なんですけど、春先に友だちと楽器店に行ってビックリ。(やや古い)ウワサには聞いていたのだが、同社のMPC1000BKが展示されていた。

 ていうかですね!! MPC2500には文句ないんですよ。愉快なボクらのパッド叩きサンプラーなわけですから!! ところがッ!! MPC1000BKは超小さい!! MPC2500の孫のような。あるいはMPC3000のひ孫のような。ていうかMPC4000の進化型子孫とか言うと大きな誤解を招くと思われるので、このへんでよして、とにかくMPCシリーズとしては異端のコンパクトさなのであった。

 ちなみに、そのサイズを知りたい方は、AKAIのサイトの各機種の製品画像(クリックすると拡大する画像)をダウンロードして見比べると面白いかも。やや縮尺が違う画像なので、多少エディット(CFスロットや電源コネクタや画面表示を基準にサイズを合わせるように加工)すると、ええっ!? ってホドのサイズの違いを体験できる。

 さて、その場で、その友人と、MPC1000BKの購入を決めた。拙者もそうですけどその友人ことシンセマニアのU氏もクールなフリして実は熱くなりやすく速攻買いなお方であらせられる。てコトで、買おうとしたが、MPC1000BKは在庫薄状態であった。発売直後からそうらしいですな。

 じゃあ予約ってコトで、はぁ、はい、20日に、2週間かからないんですな、じゃ、それでお願いします。

 しかし、結局余裕で2ヶ月近く待たされたのであった。ゴールデンウィークにたっぷりMPC1000BKいじくろうと思ったのに、それもとっくに過ぎて、梅雨前にはナンか作ろうと思ったのにそれも肩すかし状態であり、最近やっと入荷。ようやく買うことができた。

 ソッコーでHDDインストールして動作確認して……その後は多忙で実はあまりいじくれてないのだが、MPC1000BKは非常にイイ感じである。ナニがイイかってやっぱそのサイズ。今時のノートPCほど薄くはなく軽くもないが、これなら携帯できる。狭いスペースでもトラック作って遊べる。機能的にはMPC2500よりプチ劣るものの、フツーに楽しむなら十二分の機能を備えていると言えよう。

 やはり、こーゆー、ボタンものツマミものの電子系楽器をイジると、ソフトウェアシンセサイザーとかDAWとかって、物足りないモンですな。中身はいくらでもデジタルでいいと思うが、インターフェースはアナログなフィーリングで扱えるのがラクだと思った。

AKAI MPC1000-BK。携帯用途のサンプラーではないが、ノートPCが入るようなバッグに収まったりして、持ち運ぶことも現実的なサンプラーだ。2.5インチHDDも入るヨ!! でも入れる時は専用のシャーシ(別売)が必要っステンキーレスのキーボードと比べてみると、こんなサイズ。一昔前のリズムマシンのようなサイズですな。今だと、小型のHDDマルチトラックレコーダと同様のサイズ!?

悩みに悩んで drive + play 取付その2

悩みに悩んで drive + play 取付その2

2006年5月12日 09:00

 前回のdrive + play取付話の続きっス。

 drive + playのテキストディスプレイの取付は、そーとーイロイロ考えたものの、フツーの位置に落ち着いた拙者であったが、もうひとつのdrive + playインターフェイスであるコントロールノブの取付にも悩んだ。しかし結果から言えば、これもわりとフツーの位置に取り付けちゃったのであった。

 drive + playはiPodを車内で操作するための製品なんスけど、要はiPodの画面表示をテキストディスプレイ部が担い、iPodのクリックホイール部をコントロールノブが担うわけですな。その拙者的使用感に関してはケータイWatchのスタパトロニクスmobileをご参照いただきたい。

 さて、コントロールノブは“常に触れるインターフェイス部”なので、テキストディスプレイのように“とりあえず視認できればいい”という位置だとマズい。設置位置の違いにより使用感にスゲく大きな差が出るからだ。実際、何度か両面テープで仮固定して試したのだが、微妙な位置・角度の違いで、便利だったり使いにくかったりする。

 ちなみに拙者、「やっぱココだ!!」と思って取り付けたはイイが、また使用感もイイが、コントロールノブの使用感ばかりに気を取られて、車内に既存する器具と物理的に干渉しちゃって一度取り外すハメになった。ネジ止めした後に気づいた干渉(具体的にはミッションレバーとすこーしだけ干渉)だったので、車内に余計な穴あけちゃいました(泣)。じっくり考えつつ試しつつ、慎重に取り付けるが吉ですな。

 ともあれ、結局、写真の位置に取り付けた。ミッションレバーの左側ですな。オートマ車ゆえ、ミッションレバーを常に握っているわけではないので、コントロールノブがこの位置である必要性は薄い。のだが、この位置にあるとラク。ミッションレバーに手を乗せた状態で、指先でコントロールノブを使えるからだ。腕を宙に浮かせてコントロールノブを操作するのと、手首あたりをどこかに置いて指先だけでコントロールノブを操作することを想像していただければ、その理由&ラクさがおわかりになると思う。








 ちなみに、ウチのクルマはギアがドライブに入っている時、その下のローには(レバー右のボタンを押さないと)入らない機構なので、ミッションレバーを“手首乗せ台”として使える。が、ミッションがこういう位置でないとか、こういう並びでないとか、隣の位置にボタン押下ナシで入っちゃう場合は、レバーを手首乗せ台にするのは危険なこともあると思う。ので、注意されたし。

 あと、実はこの位置に決める前、コントロールノブをもう少々手前(というか下)に設置しようかしら、と考えていた。のだが、その位置にするとミッションレバー操作時、時々指とコントロールノブがぶつかる。これ危険。例えばドライブからリバースに入れる時にぶつかったりすると、痛っとかなって動揺した瞬間思わず後進……てなコトにもなりかねない。ミッション誤操作等はオートマ車の事故の原因になりまくりと考えられる。ので、やはりこういう“クルマのキモ”となるインターフェイスの近くに何かを取り付ける場合、じっくり考えつつ慎重に行なうべし、であろう。

 てなわけで拙者的drive + play取付位置をご報告してみたが、ご参考になれば幸いっス。ていうかdrive + playに興味ナイ人には「はぁ?」な記事でスマンす。

悩みに悩んで drive + play 取付その1

悩みに悩んで drive + play 取付その1

2006年5月10日 09:00

 iPodユーザーでありかつカーオーディオユーザーでもある拙者にとってヒジョーに良さげな“iPod用カーオーディオインターフェイス”ことdrive + play。出た瞬間買って試して使ってみたって話は、ケータイWatchのスタパトロニクスmobileにてレポートしたが、その後、若干困ったりして。

 drive + play購入直後、接続とかけっこー簡単なんで、とりあえず愛車内に取り付けて試してみた。コントロールノブやテキストディスプレイを両面テープでダッシュボードとかに付けてみただけですけど。ともあれ、その後、上記記事用の製品写真を室内で撮り、さぁコレで本格的に車内への取付ができるゼ!! と意気込んだ。

 が、実際の取付段階で、やや悩んだ。てのは、drive + play、比較的に小型でありかつ設置の自由度が高いので、「ドコが最も良い取付位置かな~」+「いやもっとナイスな取付位置があるハズ!!」といった試行錯誤&さらなる追求がデキまくりなのである。マニア的観点から取付作業を行うと、ミョーに悩むのである。予定より時間かかったりするのである。

 で、最初に悩んだのがdrive + playのテキストディスプレイの位置。ダッシュボード上に取り付けるのが普通だと思うが、実は工夫すればウィンドウピラー(でしたっけ!? フロントウィンドウの左右の柱)とか、あるいはフロントウィンドウ面(例えばルームミラー付近)なんかにも付けられそう。助手席に座った人に画面が見えたりするといいだろうし、顔を正面に向けたまま(つまり運転中に)ディスプレイを見られる位置であるのが好ましいし、と、いろいろ悩んだり迷ったり。

 でも結果、多くの人がそーしそうな普通っぽい位置にテキストディスプレイを取り付けた。写真のとおり。この位置だと、運転中にも画面をチラ見できるし、前方視界の妨げにもならないし、重力に逆らわないのでシッカリと固定できるので、というわけだ。

 って、何でこんなコト書いてるかと言うと、実は読者様のN様からメールをいただきまして。「購入考え中なんですけどスタパさんどんな位置に取り付けてます?」的な。これに対応して速攻で写真撮って掲載しつつ取付時の考えなんかを書いた次第であった。

 ということで、次回はコントロールノブの取付位置等々を書いてみたい。

マイク欲しい熱が上昇

マイク欲しい熱が上昇

2006年5月8日 09:00

 仕事でローランドのR-09を一日たっぷり使う機会を得た。ポータブルなデジタルオーディオレコーダーですな。つまり現代のナマ録マシン。

 で、仕事を離れて単なる一消費者として思うに、これは非常に使いやすくなっている。ボイスレコーダ的に、非常に手っ取り早く使えて、しかも類い希なる高音質であって、仕事忘れて持ち逃げしようと思っちゃうほど実用的であった。

 特にR-09のサイズと質量が魅力的。携帯電話感覚で持ち歩ける。録音機材自体がここまで小型軽量だと、一昔前のナマ録とは全然違うんですな、フットワークが。最近の方々にはピンと来ないと思うんですけど、ちゃ~んと録音!! とか思うと、ソレナリのレコーダとソレナリのマイクとソレナリの機材準備が必要で、そうすると、要するに重いし嵩張る。アナログ録音時代は特にそうだったと思う。

 R-09は24bit/48kHzで録れて、電池駆動で、ポケッタブルで、デジタル時代の(このサイズの)レコーダと比べると飛び抜けた存在。他の機材とはひと味違う高音質が録れる……と思うと、じゃあマイクもイイのを!! と思うのが人情であり、R-09自体が超小型・軽量なので、良いマイクならある程度荷物になってもOK!! とまで思えて非常に愉快である。

 ガシガシに録音しまくろうと思ったら、機材としてR-09、ヘッドホン、予備電池、予備メモリorサブノート、と外付けマイク関連機材を持って行きたくなる。でも、外付けマイクがある程度小さければ、これら全部、ビジネスバッグ程度の入れ物に収まる、し、“担ぐ”ってほどまで重くならない。ていうか軽い。じゃあ……すげぇシッカリしたマイクも使いたいじゃないですか!! とか思ってしまった次第だ。

 R-09の内蔵マイクはシッカリしてるので、フツーに自分の周囲の環境音録るなら、外付けマイクは要らないかもしんない。が、ちょっと遠くの音をクリアに録るなら、例えばガンマイクが欲しくなるところ。……しかし、ガンマイクってフツーはモノラルなんですな。ま、20メートル先の音をステレオで録ってもアレなんで、モノラルでいいと言える。

 ただ、後で他の音声とミキシングするほとでもない、とか、時にはステレオで身の回りの音とともにも録りたい、とか思ったら、……ガンマイクと内蔵マイク(もしくは外付けステレオマイク)を使い分けるのかナ!? でもR-09はステレオ録音なんだし、録っておくんなら最初からステレオで……。などと、いろいろ考えたりする。

 じゃあアレかな、ステレオで録れるガンマイクで、しかも周囲の音まで拾えるようなガンマイクを使えば……つーかそんなマイクなさそ~、と思った。が、あった。オーディオテクニカのAT835STというショットガン・マイクロフォンだ。

 コレ、どうも、スイッチ切替で、ガンマイク用途、ガンマイク+ステレオマイク用途、ステレオマイク用途、として切り替えて使えるっぽい。でも業務用っぽい価格であった。しかし、AT835STとR-09を組み合わせると、かな~りオールマイティな録音ができちゃうような気がしてきた!! これは買うしか!!

 と思ったが、あーこのマイク、なんか電源がファンタムみたいですな。電池とかじゃ動かなくて、レコーダやミキサーから電源を供給されて動作するタイプのマイクのようだ。なので、R-09でコレを使おうと思ったら、別途ファンタム電源を供給する機材が必要になる。じゃあ、どうせならフィールドミキサーとR-09とAT835STを組み合わせて……と一瞬思ったが、なんかどんどん機材増えて出費もヤケに増えて本末転倒な気がしてきた。

 でも、そういうコトまでニヤニヤ考えることができたりするのも含めて愉快なR-09なのであった。

どっちにしようか検証用ヘッドホン

どっちにしようか検証用ヘッドホン

2006年4月28日 09:00

 最近ポータブルオーディオプレーヤーづいている俺だが、仕事用&趣味用にヘッドホンを新調しようかと思いまして。

 ステレオイヤホンはいろいろと使っていて、例えばSHUREのE5cE4cをはじめ多々持っているが、室内で使ったりポータブルオーディオプレーヤーの音質を比べたりする場合は、ん~、ヘッドホンの方が“使いやすい”とか感じる。音質云々以前に、耳への装着がラクなので聴き比べの際に疲れない。

 さておき、ハテ、どういうヘッドホンがいいかなぁとか考えてみたところ、というか手持ちのヘッドホン(主にAKGとパナソニック)を考えるにつけて、今度は別方向のものを、と思った。メーカーや機種によってけっこー音質変わるんで、なるべくいろいろなメーカーのを試したいなぁ、と。

 で、結局候補に挙げたのが、ソニーの2機種。ひとつは最近発売になったMDR-Z900HD。もうひとつはオーディオファンにも評価の高いMDR-SA5000。両機種とも、どちらかと言えばSACDやDVD-Audio向け、あるいはスタジオ等業務向けヘッドホンだが、音質の評価も高いし興味津々。

 ナマの耳には聞こえるわきゃねぇと思われる80kHzとか110kHzとかが再生できるってどーゆー感じなの? という興味とともにSACDにも手を出そうと思ったが、しかし、これらヘッドホン、どちらもけっこーなお値段である。一瞬、両方のヘッドホン化ってSACD環境も構築して聴き比べっ!! などと思ったものの、そーゆーコトは全然本業でもないので無理無理無理無理あり得なぁ~い(金額的にも装置的にも)と思った。

 さておき、どちらかを買ってみたいフィーリングであり、今後もーちょっと悩む予定だ。で、どちらか買ったあかつきには、ケンウッドのアレと東芝のソレとアップルのコレの音質を聴き比べて疲れてどーでも良くなったりしていきたい!!

東芝gigabeat S60Vをポチっ!!

東芝gigabeat S60Vをポチっ!!

2006年4月24日 09:00

 ケンウッドのHDD型ポータブルオーディオプレーヤーことHD30GA9の音に驚いて悩んみ、くわッ!! と思わず購入した拙者なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパクトで驚いたんですけど、さておき、今度は東芝からgigabeat Sシリーズが発売になるとのこと。

 ポータブルオーディオプレーヤーというと、MP3を始めとする圧縮音声を再生する音楽プレイヤーとなりますな。で、ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sシリーズにおいて、ひとつの大きな“売り”となっているのが、この圧縮音声をより高音質(だと感じられるように)再生する機能だ。

 例えばMP3の場合、最近とくによく言われていることだが、原音からMP3へと音声を変換(エンコード)するときに、高音部分を大幅に減らしてしまう。人間の耳では判断しづらい高音部分の情報を減らすことにより、原音をなるべく損なわずに音声をよりコンパクトに圧縮しているらしい。……ただ、やはり高音部分の情報が減らされてしまうので、例えば同じ曲を音楽CD(非圧縮状態)とMP3(非可逆圧縮状態)でよく聴き比べると、その違いがわかってしまう。

 ケンウッドのHD30GA9や東芝のgigabeat Sの場合、その方法は違うが、前述の“MP3へのエンコード時に失われてしまった高音部分を補う機能”を持っている。どういうシクミだかよく知らないっスけど、主に大幅削減されてしまった高音部分を元のそれに近づけるカタチで復活させる。

 ケンウッドのHD30GA9に限って言えば、この高音部分復活が、けっこー驚けてしまうレベルで行われている。MP3、高音復活状態のMP3、音楽CD、と聴き比べると、あらまホント!! MP3<高音復活状態のMP3≒音楽CD、みたいな感じで音質が良くなっているフィーリング。単なるイコライザとは違う、自然な音質復元(!?)が行なわれている感じなのだ。ま、曲や元のMP3データによっても“効き”が違うんですけどネ。

 でまあ、そういう驚きを体験してケンウッドのHD30GA9を買った俺なんですけど、まだ箱開けてないんですけど、箱がコンパ(以下同文)、さておき、こうなるとやっぱりiPodとケンウッドのHD30GA9を聴き比べてみるに決まってるじゃないですか。さらに東芝のgigabeat Sシリーズの音も聴いてみたいじゃないですか!! ってコトで東芝のgigabeat S60Vを「ポチッ!!」とするじゃないですか!! でしょ!? ね!? そうしますよね!! ……しねぇか普通は。

 てな感じでポータブルオーディオプレーヤーづいている最近の拙者なのであった。

クルマでiPodをiPodらしく使える!?

クルマでiPodをiPodらしく使える!?

2006年4月3日 09:00

 拙者のクルマにはナビ兼オーディオとしてパイオニアのサイバーナビAVIC-ZH900MDを超激搭載している。あ、バージョンアップして、機能をAVIC-ZZH990MD相当にしております。

 さておき、最近iPod(第五世代)を使っており、何だかんだでiPodはやっぱり便利なのであり、60GBなので音楽も多量に入るのであり、これをクルマで使いたいと考えた。前述のAVIC-ZH900MDにはAUX入力があるので、iPodからの音をカーオーディオに入力できる。んだが、こんなのがあると知ったら使いたいじゃないですか!! メーカー価格で税込10,500円なら買うじゃないですか!! そして買って使ってみたら……イマイチじゃないですか!! 悲しいじゃないですか!!

 イマイチだったのは、iPodの操作性がやっぱりなくなっちゃう点。カーオーディオからiPodを制御できるので、カーオーディオユーザー的観点からはちょっと便利であり、iPodを充電しつつ高音質で再生できて良いのだが、iPod内の多量の曲をカーオーディオから検索していくのは、やっぱりちょいと違和感が残る。

 そんなところへ、このニュース。ハーマンインターナショナルから、iPodの操作性をそのまま生かせるっぽいカーオーディオ用iPodアダプタが出てくる。drive+playという製品ですな。

 drive+playを使うと、カーオーディオとiPodをFMトランスミッタ経由もしくはライン接続でつなげられる。別途AUX端子もあり、iPod以外の外部オーディオ機器もつなげられるようだ。特徴的なのがコントローラー部分で、これを使うと“5個のボタンと回転リングにより、クリックホイールと同様の操作でiPodのコントロールが可能”になるらしい。

 これスゲく良さそう。ていうかAUX入力のあるカーオーディオ使ってるんなら、iPodを直接そのカーオーディオに繋いでiPodを操作すればいいんですけどね。でも、前述のイマイチなアダプタを使って残念感および残尿感および残響音を感じている俺としては、このdrive+playに強い魅力を感じる。

 だが、気になる点がいくつか。現在はdrive+playの製品紹介ページに細かな情報が掲載されているが、発表直後は細かいコトはわからなかった。ので、ハーマンインターナショナルのお問合せ窓口に電話してみた。日本語表示はちゃんと出るのか、みたいなコトを(ちゃんと出るそうです、けど、英語表示時よりフォントサイズが大きくなるそうです)。

 そしたらですね、窓口の人がめちゃイイ人でですね、拙者とかその人の人柄でこのdrive+playを買う気になっちゃったりしましたよええ。ハーマンはJBLとかAKGとかいったスタジオ系ピュアオーディオ系の高級品扱っているから、窓口の方も非常に紳士的なんだなぁとは思ったが、それ以上に、単なる好奇心野郎からの一本の問い合わせ電話にそこまで丁寧かつ的確かつ親切に対応してくださったっつーコトに、久々に心が潤った気分。

 最近のメーカー窓口等の印象は、どこも悪くナイっつーかイイんですけどね一昔前と比べたら。どこも心象が良い。のだが、その人間味から買う気にさせられたっつーのは、ホントに久々である。

 商売ってそーゆーモンなのかもしんない。

 20万円パソコン買う気満々状態が店員の一言で消え失せることもあれば、興味本位を買う気モードに昇華させる対応もあるんだなぁ、と。これは、技術だなぁ、と。

これは良さそう!! ソニーの新型Hi-MD

これは良さそう!! ソニーの新型Hi-MD

2006年3月31日 09:00

 何を隠そうけっこーMD好きな拙者。いちばん最近購入したMD関連製品は、ソニーのMDウォークマンMZ-RH10で、リニアPCM録音できたりPCにその音声をWAVファイルとして保存できたりする。もちろん従来的なMDウォークマンとしても使える。

 で、先日、このMZ-RH10の後継機と思わしき新型ことMZ-RH1が発表された。プレスリリース製品情報を調べてみると……んーむ、MZ-RH10よりもさらにリニアPCM録音を意識しつつパソコンとの(連携における垣根を取り払う方向で)接続性を高めた新機種って感じ。

 例えば前の機種(!?)であるMZ-RH10は、アナログ入力(マイク等)からのリニアPCM録音(つまり音声を非圧縮でデジタル録音)しかできなかった。が、新しいMZ-RH1はアナログ入力に加えて光入力(オプティカル)でも録音できるっぽい。音楽CDから光ケーブル録音とか、パソコンから転送(恐らくリニアPCMで)とか書いてありますヨ!! 日本の電気製品業界および音楽業界的にアリなのかーッ!? プチ台湾メーカーっぽい心意気なのかーッ!? でもユーザーとしては(←既に買うつもり)非常に利便性が高まりまくって嬉しいッ!!

 あと手持ちの音楽入りMD(自分で録音したもの)をパソコンに転送しつつ、タイトル等のデータを付加させることもできるっぽい。パソコン上の音楽に曲データを付けるってコトは、確か前の(!?)SonicStage(音楽をMDに転送したり曲を管理したりするソニー謹製ソフト)でもできたような気がしなくもないが、今回は古いMDの曲をパソコン上に曲名等データを付加したうえサルベージできるってのがグレイト。

 なんか、前のMZ-RH10の時もそうだったが、MZ-RH1についても、ソニーはどんどん太っ腹っになっているというか心が広くなっているというか頑固さがなくなっているというか、ユーザー的に有り難い仕様のハードウェアをガンガン出してきている気がする。

 そっかー。録再型ポータブルMDであり、不便なくしてリニアPCM録音ができ、MP3も再生でき、音楽CDの音声を非圧縮状態のままMDに入れて聴けたりもする。

 ちなみに店頭予想価格は4万円前後らしい。例によってソニースタイル限定カラーのモデル(ブラック)もあるようだ……イヤ~ン!! ブラックかっこいー!! 欲しぇーッ!!