スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日の取材時にインプレスの中の人が使っていたSwitchEasyの「CoverBuddy for iPad Pro」。iPad Pro用の背面保護ハードジャケットなんですけど、イイ感じの位置にApple Pencilホルダーが付いていました。興味津々状態で軽く触らせてもらったら、コレが超イイ感じ♪ なので帰宅後速攻で購入しました。ネット通販で3200円くらいでした。

 早速iPad Proに装着。極薄で軽めのハードジャケットで、装着感は上々。ただ、Lightningコネクタ部に小さなバリがありました。まあ一瞬で削れましたが。なお、ジャケット装着状態でも各コネクタやボタンなどインターフェースにアクセスできます。カメラやスピーカーも塞がれません。

 そしてApple Pencilをセット。写真のように、背面にApple Pencilホルダーを装着でき、そこに差し込める感じですな。ほどよい強さでホールドされ、不意に抜け落ちることはまずないでしょう。なお、不使用時はApple Pencilホルダーを外し、付属のプレートを装着すれば、出っ張りのないハードジャケットになります。

 あとこのホルダー、Apple Pencilのキャップ部分を一時的に保持しておくことができます。ホルダー中央にキャップをカチッと装着できる感じ。ちょっとした機能ですが、Apple Pencil充電時に小気味良く役立ってくれます。ナイス♪

 それから、このホルダーはApple Pencilを差し込んでいる状態だと、まずハードジャケットから外れることはありません。ので、iPad Proを手に持つときの「取っ掛かり」として実用的。iPad Proを安定的に持って使うにも適していると思います。

 全体的にとてもイイです。使いやすいし、シンプル。Apple Pencilを多用するなら、ぜひチェックしてみてください。

SwitchEasyの「CoverBuddy for iPad Pro 」。iPad Proの背面を保護するハードジャケットですが、Apple Pencilホルダーを備えています。ホルダーは脱着可能です。
ホルダーはiPad Proの右側背面にあります。手書き時にはほどよい角度のスタンドとしても機能します。iPad Proを持つときの取っ掛かりにも。シンプル&実用的です。
うかちゃんは猫だからApple Pencilを持てません。ぼぼぼ、ぼくは猫なのでApple Pencilのキャップで遊んでキャップを紛失してみたい。ニャニャニャ。ニャ。みたいな。
フィルムスキャナ発掘~アッサリ復活♪

 去年の年末に片付けをしていたら、10年以上前のフィルムスキャナが出てきました。しかも2台。ご丁寧にシッカリと梱包されていて、とてもキレイな状態です。出てきたのは、 ニコンの「SUPER COOLSCAN 5000 ED」と、エプソンの「マルチフォトスキャナF-3200」です。

 どちらも2004年の年末頃に「アナログ写真をデジタル化しよう!」と考えて導入したもの、と記憶しております。が、実際にスキャンを開始したら、アレコレと時間がかかるので「今回はここまでで、残りの作業は近未来の俺に委ねよう」とか思って全部先送りにし……たまま、10年以上経ってしまいましたとさ、めでたしめでたし。

 もしかしたら、今でも使える? と思いましたが、そもそもドライバが古く、古いOSも手元になく、既にメーカーのソフトウェアアップデートもサポートも行われていません。ダメモトでMac OSに付属ドライバをインストールしようとしましたが、完全にダメでした。

 でも、どちらもなかなか高性能なスキャナです。とくにニコンのは。このまま捨てるのモッタイナイ~。

 そう考えて軽く「復活方法」を模索&検索してみたら、すぐに対応ソフトが見つかりました。「VueScan Scanner Software」です。なんと「2800種類以上のスキャナに対応」しています。Windows版、Mac版、Linux版があります。

 フリートライアルのMac OS X版をインストールしてみたら、上記2機種のスキャナがアッサリと復活しました。定番ソフトのようで、検索してみるとユーザーによる使いこなし情報も発見できます。

 でも、手持ちのネガやポジのフィルムを全部スキャンする気にはなれません。かなりの量なので、絞り込んで「アナログ写真のデジタル化」を進めたいと思います。フィルムを見て、デジタル化したいものだけスキャン、てな感じ。

 しかし、面倒なのがネガフィルムのチェック。色調反転&オレンジ色ベースがあるので、肉眼では何が写っているのかよくわかりません。上記ソフトでプレビューすればいいわけですが、それもかなり面倒。何か「ネガフィルム上の画像を手早くチェックできる方法」はないのかな~、と、現在あれこれ模索中です。

ニコンの「SUPER COOLSCAN 5000 ED」(左)と、エプソンの「マルチフォトスキャナF-3200」(右)。どちらも2004年に購入したスキャナです。
対応機種2800以上のスキャニングソフト「VueScan Scanner Software」。スタンダード版が39.95ドル、プロフェッショナル版が79.95ドルです。
うかちゃんもフィルムのニオイを嗅ぎたいニャ。ぼぼぼ、ぼくもフィルムのニオイを嗅いでから猫缶とシーバを食べたい。ニャ。ニャニャ。みたいな。
アップルペンシルの電池残量と磁力

 サイッコーに便利な「Apple Pencil」ですが、電池残量が確認できないのが残念……と思っていたら、通知表示から確認できました。メーカーサイトにも「Apple Pencil の充電残量は、iPad Pro の通知画面の「今日」表示で確認できます」と明記されています。画面を上から下にスワイプし、右上の「ウィジェット」をタップすればOK。

 あと、Apple Pencilって全然使っていなくてもけっこー電池を消費してません? 気のせい!? まあiPad ProのLightningコネクタにつなげば充電(15秒の充電で30分使える)できるので大した問題ではないんですが。あ。Lightningコネクタからの充電時、上記のバッテリー残量表示を見ていると、ミョーに高速に充電されていくことがわかって面白かったりもします。

 あとあと、Apple Pencilコロコロ転がって定位置がないのが残念……と思っていたんですが、iPad Proに磁力で軽く吸着しますなコレ。吸着する位置は、iPad Proを横置きしたときの、左右の画面わきです。Apple Pencilを「一時的に転がらないように置いておく」のに使えます。ただ、吸着力はそーんなに強くありませんので、Apple Pencilの落下にご注意を。

 ちなみに、画面わきの上下にも弱く吸着します。ただ、そこへの吸着力はかなり弱いです。とくに画面わき上への吸着力は「わずか」という感じ。

 あとあとあと、「iPad Pro Smart Cover」にもApple Pencilが磁力で吸着します。吸着可能な位置は、iPad Proに吸着するヒンジ部ではないほうの、長辺の端近く。前述の画面わきへの吸着よりは強く吸着しますので、Apple Pencilが落下する心配も少ないです。

 しかしまあApple PencilとiPad Proの組合せ、使えば使うほど「凄いなコレ」と思わされますな。あれほど多用していた「iPad Air 2」の使用頻度がガタ落ちです。

Apple Pencilのバッテリー残量はiPad Proの通知表示で確認できます。iPad ProからApple Pencilへの充電時、バッテリー残量パーセンテージを眺めているとちょっと愉快です。
iPad Proの画面フチ付近には、磁力によりApple Pencilが軽く吸着します。iPad Pro Smart Coverの長辺端付近には、やや強めにApple Pencilが吸着してくれて、なかなか便利。
うかちゃんの毛は静電気でiPad Proに吸着しますけど。ぼぼぼ、ぼくの毛は静電気でMac Proに吸着しまくりなのでシーバとササミをくニャさい。ニャ。ニャニャ。みたいな。
良さゲな4Kディスプレイを購入♪

 AV Watchのこのニュースを読んで「むむむっ!」と。アイ・オー・データ機器から40型の4Kディスプレイが発売されるらしいです。「LCD-M4K401XVB」という機種です。

 現在、Mac Pro(Late 2013)にEIZO製4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」をつないで使用中。31.5型の4Kディスプレイなんですけど、最大解像度の3840×2160ドットで表示させるとUIや文字が小さくて若干キビシイ感じ。なので、3008×1692ドットで使用中です。

 でもやっぱり、4Kディスプレイの最大解像度で使いたいナ~。40型くらいの4Kディスプレイが出ないかナ~、と思っていたら上記のニュース。数時間悩んだ結果、「LCD-M4K401XVB」を予約注文しました。たぶんイイ感じに使える……ハズ。

 ……というか、このサイズの4Kディスプレイを待っていた人って意外に多いんじゃないでしょうか? PC向け4Kディスプレイで40インチ前後のものは、他に2機種くらいありますが、入力端子や表示のスペックに今ひとつコナレ感がなかったりしますな。

 4KテレビをPC用ディスプレイとして使う手もあります。が、PC向けの入力端子が微妙に中途半端だったり、あと実際探すと40インチ前後だと選択肢が少なかったり、ミョーに買いにくかったですよね。

 アイ・オー・データ機器の「LCD-M4K401XVB」の場合、40型(可視領域は39.5型)でフル解像度で表示するには大きすぎず小さすぎず良さそう。入力端子もまずまず豊富で、4K/60Hz(60p)にも対応していて汎用性が高そうです。仕様を見ると音声入出力のトコロに「スピーカー 6W+6W(ステレオ)」ってあるんですが、スピーカー内蔵? スピーカー用の端子? モノが来たら鋭意確認します。

 けど、なんかショップの発売日をチェックすると、2015年末~2016年頭に発売っぽいですな。もーちょっと待つ必要がありそうです。でもワクワク。大期待です。

アイ・オー・データ機器の「LCD-M4K401XVB」。PCとの接続を念頭に置いたっぽい仕様の4Kディスプレイです。PC向けでこのサイズで4Kって、けっこー少ないですな。
入力端子もまずまず豊富。4K/60p対応というあたりもイイ感じ。テレビ的な性能も充実している感じなので、ビデオレコーダーもつないだりしてみようかな、とか考え中。
うかちゃんは画面で爪研ぎをしてみたいです。ぼぼぼ、ぼくも画面で爪研ぎをしてみたいけど、キーボードでも爪研ぎをしたいので猫缶をください。ニャ。ニャ。みたいな。
以前多用したリムーバブルHDDケースを再活用

 WindowsデスクトップPCには、2.5インチのリムーバブルドライブベイを内蔵して使っていました。そこに、ときにはデータ用HDDを入れたり、ときにはバックアップ用HDDを入れたり。手軽に挿抜OK。なかなか便利なリムーバブルHDDでした。モノは、ラトックシステムの「SA25シリーズ」です。

 常用コンピュータ環境をMac Proに移してから、ThunderboltのRAID HDDドライブを外付けしたこともあり、上記のリムーバブルHDDは全然使っていませんでした。が、「あっそうだアレ、USB3.0のドライブとしても使えるんだった」と思い出したので活用開始。

 ラトックシステムの「SA25シリーズ」で、2.5インチHDDを入れるトレイのうち「SA25-TR1-U3BK」は単体でUSB3.0接続HDDとして使えるんです。今時的2.5インチHDDケースとしては割高ですが、PCとのSATA接続まで考慮したら便利な製品ですな。

 てなわけで、このトレイに大容量方面の2.5インチHDDを詰め、MacBookのバックアップディスクとして使ったり、さらにThunderbolt RAID HDDドライブのバックアップを取ったりしています。このThunderboltのRAID HDDドライブは、Mac ProのTime Machine保存先となっています。これをさらにバックアップすることで(たぶん使うことはないと思うんですが)安心感をUPさせております。

 しかしこのトレイ。改めて見るとなかなか使い勝手がイイです。2.5インチHDDの出し入れが容易だし、周囲がアルミなので放熱性も悪くなさそう。ただ、机上ではやや滑りやすいので、下面にスリーエム(3M)ジャパンの「落下抑制テープ[書棚用] GNシリーズ」を貼って滑り止め材として使っています。

ラトックシステムの「SA25-TR1-U3BK」。2.5インチ(厚さ9.5mmまで)のSATA HDDを入れられるHDDトレイです。本来はリムーバブルドライブとして使うためのトレイですな。フタは工具なしで脱着できます。HDDはネジ止めなどする必要はなく、手軽に挿抜できます。
付属のケーブルを使えばUSB3.0接続のHDDドライブとして使えます。USB3.0接続時はバスパワーで動作します(ACアダプタなどは不要です)。コンパクト&シンプルでイイ感じ♪ SATA接続にも対応しています。
スリーエムジャパンの「落下抑制テープ[書棚用] GNシリーズ」。テープ幅は25mmで、長さは1.8m(GN-180)と9m(GN-900)があります。税別メーカー価格は、前者が1020円、後者が4400円です。
テープの厚みは0.3mmです。超薄でゴムっぽい弾力があります。HDDケース裏に貼ってもあまり嵩張りませんが、滑り止め効果があります。僅かながらですけど、耐衝撃性も高まるように感じられます。
バックニャップってニャにかしら? コピーしたりするらしい。うかちゃんは猫なのでコピーに関心はありません。ぼぼぼ、ぼくも猫でコピーには関心がないので撫でてくニャさい。ニャ。ニャ。的な。
チューブと磁石で「細いモノ」を保持

 ネオジム磁石と熱収縮チューブが大好きなワタクシ。ネオジム磁石はヒッジョーに強い磁力を持つ磁石で、注意して扱わないと皮膚を挟むなどして怪我の原因になったりもします。が、小さくても十分強い磁力を発揮しますので、磁石としてより幅広く活用できます。熱収縮チューブは先日のエントリでご説明したとおりですな。

 ワタクシの場合、透明の熱収縮チューブを使い、小さなネオジム磁石を細めのツール類やペンに装着しています。こうしておくと、ツール類やペンなど細いモノを、たとえばスチール棚などにペタリと吸着して保持させておけます。多用する道具類を、すぐ手が届くところにチョイと吸着保持させておくと、ヒッジョーに便利です。

 以前は熱収縮チューブではなく、強力接着剤を使って、ツールやペンにネオジム磁石を接着していました。が、それだと接着が面倒で、注意深く接着しないと仕上がりが汚いなど、若干のイマイチ感が。熱収縮チューブだと手軽に取り付けでき、仕上がりもまあフツーにキレイになります。ので、(細いモノに限られますが)熱収縮チューブのを使ったほうが便利かな、と。

 ただ、当然ですが、磁化しちゃダメなツールにはネオジム磁石はもちろん磁石をくっつけても近づけてもいけません。うっかり磁石をくっつけてしまってた「帯磁」したツールは、「消磁器」を使えば磁力を消せます(完全に消磁できない場合もあります)。

 もうひとつ、ネオジム磁石は加熱すると磁力が弱くなり、さらに磁力が失われる(磁力がなくなる温度が約310~340度である)ことにも要注意です。熱収縮チューブは100度以上に加熱すると収縮するものが多く、この温度はネオジム磁石の若干の磁力低下を招きます。まあ、熱収縮チューブを縮める程度の、短時間かつ比較的に低温での加熱なら大きな影響は出ないと思いますが、一応「ネオジム磁石は加熱しちゃダメ」と考えて扱いましょう。

透明の熱収縮チューブを使い、細身のカッターナイフにネオジム磁石を装着。色付き熱収縮チューブでもイイんですが、透明のほうが存在感がなくていいかな、と。
磁石と合体したカッターナイフは、このようにスチール棚などに吸着して保持しておけます。多用するツールが手の届く位置にあり、すぐ手に取れるのは便利です。
うかちゃんの鋭い爪を使えばカーテンに張り付くこともできるのよ。ぼぼぼ、ぼくもできるけど破れちゃうからしないのでシーバをくニャさい。ニャ。ニャ。的な。
何かと便利な熱収縮チューブ

 好きっていうか便利に使えていて気に入っている電器部品っていうか電器部材の「熱収縮チューブ」。「スミチューブ」と呼ばれる住友電工製が有名で、このため、熱収縮チューブ全般のことをスミチューブと言ったりもします。調べてみたら、ヘラマンタイトン製のものは「ヘラチューブ」じゃなくて「ヘラシュリンク」だそうです。

 熱収縮チューブは、電線のつなぎ目の絶縁や保護とか、コネクタと電線のつなぎ目の絶縁や保護などに多用される「熱すると細く縮むチューブ」です。チューブ内に通した電線など対象を、チューブがキュッとシュリンク&ラップする、みたいな。何かと便利なので多用しています。

 たとえば「ケーブルを見分けるため」に使っています。どちらがプラスかどちらがマイナスかを見分けるためなどですな。ケーブルのプラス側に赤い熱収縮チューブを装着しておけば、一見して極性を見分けられて便利です。

 先日は熱収縮チューブを「USBケーブル分類」のために使いました。充電専用とかリバーシブル端子などのUSBケーブルなどを購入したので、ドレがドレだっけ? 的な状態に。これを解消するために熱収縮チューブを使って色分けしました。なかなか便利。

 ただ、熱収縮チューブは文字通り熱により収縮させるチューブです。通常はヒートガンの熱風を当てたり、炎で軽くあぶったり、ハンダごてを近づけて収縮させる人もいます。ともかく、かなり熱することになりますので、加熱時には火傷などに十分注意してください。また、チューブに通したケーブルなど対象を溶かしちゃった! 的な加熱ミスにもご注意を。

 なお、熱収縮チューブは用途や目的により素材や収縮率など特性から選ぶのがいいんですが、電気と関係ないちょっとした用途で使うなら何でもOKかも。素材や収縮率には大してこだわらないという場合、ネット通販で買いやすい値段の「熱収縮チューブのセット」が多々見つかります。

 ワタクシが最近買ったのは、Summitlinkの「328個 熱収縮チューブ 5色 8サイズ チュービング ラップ スリーブ セット コンボ」。328本の熱収縮チューブのセットで、Amazonで1106円でした。直径は1mm/2mm/3mm/4mm/6mm/8mm/10mm/14mmのものが入っています。8mm/10mm/14mmが長さ8cm、他は長さ4cmのようです。色は、赤/黄/黒/緑/青ですが、直径によって含まれる色が違ったりして若干統一性がありません。でも1セットあるとイロイロと汎用できると思います。

USBケーブルのコネクタ部に赤い熱収縮チューブを装着しました。赤いコネクタは充電専用USBケーブル、としてみました。パッと見分けられてなかなか便利です。
若干ムダに、充電専用USBケーブルが増えてしまいました。ともあれ、全部、その端子に赤い熱収縮チューブを装着。なんか色味が揃ってけっこーキレイですな。
リバーシブルの端子を持つUSBケーブルは、リバーシブルの端子のみに黄色の熱収縮チューブを装着しました。これは両端子がリバーシブルのUSBケーブルです。
Summitlinkの「328個 熱収縮チューブ 5色 8サイズ チュービング ラップ スリーブ セット コンボ」。細いモノの色分け見分けに便利。サラリとした仕上がりです。
太めのものは8cm、細めのものは4cmの長さです。電気コードに使うには便利な長さになっていてカットの手間ナシかも。ちなみに、ハサミでサクッと切れます。
うかちゃんは猫だから熱いのは嫌いですよ。ぼぼぼ、ぼくも猫なので熱いのは嫌いだけど猫缶とシーバとヒモと昼寝が好きです。ニャニャニャ。ニャ。みたいな。
アッサリ蘇った「IBM Space Saver」!

 先日片付けものをしていたら出てきた往年のキーボード。モノは、IBMの「IBM Model M Space Saver 1393278」です。2000年頃から何年もの間「超愛用してきたテンキーレスキーボード」です。リンク先に使用感が書いてありますが、現在タイプしてみても非常にイイ感じ。キーは重めなんですが、すぐ慣れ、慣れるとキーと指が一体化する感じで、流れるようなタッチタイピングができたりします。

 コレ、死蔵していたんですが、やっぱり格別に良い打鍵感。PS/2接続のキーボードなので、現在の(PS/2ポートがない)パソコンにはつながりません。以前、コレをUSB接続化して使おうと思いましたが、そのとき使ったPS/2-USBアダプタが全然動作せず諦めた記憶があります。……最近ではもっと調子良く動くPS/2-USBアダプタがあるのかな?

 そう思って調べたら、なんか「SpaceSaverでも動きました!」的なコメントが付いたPS/2-USBアダプタを発見。試しに購入。ツイデに他のも購入。もーしかしたら、この最高にイイけど現在死蔵中のスペースセーバー様が蘇るかも、的な期待とともに。

 購入したPS/2-USBアダプタは、ルートアールの「USB-PS/2 変換ケーブル RC-U2MK」と、TFTECの「変換名人 USB-PS2変換(2ポートタイプ)USB-PS2」です。早速これらを使い、スペースセーバーとMac Proをつないでみました(Windowsマシンは稼働中のマシンがないので試せませんでした)。

 すると! アッサリ一発で認識! どちらのPS/2-USBアダプタでもOKでした。「IBM Model M Space Saver 1393278」がスコーンと蘇っちゃいました♪ マジか!

 死蔵していたスペースセーバーが出てきたとき、ツイデに、上記の「以前に動かなかったPS/2-USBアダプタ」も出てきました。モノはデジタルストリームの「PS/2 to USB Active Adapter DS068001A-DG」です。これも試してみましたが、あらま以前はWindowsマシンに接続して全然ダメだったのに、今度はMac Proでアッサリ接続成功!

 3機種それぞれのPS/2-USBアダプタで、スペースセーバーから一通りの文字入力ができました。まだ細かくは試していないので「ここが問題」という点が出てくるかもしれませんが、ん~、なんかこのままフツーに使えちゃいそうな予感です♪

 ……でも、どうしましょうどうしましょう? スペースセーバーをMac用キーボードとして使っちゃおうかしら~、的なムズムズが大発生してしまいました。

ルートアールの「USB-PS/2 変換ケーブル RC-U2MK」。Amazonにて770円でした。マウスは接続せず、キーボードだけ接続して、アッサリと使えました。
TFTECの「変換名人 USB-PS2変換(2ポートタイプ)USB-PS2」。Amazonにて440円でした。これもルートアールのPS/2-USBアダプタ同様に使えました。
コレはデジタルストリームの「PS/2 to USB Active Adapter DS068001A-DG」。10年くらい前に買ったアダプタですが、シッカリと使えてしまいました♪
IBMの「IBM Model M Space Saver 1393278」。「Space Saver Keyboard」とは時代も機能も打鍵感も違う、かなりゴツくて重い往年のキーボードです。
Mac OS X 上で認識されたスペースセーバー。キーバインドの変更をOS標準の機能で行えます。少々の設定で原稿が書けるレベルにカスタマイズできました。
ガチャガチャいってると思ったらまたキーボードね。ぼぼぼ、ぼくはガチャガチャされると眠気が消えるので猫缶をくニャさい。ニャニャ。ニャニャ。的な。
USBのAもBもリバーシブルっ♪

 AmazonでUSBケーブルを漁っていて見つけたんですが、最近ではUSBケーブルのPC側端子も機器側端子もリバーシブルというケーブルがあるんですな~。便利そうなので買ってみました。

 で、使ってみたら、予想を遙かに超えて物凄く便利♪ たとえばUSB充電時、USB-ACアダプタ側も、充電される機器側も、端子の表裏というか向きを無視してUSBコネクタを挿抜できます。コネクタ形状を確認しつつ正しい向きで挿す、という小さな一手間が不要になるだけですが、何なんだこのラクさは! と、空を見上げて深呼吸したくなるような開放感があります。

 iOSデバイスで使われているLightningコネクタはどちらの向きで挿してもOKですが、このケーブルでもPCのUSB端子やUSB-ACアダプタに挿す側は、向きがあります。「そういう煩雑さを解消するアダプタ」もあります……が、もしかしてUSBコネクタがリバーシブルのUSB-Lightningケーブルって既にありまくり?

 と思ってAmazonを探してみたら、けっこーありまくりでした。そして購入。使ってみたら、やっぱりこれも超便利~♪ これからリバーシブルなケーブルばっかり買おう! とか思い至りました。

 ちなみに、ワタクシが買ったリバーシブルなケーブルは、USB-USBケーブルがSHz.101(ワンオーワン)の「両側とも 表裏 を気にせず挿せる リバーシブル USB MicroUSBケーブル」。USB-LightningケーブルがAdam Elementsの「Adam Elements [Apple MFi 認証] 1.2mリバーシブル ライトニング USBフラットケーブル 充電ケーブル」です。

両端子リバーシブルのUSB-USBケーブルです。PC側(USB A オス)も機器側(USB マイクロ B オス)も、向きを気にすることなく挿抜できて非常に快適です。
USB端子がリバーシブルのUSB-Lightningケーブルです。Lightningコネクタはもともと向きがないので、こちらも両端子リバーシブル。これまた非常に快適です。
うかちゃんは向きがあるので裏返しにすると困るの。ぼぼぼ、ぼくも向きがあるけど裏返しにするとゴロゴロ言うから猫缶をくニャさい。ニャ。ニャ。みたいな。
イイ感じのMac用キーボードを購入♪

 より快適に使えるMac用のキーボードを探し中のワタクシ。条件は、US配列であることやテンキーレスであること。これを基本に探し、イロイロと試しております。これまでの顛末は、スタパトロニクスの11月16日更新分にて詳しく書きましたので、そちらを。

 それで、イイのを発見しました。Matiasの「Mini Tactile Pro Keyboard for Mac」というテンキーレスでUS配列のMac用キーボードです。Mac用のキーボードをアレコレ調べていたら、このキーボードの評判がわりとイイので購入してみました。日本国内では流通しておらず、上記リンク先の直販にて購入しました。送料等々合計で144.95USドルでした。日本円だと1万8000円弱?

 ちなみに、Matiasはカナダのメーカーのようですが、直販サイトから購入すると、商品は台湾から出荷されるようです。ワタクシの場合、注文から6日目で商品が到着しました。

 到着後、「Mini Tactile Pro Keyboard for Mac」をサクッとMacにつないでタイプし始めたんですが、かなり驚きました。イキナリ一発目から「快適さを伴ったタッチタイピングができた」のです。新しいキーボードを使い始めると、まあ多かれ少なかれ「慣れるまでの時間」がかかるわけですが、このキーボードにはその時間が全然かかりませんでした。こういうキーボードには、なかなか遭遇できません。

 てなわけで、ワタクシ的には「かなりの当たりを引いた!」という感じですが、結論はもう少し使い込んでから出そうと思います。なお、このキーボードのキースイッチはMatias社のメカニカル式。軽快かつクリック感のある打鍵感は良好ですが、フツーに考えたら「かなりウルサイ」です。しかもけっこー高音を伴う打鍵音。オフィスで使うと白い目で見られるどころか、使用を禁じられるかもしれませんので、「買おうかナ」と思ったりした方はご注意を。

Matiasの「Mini Tactile Pro Keyboard for Mac」。US配列のMac用テンキーレスキーボードです。MacとはUSB接続で、USBハブ機能(USB 2.0×3ポート)も備えています。
キー配列はまあまあフツーのUS配列です。ただ、[Option]キーや[Option]+[Shift]キーと同時押しすると入力できる文字のシンボルが刻印されてい、やや賑やかです。
キートップは指にフィットするスカルプチャーキートップなのよ。しかもキートップの文字がレーザー刻印なので猫缶とシーバをください。ニャニャニャ。ニャニャ。みたいな。
「Mac Pro」を乗せる金属台座的なモノを使用開始

 Macに時々つなげて使う「Apple USB SuperDrive」。CDやDVDなどのメディアはほとんど使わなくなったんですが、でもまだ「あっこのディスクの中のデータ読み出したい」ということがあって、たまに使っています。Windows PCのDVDドライブをLANで共有する手もありますが、単にUSB接続するだけで使える外付けドライブは手軽で便利です。

 ただ、「Mac Pro」で使う場合は、ドライブの置き場に若干困ったりも。Apple USB SuperDriveのUSBケーブルは短いので、どのMacでも本体のすぐ横とかに置いて使う必要があります。Mac Proの周囲は機材で埋まっていて、Apple USB SuperDriveを置きにくい感じ。まあ、USB延長ケーブルを使う手もあるんですが、余計&無粋なケーブルは増やしたくありません。

 そこでバード電子の「Mac Pro STAGE ST-45」を買ってみました。「Mac Proの下にドライブ類を置ける金属製の台座」といった感じの製品です。税込5940円でした。

 これにより「Apple USB SuperDriveの置き場所に困る」という問題はサクッと解決しました。あともうひとつ、小さな問題も解決。

 仕事中、拙宅猫が仕事机に上がってきたとき、机の上で尻尾を左右にパタパタ振り、尻尾がMac Proの下部吸気口に当たりまくったりしていました。吸気口から猫の毛が吸い込まれまくりかも!? 的な危惧があったんですが、この台座によりMac Pro下部吸気口が机上より少し上に位置するようになり、この「猫の毛吸い込まれるかも問題」も解消しました。

 ただ、この台座、上にMac Proを乗せると、Mac Proがちょっと滑りやすいんです。「強い地震が来たらMac Proが床に落ちるかも!?」的な不安が。何か対策をしたいところです。

 とりあえずは、小さな「L字型金属製本立て」を2個、机上端に貼り、その上に台座&Mac Proを置いています。机の端からMac Proが落ちないように、というわけですな。ただ、手前側にMac Proが倒れる可能性がありますので、もうひと対策必要かも、です。まあでも、倒れるくらいならいいかな?

バード電子の「Mac Pro STAGE ST-45」。Mac Proが上に乗る金属台座で、下部空間にApple USB SuperDriveなどの薄型光学ドライブを入れることができます。
Mac Pro用に作られた台座なので、サイズはだいたいピッタリ。見栄えもクセがなくてイイ感じです。ただ、Mac Proがちょっと滑りやすくなる感じではあります。
うかちゃんはMac Proの上の穴を覗きました。ぼぼぼ、ぼくも覗いたし、吸気口を狙って尻尾も振って疲れたから猫缶とシーバを食べたい。ニャニャ。ニャ。的な。
iOS 9で外部キーボードがイタい件

 最近はすっかりMacユーザーなワタクシなので、Mac関連ハードウェアもアレコレと物色。もちろん、最新の純正キーボード「Magic Keyboard」も買いましたヨ♪

 あ。そうだ。久々に「iPad」とアップル純正キーボードをつないで使ってみよう!! と思って「iPad」と「Magic Keyboard」をBluetooth接続してみました。最近、MacとiOSデバイスでメモアプリを多用しているので、iOSデバイスに再度外付けキーボードをつないでメモって行きたい!! 的な心意気なんでした。

 しかし問題が。US配列キーボードを使っているんですが、キーボードの切り替え(IMEの日本語入力/英語入力の切り替え)ができない~!! 切り替えはMac OSと同じ[Command]+[Space]なんですが、そのキーボードショートカットを押すとSpotlight(検索機能)の表示になっちゃうんでした。ナニコレ~!! バグっちゃった?

 調べてみたら、iOS 9からキーボードの切り換えが[Control]+[Space]になったそうです。えっ、そうなのか~。じゃあソレで♪

 と思ったんですが、使ってみたらもう非常に気持ち悪いですな。これまで使い慣れてきた[Command]+[Space]というショートカットは、キーが隣り合っているので物凄く使いやすく、完全に指が覚えているんでした。これが[Control]+[Space]になると、もう指が大混乱。Mac OSでは現在も[Command]+[Space]なので、[Control]+[Space]に慣れきることができません。都度意識しないとキーボードの切り換え時にSpotlight表示に移行しちゃって、いちいち「イラッ」と。

 もしかしたら!? 「iPad Pro」では「Smart Keyboard」という「カバーやスタンドも兼ねるiPad Pro直結ハードウェアキーボード」が使えるようになります。そのキーボードの左下には、どうもキーボード切り換えキーがあるようです。その関係で、[Command]+[Space]が[Control]+[Space]になったりしたんでしょうか? 謎です。

 AppleもMicrosoftもGoogleもそうですが、ていうかそれ以外のメーカーもけっこうそうですけど、なんかこういう「ユーザーをあまり気をかけていないメーカー本位の仕様変更」をヤラカシがちですな。まあデフォルト設定主義のワタクシはそういう仕様変更に気合で従うわけですが、怒り心頭の方も少なくないと思います。従来からのユーザーに少なからぬストレスを与える可能性がある仕様変更を行うなら、そのストレスを解消するための機能設定も実装しておいて欲しいところですな。

アップルの「Magic Keyboard」。主なキーのサイズやピッチなどは一般的なフルキーボードと同様ですが、非常に薄くてコンパクト。iPadと一緒に携帯するのも現実的です。
「iPad Pro」用のキーボード「Smart Keyboard」の一部。キーボード左下にある地球儀マークのキーは、キーボード切り換えのためキーと思えますが、どうなんでしょうか。
うかちゃんはキーボードを枕にして寝ますけど。ぼぼぼ、ぼくはキーボードを踏むのが好きなニャわいい猫なので猫缶とシーバをおくんニャさい。ニャ。ニャニャニャ。的な。
iPhoneケースでiPhoneを貼り付ける!?

 先日発売されたギズモンの「GIZMON SOFT iCAFLEX」。iPhone 6/6s 用のセミハードジャケットで、主な素材はシリコンです。背面が二眼レフカメラのデザインになっているのが特徴的。また、2つのレンズ部に吸着素材が付いていて「いろいろなトコロにくっつけられる」という機能性も備えます。「え? くっつくの?」とか興味を持ったので試用してみました。

 使ってみたら、あらオモシロい♪ ジャケットごとiPhoneがいろいろな平滑面にくっつきます。ガラスやプラスチックやスチールはもちろん、塗装されていてある程度平滑な木の面にもペタリとくっつきます。そういう平滑面になら、iPhoneをどこにでもセットできちゃいます。

 2つのレンズ部にある黒い吸着素材でくっつくわけですが、これがちょっと斬新で、ベタつく感触ではないんですな。軽くシットリとした触り心地。これは「ナノサクション」と呼ばれる一種の吸盤で、極小の吸盤が無数に並んでいるとのこと。これにより、まあまあツルツルしている面にならほとんどどこにでも吸着するというわけです。

 ただ、繰り返し使っている(くっつけている)と吸着力が落ちてきます。そうなったら付属のクリーナーを使い、無数の吸盤の表面に付いたゴミを落とすと吸着力が戻ります。ただし、水洗いしたり強力過ぎる粘着テープで掃除したりするのは厳禁だそうです。ナノサクションの細かな吸盤が破壊され、吸着力が落ちるとのこと。なお、ジャケットをどこかにくっつけないときは、ナノサクション面を保護する黒いレンズキャップを貼っておきます。

 このジャケット、なんでも最初に少量販売したんだそうですが、「レンズキャップが剥がしにくい」ということで、これを改良したそうです。現在は改良版が販売されていて、レンズキャップの貼り剥がしが非常にスムーズになっているようです。

 ちなみに、シリコン製ジャケットとしてはゴツい部類だと思います。けっこー厚手。なので、端末の保護性能もある程度高いと思われます。それと、左右のストラップホールを使えば、首からカメラを提げる感覚で携帯できます。もちろん、ジャケット装着状態でiPhoneのボタンやコネクタにアクセスでき、カメラ機能も使えます。パッと見、外見的突飛さだけという印象なんですが、使ってみるとなかなかの機能性が感じられるセミハードジャケットですな。

ギズモンの「GIZMON SOFT iCAFLEX」。シリコン素材のセミハードジャケットで、iPhone 6/6s に対応しています。通常の直販価格は税込2500円ですが、初回限定で税込1980円となっています。
二眼レフの2つのレンズ部が吸着素材です。非常に小さな吸盤構造が無数にある素材で、これにより平滑な面にペタリとくっつきます。ただし、落下する可能性もありますので、十分な注意が必要です。
うかちゃんの肉球はシットリとした触り心地なの。ぼぼぼ、ぼくの肉球もシットリしていて柔らかいけど、シットリしたタイプの猫用おやつと猫缶とシーバが食べたいです。ニャニャニャ。ニャ。的な。
ちょっとした「USBのイラッ」をちょっと解消♪

 前々から使おうと思っていたモノをようやく導入♪ アイネックスの「USB変換アダプタ Aメス-Aオス リバーシブル (ADV-123WH)」です。直販価格は税込545円

 これは、USBのType-Aコネクタをリバーシブルにするアダプタです。USB充電するとき、USB-ACアダプタ(の差し込み口)とかパソコンのUSBポートとかに対して、USBコネクタ(Type-A)を挿すじゃないですか。でも、アレって向きっていうか裏表っていうか上下っていうか、正しい方向がありますな。逆だと挿せそうで挿せません。

 この「USB変換アダプタ Aメス-Aオス リバーシブル (ADV-123WH)」は、そんなUSBコネクタの方向を「どちらでも挿せる」ようにするアダプタです。正しい方向があったUSBコネクタが、リバーシブルとなり、どっち向きでもOKに♪ みたいな。

 これまで、USBコネクタを挿そうとしたけど向きが逆で挿せず「イラッ」としていたワタクシですが、このアダプタを使うことでそのストレスが解消。どっち向きでもOK。イチイチ向きを目視しなくてもOK♪ スムーズ!! というわけです。

 ただし、USBコネクタ先端に挿して使うので、コネクタ部分がちょっと大きくなっちゃいます。「じゃあUSB-ACアダプタ側やPCのUSBポート側にそのコネクタを挿しておけば?」とか一瞬思っちゃうわけですが、このアダプタの構造上、そういうコトはできません。挿しておけはしますが、挿しておけるだけで、リバーシブルにはならないのでした。

 ともあれ、意外と便利なのでオススメ。多用するUSBケーブルに装着しておくと、ナニカとスムーズでイイ感じです。

アイネックスの「USB変換アダプタ Aメス-Aオス リバーシブル (ADV-123WH)」。USBコネクタに装着するだけで、USBコネクタを挿す向きがどっちでもOKになるアダプタです。
パソコンやUSB-ACアダプタ側に挿す側がリバーシブルになります。これまでのUSBケーブルをつなぐ側は従来通り正しい向きがあります。ケーブルに装着して使うわけですな。
うかちゃんは逆向きでもニャわいい猫ですけど。ぼぼぼ、ぼくは逆とかのことは間に合っているので猫缶とシーバとササミと液状おやつをくニャさい。ニャニャ。ニャ。的な。
コレもソレも加水分解!! ベタベタ化し過ぎ~!!

 毎日使っている「iPad Air 2」。多用するので、サードパーティ製の背面保護カバーとアップルの「Smart Cover」を使っております。

 しかし先日、「Smart Cover」の表面に加水分解が原因っぽいベタベタが発生。前々から「なんかサラサラ感がないなあ」と思っていたんですが、軽くベタついてきてしまいました。拭いたり乾かしたりとアレコレ試したんですが、やはり加水分解っぽい症状です。

 ここで言う加水分解とは、「Smart Cover」表面のポリウレタンと水分が反応し、ポリウレタンが分解されつつベタベタする物質が発生しちゃうっぽい感じみたいな雰囲気の現象です……って詳しくないので曖昧な表現にしてみました。ココにも書きましたが、強引にやれば、そのベタベタを落とせることがあります。

 でもこの「Smart Cover」、内側も汚れてきましたし、端も痛んでめくれてきていますし、買い換えることに。まあこういうカバーは消耗品、ってコトで納得して買い換えました。

 それよりも、手持ちのモノで他に加水分解しているモノがあるかも!? とか気になり、イロイロとチェックしてみました。

 ら!! もう加水分解しまくりです。表面がマットなラバー質感のモバイルバッテリーでしょ、指が当たる部分にラバーっぽい滑り止め塗装が施されているマウスでしょ、景品かなんかでもらった樹脂製のポーチでしょ、安価な防水双眼鏡でしょ、撥水スタッフバッグの表面でしょ、と、多数の品が加水分解でベタついていました。どれも全然使っていなかったので、全部処分しました。気に入っていた「Microsoft Arc Mouse」が、ご丁寧にも全色加水分解していたのはショックでした。

 加水分解ってどういう環境下で起こりやすいんでしょうな? 水(H2O)が物質に反応して起きる現象なので、まあ乾燥していたほうがいいんでしょうけれど、そんな単純なことでもないような気がします。

 もうアレですな、「コレは加水分解しそうな質感だな」と思ったら買わないコトですな。しかしなんかここ数年、身の回りのモノが加水分解してベタベタになりまくりです。時期的に、ここ数年で加水分解しだす素材なり塗装技術なりが、過去に流行ったんでしょうか? 謎。

 あ、あと、加水分解しちゃってるかな~とアレコレと品物をチェックしていましたら、電池の液漏れもいくつか発見。どれもアルカリ電池ですが、電池の液漏れはハードウェアの破損にもつながるので、要注意ですな。防止するには、フツーに電池を抜いて保管しておけばOK。でもウッカリして……なんですよね。

アップルの「iPad Air 2」で使用していた「Smart Cover」。表側表面が加水分解でベタついてきちゃいました。昔の革製スマートカバーは耐久性が高く革の質感も良かったですな。
優れた機能性とデザインの「Microsoft Arc Mouse」。マウス下部の手に触れない部分がラバー質感で、そこが加水分解していました。7個も持っていたのにヒッジョーに残念~。
うかちゃんは猫なので加水分解しません。ぼぼぼ、ぼくも猫なので加水ナントカはしないけど水分豊富な液体おやつが大好きだからくニャさい。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。
キリッと明瞭、スカッと快速、Mac Pro ♪

 先日、Mac Pro買ったという件を書きましたが、購入直後に鼻息荒くセットアップを完了し、使い始めてまず良かったのは、ディスプレイの設定で「疑似解像度」を使えたことです。これにより、手持ちの4Kディスプレイでの表示が非常に見やすくなりました。ちなみに、組み合わせて使っているのは、EIZOの4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」です。

 Mac miniのときもこのディスプレイと組み合わせて使っていましたが、ディスプレイの最大解像度(ドットバイドット)だと、メニューなどUIの文字が小さ過ぎてキツかった感じ。Macから出力する解像度を落とせば、文字などのサイズが大きくなって可読性が高まります。が、同時にディスプレイ側でスケーリング(拡大処理)される関係で、表示が若干ボヤケてしまいました。4Kディスプレイの高精細さを活かすには、最大解像度に設定するしかありませんでした。

 Mac Proにしたら、疑似解像度で表示サイズを設定できるため、どの解像度にしてもボヤケるような感覚がなく、快適に使えます。最適なUI表示サイズにし、高精細さを活かして使えるというわけです。あー良かった♪

 それからMac Pro、ことごとく速くて快適です♪ ワタクシ的環境でその速さがいちばん良くわかるのは、Adobeのアプリを使った時です。例えば「Adobe Photoshop CC 2015」ですが、画像ファイルをダブルクリックした5秒後くらいには、Photoshopが起動し終えてその画像が開かれます。「Adobe InDesign CC 2015」だと起動にもうちょっと時間がかかりますが、InDesign上のインラインでサクサクと原稿が書けます。これもまた非常に軽快に動作してくれる感じです。

 また、フルHD(60P)動画の再生や編集も軽く試しましたが、引っ掛かるところがなく快適で、楽勝レベルかもしれません。レンダリングも速いと感じます。急激に4K動画の再生や編集を試してみたくなりました。細かいコトですが、動画のサムネイル構築がかなり速いのは、地味ですが嬉しいポイントです。

 ただ、最近は夜更かし気味。若干疲労中。いつもMacのコトを考えており「あっ、アレはMac OSではどうやるんだろう?」「こういうコトはできるのかな?」と思いつき、すぐそれを調べたり試したりしたくなる感じ。新しいコンピュータ環境に浸かると、いつもこんなふうに熱中するワタクシですが、非常に愉快です♪

ディスプレイの設定で「疑似解像度」による表示サイズ変更ができました。4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」の精細さを活かしつつ、UI表示サイズを変えられて快適です。
「Adobe Photoshop CC 2015」の動作速度も速いです。画像はデスクトップ表示で、左がPhotoshop、右がBridge。快適にフォトレタッチができるようになりました。
うかちゃんは10月は乾燥していて愉快です。ぼぼぼ、ぼくは10月は乾燥していて愉快だけど猫缶とシーバとササミをくれても愉快です。ニャニャニャ。ニャニャニャ。的な。
Mac miniからMac Proへ乗り換えてみた

 本格的にMac OSを使い始めたことを、最近(2015年10月5日)の「スタパトロニクス」で書きました。Mac miniをメインマシンにしてみたという話です。

 その後しばらくはMac miniで仕事をしていましたが、やはりアプリによっては処理が遅く、それがストレスになっていました。上記の記事中にも書きましたが、Adobe系ソフトを多用するには少々無理がある感じです。

 ただ、一部アプリにおける処理速度不足を除けば、環境的にはイイ感じ。いくつもの「そうそう、こうあって欲しかった」という快適さもあり、そのままMacをメインに使い続けることにしました。工夫すれば多少の遅さは「どうにかなる」だろう、とも考えました。

 しかし「どうにかならなかった」んでした。遅いアプリは遅い。以上。

 でもMacは使い続けようと考えていました。ので、マシンを買い換えることに。

 結果、「Mac Pro」を買いました。スペックは、プロセッサは3.0GHzの8コア、メモリは32GB(8GB×4)、ストレージは1TB SSD、グラフィクスはデュアルAMD FirePro D500 GPUという感じ。VMware(仮想マシン)上にWindows環境を丸ごと置きたいのでストレージは1TB SSD。価格と速度のせめぎ合いによりCPUは8コアでメモリは32GB、みたいな。税別で79万2800円でした。

 ……って、たっかぁ~ッ!! 税込みで余裕の80万円オーバー!! 大丈夫なのかワタクシ? 払えるのかワタクシ? そのあたりは近未来のワタクシに丸投げしておいたので、とりあえずOKということにし、以降は思考停止案件としておきました。

 しかし、ひっさびさに高価なMac……というか、Macintoshコンピュータらしい価格のMacを買ったなあという感じ。昔のMacは50万円60万円はアタリマエ!! 仕事で使おうとするとすぐ100万円!! 軽く奢った仕様で買うとさらにウン十万円上乗せッ!! という価格でした。

 最近、とくにMac OS X以降の機種となると、本体もかなり安価になりましたし、昔のMacの不安定さも全然ありませんし、たいへんグレイトだと思います。ただ、Mac Proは高いっちゃぁ高いですなっていうか、たいへん高価だと思いますが、そのぶんアレコレと捗るんだろうと思います。

 とか言いつつ既にMac Proを使い、この原稿や写真を処理しておりますが、実に快適です。なるほど。こういう感じになるなら、Mac Pro発売当初に決め打ちで買ってMac環境に移行しちゃえばよかったなあ、と思ったりします。

Mac Pro(の最も新しい世代)は円柱型です。直径16.7cmで高さは25.1cm。質量は5kg。陶器の壺のようなサイズ・質量感ですな。背面(!?)に各種コネクタが集まっています。
本体底部から空気を吸い込み、本体上部の穴から吹き出します。イロイロと重い処理をさせても動作音はかなり静か。ただ、本体上部穴周辺はそれなりに熱くなります。
うかちゃんはあの黒いのの穴を覗いてみたの。ぼぼぼ、ぼくも覗いてみたけどつまんなかったから猫缶もしくはササミもしくはシーバをくニャさい。ニャ。ニャ。的な。
ナニゲに便利なアナログ式24時間タイマー

 常夜灯を「時刻に従って自動的にオンオフする」ために、手っ取り早く昔ながらのアナログ式24時間タイマーを買ってみました。モノはサンワダイレクトの「24時間タイマーコンセント(アナログ式・15分単位・電源自動オン/オフ) 品番:700-TAP016」です。直販価格は1280円(税込)。

 以前に「棒状LEDライトを常夜灯として使っている」という話を書きましたが、ソレと組み合わせて上記タイマーを使っています。使い方は簡単で、壁のコンセントにタイマーをセットし、タイマーに照明器具の電源プラグを挿し、現在時刻を合わせてタイマーのオンオフを設定する程度です。

 丸い時刻設定リングの周囲には、96個の薄いスイッチがあります。15分単位でオンオフを設定できるスイッチで、押し下げるとその時刻帯だけ電源がオンになるというしくみ。たとえば18時から5時まで続く一連のボタンを押し下げておくと、夕方6時から朝5時までオン。その間、タイマーにつないだ照明器具が点灯し続けるというわけです。

 ボタンは15分単位で任意にオンオフ設定できますので、あまり意味はありませんが、たとえば15分間隔で電気器具をオンオフさせ続けるようなこともできます。常夜灯に限らず、アイデア次第で色々な用途に使えますな。スライドスイッチにより、タイマーを一時的に無効とし、常時通電で使うこともできます。

 数カ月使用中ですが、現在時刻が大きくズレるようなこともなく、便利に使えております。丸い時刻設定リングを覆う透明のカバーが微妙に外れやすそう&壊れやすそうな印象はあるんですが、実際は外れも壊れもしなくて、イイ感じで使えています。

 ワタクシの世代だと、こういうシクミのタイマーを見ると「うわ懐かしい~」みたいな気分になったりします。たとえばカセットテープ全盛の時代、オーディオ機器一式をこういうタイマーでオンオフし、FM放送を自動的に受信しつつテープに自動録音するようなこと(エアチェック)を何度もしたことを思い出しました。

 さておき、場所によっては本製品ではなく光センサー式のオンオフスイッチを使ったほうが便利ではあります。が、光センサーだと都合が悪い場合は、こういう「時刻で強制的にオンオフさせるタイマー」のほうが快適だったりしますな。

サンワダイレクトの「24時間タイマーコンセント(アナログ式・15分単位・電源自動オン/オフ) 品番:700-TAP016」です。コンセントに挿し照明器具などの電気器具をつなげば準備完了。
次に、リングを回して現在時刻を合わせます。続いて、電気器具をオンにしたい時間帯にあるスイッチを全部押し下げます。これで、その時間帯になると電気器具が自動的にオンに。
うかちゃんは光センサーの前に座って照明を点けるのが好きなの。ぼぼぼ、ぼくは照明には関心がないので、手から直接舐めるおやつをもっとください。ニャ。ニャニャ。みたいな。
セコニック「スペクトロマスター C-700」購入ッ!!

 セコニックのカラーメーター、「スペクトロマスター C-700」を「ついに購入」しました。基本的には撮影に使う計測器で、光の色温度を測ったりする機材です。この機材で光源の色温度を測り、カメラにその色温度を設定して撮影すると、自然な色に写ります(光源によっては不自然にもなりますが)。

 この「スペクトロマスター C-700」、2014年12月23日に発売されましたが、その頃からずーっと欲しくて、購入を考え続けてきました。なぜかと言うと、定常光もフラッシュ光も計測できるカラーメーターとして機能するのに加え、光源のスペクトルをグラフ表示できたり、光源の「演色性」を評価したりすることもできるからです。

 早い話が、その光源が「どの程度自然か」「どの程度不自然か」をサクッと可視化できちゃうわけです。すっご~い♪ ぜひ使いたい!! 計測しまくってゆきたい!!

 と思ったんですけど、コレ、15万円くらいしちゃう機材なんですな。15万円払って光源の自然さを知ってどーすんの? 演色性がわかったところでどーなんの? ですよね。ですけども。いやいや。うーん。でもあの……。てな感じで迷っていたわけです。

 しかし今年の夏頃、本腰を入れてLED照明を導入しまくったとき、「くわッ!! やはり演色性を計測してゆきたいのダっ!!」とカッとなってズギャッと購入。光源の色の成分がどういうバランスなのかハッキリわかりまくって、ヒッジョーに痛快です。光源のどの色部分が不自然なのかもわかりますので、フォトレタッチの効率UPにもつながります。

 いや~超オモシロいです「スペクトロマスター C-700」。オモシロ度合いとしては、たとえばオシロスコープに似てますな。オシロスコープは回路の電圧の挙動が見えて「そうなのかっ!!」と驚けたりしますが、「スペクトロマスター C-700」は光の内実が可視化されて「そういう成分だったのかっ!!」と驚けます。可視化ってホント楽しいですネ♪

セコニックの「スペクトロマスター C-700」。定常光もフラッシュ光も計測できるカラーメーターで、光源のスペクトルや演色性を表示することができます。
演色性が非常に高い白色LED光源を計測した様子。光源の平均演色評価数(Ra)のほか、R1~R8およびR9~R15の各評価数も表示されます。なかなか愉快ですな。
うかちゃんは猫なのにネズミ色なの。ぼぼぼ、ぼくは白黒のシマシマだけど薄い茶色もあってニャわいいから猫缶ください。ニャ。ニャニャニャ。みたいな。
ギズモンのBluetoothリモートシャッターを試用♪

 ギズモンから2種類のBluetoothシャッターが発売されたとのことでありかつ、外見的にカワイイ感じなので試用してみました。それぞれ、「フィルム型 Bluetoothリモートシャッター (GIZMON FILM ROLL BLUETOOTH SHUTTER)」と「二眼レフカメラBluetoothリモートシャッター (GIZMON TLR CAMERA BLUETOOTH SHUTTER)」です。ちなみにお値段は、前者が税込1980円、後者が税込2500円。

 どちらも、スマートフォン用のカメラ機能用の無線シャッターボタンで、手のひらサイズ。iOS(6.0以上)端末とAndroid(4.2.2以上)端末に対応していて、スマートフォンの標準カメラアプリで使えます。また、ボリュームボタンがシャッターボタンになるアプリでも使えます。

 使った印象ですが、かな~りイイ感じです。まあこのテのBluetoothリモートシャッター製品はどれもそうですが、シャッターを切るときに端末の画面やボタンに触れる必要がないので、まずはブレにくいです。また、スマートフォンスタンドや自撮り棒との組合せにもよく向き、とくに自撮り棒だとセルフタイマーとか不要になって好きなタイミングでシャッターを切れるのが実用的です。

 あと、単純に持っていて楽しいです。とくにフィルム型は目を惹くようで、「あっ何それフィルム?」みたいに物珍しがる人が多い感じ。さらにBluetoothリモートシャッターであることを知ると「ええ~っ!!」とオモシロがられて愉快な雰囲気です。

 以前に、「GIZMON iCA REMOTE SHUTTER(ギズモン アイカ リモートシャッター)」を使いましたが、アレの正統進化版というイメージ。Bluetoothリモートシャッター製品ってイロイロありますが、ギズモンの製品はフィルムのパトローネとか二眼レフとか、モチーフが楽しげで「どうせ買うならこちら」というヒキがありますな。フツーに便利&持っててカワイげなので、チェックしてみてください。

こちらはフィルム型の「フィルム型 Bluetoothリモートシャッター (GIZMON FILM ROLL BLUETOOTH SHUTTER)」。筒の上の突起がシャッターボタンです。
二眼レフ型の「二眼レフカメラBluetoothリモートシャッター (GIZMON TLR CAMERA BLUETOOTH SHUTTER)」。向かって右の丸い部分がシャッターボタン。
猫の目線にスマホを構えて撮るとき便利かも。ぼぼぼ、ぼくもそう思うけどシーバと猫缶をくれればいいなとも思います。ニャ。ニャニャニャ。的な。