スタパ齋藤の「スタパブログ」

ARTURIA SPARK ハイブリッドドラムマシン

2012年6月1日 06:00

 藤本健さんのこの記事を読んだらARTURIAの「SPARK」が無限に欲しくなったのでズギャッとポチった。Amazonにて4万9800円だった。初回台数限定特価らしい。

 SPARKは、パソコン用ドラムマシンソフトウェアと、専用コントローラーのセット品。詳しくは上記の藤本さんの記事を読んだりそのリンクを辿ったりして欲しいが、つまりは、数々のビンテージなドラムマシンの音を出せるソフトであり、それをコントロールできる物理的なパッドなのだ。

 ソフトウェア側は単体でも使えて、パソコン上でソフト音源として使ったり、マウスクリックで音を出したりもできる。プラグインとしてDAWからの利用も可能。もちろんコントローラーを叩いて演奏することもできる。コントローラーのノブを回せば、リアルタイムで音色を変えられる。

 で、詳細は省くが、俺的にはスッゲくイイ音だと感じている。音源として強力。ていうか価値ある既存の各種機材の存在感を霞ませるという意味で、「SPARKは凶悪」と言えるかもしれない。

 あと、この原稿を書きつつSPARKを再度調べつつ知ったが、2012年5月1日~6月30日の期間限定で「Arturia 「HYBRID MADNESS」キャンペーン」をやっているらしい。SPARKの場合、この期間内にSPARKを買うと「Arturia社アナログクラシックソフトシンセバンドル「V-COLLECTION 2」を無償提供」してくれるらしい。

 この「V-COLLECTION 2」というのは、ビンテージシンセサイザーを再現したソフトシンセの6本セット。俺は既に持ってるんだが、フツーに5万円以上するソフトで、これらもヒッジョーにイイ音がする「使えるシンセ」だと思う。SPARK自体イケてる製品だが、SPARK買うと「V-COLLECTION 2」がもらえるってのはウルトラ太っ腹かもしれない。

ARTURIAの「SPARK」。こちらはソフトウェア側の表示例。このままPC用のソフトウェアドラムマシンとして使える。ビンテージドラムマシンの音がいっぱい♪ こちらは「SPARK」の専用コントローラー。シンプルで扱いやすく、思いのほか頑丈な作りなのだ。USBバスパワーで動作。コントローラー単体では音は出ない。 ドニャムマシンってニャにかしら? ドンドンいってうるさいやつだよ。うるさいのはイヤよね。うるさいのはイヤです。ニャニャ。ニャニャニャ。みたいな。




5985円で始めるUSB DAC

5985円で始めるUSB DAC

2012年4月11日 06:00

 AV Watchで3回にわたって連載されていた「USB DACキット開発記」。PC上の音源(音楽ファイルなど)をもっともっとイイ音で聴こう、的な世の中の盛り上がりをうけ、独自のUSB DAC(PCの音をより高品位な状態で聴くためのアダプタ的存在)を作っちゃったんですな。

 その成果物である独自のUSB DACキットこと「DVK-UDA01」がインプレスジャパンから発売された。「ハンダ付けなしで誰でもできる! USB DACキットではじめる高音質PCオーディオ」という「USB DAC付きの書籍」だ。インプレスダイレクト価格で5985円

 [PC]───[USB DACキット]───[スピーカーやヘッドホン]てな感じで接続すると、たとえばPCのオンボードサウンド(PC背面などの音声出力)からの音よりグッとキレイな音が鳴るというモノですな。さらにUSB DACキット上のコンデンサを換えたりするとアラ不思議!! 微妙に音質が変わる!! みたいな。

 おもしろい世界ですな~。一度知ってしまうと「ももも、もっとイイ音を出せるDACがあるかも!!」的な好奇心&欲望が出てハマったりして。ある意味で危険な世界なので俺は意識的に避けて通っているが、興味のあるかたはゼヒ。

 ちなみにインプレスダイレクトでは専用ケースやアップグレードキット(コンデンサ各種と高品位抵抗の詰め合わせ)も販売している。この書籍を買ってUSB DACで遊び始めるゼって人はどーせ欲しくなっちゃうので、アップグレードキットもいっしょに買うといいと思いま~す☆

インプレスジャパンの「ハンダ付けなしで誰でもできる! USB DACキットではじめる高音質PCオーディオ」。インプレスダイレクト価格は5985円。 書籍に付属しているUSB DACの「DVK-UDA01」。書籍では詳しい使い方が解説されている。「USB DACキット開発記」を読みつつ使うと楽しいかも♪ ニャンプニェスニャイニェクトってニャにかしら? やっぱり長いとわかんないよね。わかんないかしら。ニャニャニャ。ニャニャニャ。みたいな。




結月ゆかりのVOCALOIDとVOICEROID+

結月ゆかりのVOCALOIDとVOICEROID+

2011年12月19日 06:00

 ご存知ヤマハの歌声合成技術/ソフトウェアのVOCALOID。コンピューターが歌っちゃう例のアレですな。俺の場合はLeonやLolaやMiriamやKAITOやMEIKOなどVOCALOID1から使い始めたが、現在はVOCALOID3。そして現在、VOCALOID3/2011年冬モデルの発売ラッシュの真っ直中である。

 VOCALOID3は、声のデータとなるライブラリと、これを歌わせるエディタが別になっていて、エディタを持っていれば使いたいライブラリだけを買い増しして好きな声で歌わせることができる。ちなみにエディタには、Tiny VOCALOID3 Editorと高機能なVOCALOID3 Editorがあり、Tiny VOCALOID3 Editorはライブラリに同梱されていたりする。

 さておき、俺的に超注目しているっていうか予約済みのライブラリが「結月ゆかり(ユヅキユカリ)」。VOCALOID3としての歌声が好きと言えよう。そしてさらに、同時発売の「VOICEROID+ 結月ゆかり」にも激超注目しているっていうかこれも予約済み。

 この「VOICEROID+(ボイスロイドプラス) 結月ゆかり」はテキスト読み上げソフトですな。詳細は上記リンクを辿ってほしいが、VOCALOIDの「結月ゆかり」と同じライブラリを使っているようだ。

 そしてこの「結月ゆかり」の読み上げ音声、独特の魅力があって非常にイイ!! ある種セクシー!! VOICEROID+は商利用時にいろいろ制限があって残念なんだが、しかし、結月ゆかり声で朗読させたいがために無償提供コンテンツを作りたくなるほどイイ!! ので、一度上記リンクからその声を聞いてみてほしい。音声合成マニア(!?)なら即ポチりたくなるヨ♪

発売済みのテキスト読み上げソフト「VOICEROID+ 民安ともえ」の表示例。この頃から比べるとTTS(Text To Speach)ソフトウェアも非常に高性能になり、かな~り流暢に喋りますな イントネーションを細かく調節することもできる。シッカリと調節すれば人間が喋っているのと変わらない自然さ流暢さで喋る。喋るスピードやピッチ(声の高さ)の調整なども行える ボイスニョイドプニャスってニャにかしら? パニョコンが喋るらしい。うかちゃん喋れるけど人間らが理解しません。ぼくも喋れるけど人間が理解しません。ニャ。ニャニャ。的な
秋の古典SF映画フェア

秋の古典SF映画フェア

2011年10月31日 06:00

 先週の「猿の惑星フェア」に続いて「古典SF映画フェア」を開催中の俺だったりする。

 フェア(!?)の始まりが「猿の惑星」だったので、チャールトン・ヘストンつながりというコトでまずは「ソイレント・グリーン」。昔観たときはSF的な衝撃を受けたが、今観るとミョーにリアルで怖いっすね。

 なんか生々しい方向のSFっていうか当時はCGとかナシってのもあって、ある種の肉体的ダイナミズムを感じた。ので、次は俺のなかで同じ筋として捉えている「サイレント・ランニング」を。ヒューイ、ルーイ、デューイがカワイイ!! アヒルじゃなくてドローンの。そして悲しい。泣けるSFですな。

 泣けると言えばアレ、「ENEMY MINE (第五惑星)」。絶望系SFの皮を被ったヒューマンドラマとも言える名作。ええ話やのう。

 てなコトをやっていて仕事が遅れそうになっている俺なのであり、次のフェアは秋の反省フェアに決定。

「ソイレント・グリーン」や「サイレント・ランニング」は安心してジックリと観られるSF映画ですな。味わいながら観る系? 「ENEMY MINE (第五惑星)」は人間とエイリアンの対立~交流が描かれる異色作品。けっこー引き込まれつつ観る系のSF映画だ サイニェントニャンニングってニャにかしら? アヒルじゃなくてロボらしい。楽しそうね。楽しそうだね。ニャ。ニャ。的な
秋の「猿の惑星」フェア

秋の「猿の惑星」フェア

2011年10月28日 06:00

 ホームセンターに行ったら、DVDのワゴンセールコーナーがあった。最近ではレンタルDVDをリサイクルとかなんとかで激安で売ってたりするが、全然知らない作品からクラッシックな作品からマイナーな作品まで、大人気作品を除く諸々の作品が並んでいたりする。

 そこで発見したのが「猿の惑星」。チャールトン・ヘストンが出てたりするSFの名作だが、その数シリーズが数百円で売られていた。それぞれ、「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」「猿の惑星・征服」である。う~ん中途半端!! 第一作目がナイ!! さすがワゴンセール。でもこの3作品買っても激安なので購入。第一作目はAmazonで買うのダ。

 あ。最近作られたリメイク版の猿の惑星もある。前に観たけど内容忘れた。コレも安いから購入~。

 てな感じで無の状態からナゼか「秋の猿の惑星フェア」状態へと移行した俺であり、「俺はAmazonにアクセスして猿の惑星シリーズをコンプリートするのだ」という気分になっていた。不思議~。

 さて、Amazonで調べたら、あらま、猿の惑星シリーズって全部で5作品あるんですな。上記3作品に加え、第一作目の「猿の惑星 」と完結編の「最後の猿の惑星」である。これらをAmazonで購入しなければならない俺であった。

 そして全部揃ったトコロで5作品通して観たんだが、やっぱり1作目がショッキングでイイですな。2作目も少々良い。徐々にアレになる感じだが、まあでも1960~1970年代のカルト方面SF映画としてはイイ感じなんじゃないでしょうか。

 次。リメイク版を視聴。……あら途中から全然再生できない。ディスク表面に傷があるなあ。なるほどレンタルDVDの中古再販とかだとこういうトラブルがあるんですな。

 まあいいや激安だったし、そのうち傷をコンパウンドで磨いて……ああっ、俺のDVD棚にこのリメイク版DVDあるじゃん!! すなわちリメイク版買って観たのをすっかり忘れてまた買ったのであった。

 あーあ。

 再生トラブルのリメイク版猿の惑星DVDは廃棄。

 猿の惑星フェア、微妙な気分で終了。

映画「猿の惑星」シリーズコンプリート。フツーの視聴者は第一作目だけ観とけばオーケーな気がする リメイク版は……ダブって買っちゃうほど記憶に薄い。この続作は……あんまり評判がよくないのかな! うかちゃんはDVDに触るのが好きなの。ぼくはDVDのニオイが好きです。ニャ。ニャニャニャ。みたいな
音はRolandのQUAD-CAPTUREから

音はRolandのQUAD-CAPTUREから

2011年9月16日 06:00

 デスクトップPCを新しくしてから、ちょっと迷ったのがオーディオインターフェイス。以前はDAW専用のノートPCを使っていたが、今後はこの新しいデスクトップPCで仕事もDAWも、と考えた。ので、じゃあオーディオインターフェースはどうしよう? と。

 結局、ローランドのQUAD-CAPTURE USB Audio Interface UA-55を使うことにした。アナログ入力端子やツマミ類にアクセスしやすいし、入力している音声とミキシングしつつのループバック録音も手軽にできるみたいだし(録音デバイスとしてQUAD-CAPTURE MAINを選択するだけ)、USB2.0対応/バスパワー駆動(ACアダプタなどの電源が不要)だし、いろいろな点で良さそうだと思ったからだ。

 ドライバ上でローカットフィルタやコンプレッサも使えちゃうんですなコレ。ループバック録音もできるあたり、やはりライブ動画配信方面も重視してるんでしょうか。

 ……でもまだあんまり活用しておりません。現在は単純にスピーカーへの音声出力端子状態。これからDAWソフトをインストールしたりして環境を整えなくちゃネ、みたいな。

ローランドのQUAD-CAPTURE。USB2.0接続のオーディオインターフェースでバスパワー駆動。アレコレ使い回せそうな製品かもしんない QUAD-CAPTUREのドライバ設定表示。アナログ入力された音声のプリアンプやエフェクターなどを快適に設定できるインターフェースだ クニャッドニャプチャーってニャにかしら? 出してくニャさい。ニャんですか? 出してくニャさい。ニャ? ニャニャニャ。的な
バイブレーションスピーカーが愉快♪

バイブレーションスピーカーが愉快♪

2011年5月16日 06:00

 キングジムから2011年5月27日に発売予定のPREON(プレオン)。本体を机などの上に置くと、本体の振動によって机などの面全体がスピーカーになるという、いわばバイブレーションスピーカー製品だ。

 充電式で3時間程度連続使用でき、一般的な3.5mmヘッドフォン出力端子がある機器(ノートPCやポータブルオーディオなど)で使えるというので、アレコレ使えそう。また拙者、比較的にバイブレーションスピーカーって好きなので、ちょいと借りて使ってみた。

 ザッとした結論から言うと、手のひらサイズだけど約335gという質量はけっこーズッシリ系だが、机上などに置いたときの安定感は高く、そのためか意外なほどイイ音がする。イキナリ音楽用途で試してみたが、いわゆるドンシャリ系は歪むものの、アコースティック系は全体的にOK。わりとキレイに鳴る。それと案外大きな音が響く。

 PREONは、プレ(ゼンテーション用の)オン(響デバイス)とゆーコトだと思われ、プレゼン時に会議室のテーブルなんかを即席スピーカーとするための製品だと思う。が、BGM的にラジオなんかを聴くなら音楽方面用途にも十分実用的なPREONである。たとえば、スマートフォン+Radiko+PREONで、どこでもBGMスピーカー的な使い方ができそうですな。

 にしても、やっぱりモノとしてオモシロイですなバイブレーションスピーカー製品。ちょっとアレコレ使い比べてみようかな、とか思った。

PREON本体。サイズは約直径50×高さ59.5mmで、質量は約335g。手のひらサイズの金属柱だ。重めだけどモバイルサイズですな 専用のUSB/オーディオケーブルで充電や音源との接続を行う。一般的なオーディオケーブルを直接挿して使えるわけでないのが残念 プニェオンってニャにかしら? 音らしい。うるさいかしら? うるさいとヤだね。イヤよね。ニャニャニャ。ニャニャ。みたいな
Apple TVは楽しいニャ♪

Apple TVは楽しいニャ♪

2010年12月22日 06:00

 みなさんご存知のApple TV8800円と安価なフィーリングなので、拙者も迷わずポチッとな。

 で、使ってみたら、これがなかなかイイ!! ビデオオンデマンド/iTunes(ローカル)/YouTubeあたりを(デジタル)テレビで使うためのセットトップボックスって感じなんだが、拙者の場合はビデオオンデマンドをけっこー多用。暇だとついついレンタルしちゃう。

 映画の本数はそーんなに多くないが、ハリウッド映画(って言うのかな?)やディズニーとかのCG系アニメあたりで、「あ、コレ観ようかな」てのがけっこーある。日本のアニメや映画もありますな。とーきどき「はァ?」的な映画も混ざっているが、拙者的な印象では、ほかのビデオオンデマンドサービスよりも「だから、コレ、誰が観るの? いやマジメな話」的な混ざりものがずっと少ない感じ。

 こういう“ラインナップの見栄えや印象”って大事っスよね。レンタルするしないに関わらず、多くの人が「とりあえずどんなのあるか見てみよう」とか一覧を見たりする。で、ヘンな混ざりものが多めに目についちゃうと「駄作ばっかり」とか言われちゃう。目につかない~少なめだと「案外イイな」と思われる。そーゆーのが口コミっつーかネット上の定説風に伝搬しちゃうと……やっぱこういうコトは大事ですのう。

 ともあれApple TVのビデオオンデマンドサービス、まだ観たいの何本もあるので早速ポチッとレンタルして課金されてゆきたい!!

かな~りコンパクトなApple TV本体。LANを含めたネット上のコンテンツをテレビで観るだけ、という機能的な割り切りもナイスですな ニャンタルってニャにかしら? 借りるらしい。うかちゃんはササミを借りたいニャ。ぼくはツナ缶を借りたいです。ニャ。ニャ。的な
ちょい愉快なウェブサービス3つ

ちょい愉快なウェブサービス3つ

2010年8月25日 06:00

 最近知ったちょいと愉快なウェブサービスを3つご紹介。

 ひとつはFree Nature Soundsという、癒し系(!?)サウンドを合成できるページ。波、雨、風、雷といった自然の音、鳥のさえずり、動物の鳴き声(猫のゴロゴロ音なんかもある!!)などを自由に組み合わせてBGM的に聴けるのだ。

 自作が面倒なら、誰かが作ったものを聴くこともできるし、音別に既存作品を探すこともできる。また、サウンドは.WAVファイルとしてパソコン上に保存することもできる。

 あと2つはTwitter関連。@talkexplorer (tx) betamentionmapだが、どちらもメンション(@ユーザー名での語りかけ)をもとにユーザーの結びつきを視覚化できるというものだ。マジメに使ってもなんとなく眺めても楽しげ。

 でもまあウェブブラウザーだけでいろーんなコトできまくりなんて、一昔前だと想像すらできませんでしたな。読んだり見たりするだけだったのが、処理したり作ったり得たりするための立派なインターフェースになっとりますのう。大したモンである。

Free Nature Sounds。音を選びスライダーボリュームを調節すると、自然界のさまざまな音を合成して聴ける。 @talkexplorer (tx) beta。メンションによるユーザーのつながりを見られるほか、会話やユーザープロフィールも表示できる。
mentionmap。これもメンションによるユーザーのつながりを見られる。@talkexplorer (tx) betaよりわかりやすいかも!? ニャンションってニャにかしら? ツニッターらしい。国境無き猫もふ団かしら? 猫合体党かも。ニャ。ニャ。みたいな。
SE535で歓喜ときどき絶望

SE535で歓喜ときどき絶望

2010年7月21日 06:00
SHUREの新型ハイエンドステレオイヤホンことSE535。ケーブルが脱着式になるなど、細部も改良された。従来機SE530と比べると、いろいろな意味で「長く使えるイヤホン」という印象になった

 SHURE(シュア)のハイエンドステレオイヤホンことSE535が登場SE530の後継機種ですな。久々のモデルチェンジ。3年ぶりくらいかニャ?

 まずこのSE535、ポータブルオーディオプレーヤーとかで使えるステレオのイヤホンなんですけど、店頭予想価格が6万円弱という超高級品。てゅーか、プレーヤーやアンプからの音を色づけナシでビシッと検証しつつ聴くためのプロ向けな製品である。

 ので、音質やオーディオ機器にそーとーこだわらない限り、フツーは買わないであろーと思われる。ただ、使ってみるとビックリ。驚くほど高音質ゆえ、音楽を聴くのがズニャーンと楽しくなったりする。これまで聞こえてこなかった音まで聴けたりするからだ。

 どんな音質かは……たとえばAV Watchのレポートで想像できるかもしれない。が、こーゆーモノは個人の趣味嗜好気分体調によって評価が変わってきたりもするので、ぜひどーにか実機に触れてその音質を確かめて欲しい。たぶん「ええっ!?」と驚けると思いますヨ!!

 このSE535の発売前実機を試用させてもらったんですけど、おおっ凄い解像感だしヌケもいいし低音もしっかりしつつモニター指向のスタンスは堅持していてイカス!! と思ったりした。拙者は前の機種であるSE530のユーザーだが、なるほど新型SE535。音の細部までさらに緻密に、かつ、より豊かに聴かせる新型SE535であり、物理的な使用感まで含めてSE530より良くなっている。

 じゃあ……と思って、旧機種SE530で試したコトを、新型SE535でも試してみた。それは各種音響機材から聞こえてくるノイズである───SE530とかSE535とか、あるいはSRH840あたりを使うと、ふつーたいてー多くのポータブルオーディオ機器からノイズが聞こえたりする。こういうモニター指向のハイエンドイヤホン/ヘッドホンだと、一般的なイヤホン/ヘッドホンでは判別できなかったノイズさえも、余裕で聴けちゃったりするのだ。

 この性能は、おぉ~スゲぇなやっぱSE535!! さすがモニター指向!! 機材から出てくる微細なノイズまで全部精査できる感じ!! と歓喜できるが、同時に、俺が持ってる機材のほとんどからノイズが……とか絶望したりもする。

 てなわけで、ディープで繊細で喜怒哀楽な音の世界に興味があるなら、ぜひ一度SE535などのハイエンドイヤホン/ヘッドホンを。いつもの曲がズシャアァァッと高品位化して感動するのは確実。運(というか音源となる機材)が悪いとノイズも盛大に聞こえちゃってナンだが、しかし、より凄い聴覚拡張装置が手に入ったってコトでヨシとするべしですな。

SE535の同梱品。個人的にはケーブルが長めになったのが残念。まあプロミュージシャン向けとかの製品なのでしょうがないかも。でもケーブルは交換式。短い交換ケーブルが出るのを期待したい 猫は人間よりずっと耳がいいニャ。いいのよ。しかも耳を真後ろとかに自由に向けられるニャ。向けられるわよ。だからヘッドホンは要らないニャ。要らないのよ。ニャニャニャ。ニャニャ。的な
ひっさびさの初期不良byドでかAV BANK

ひっさびさの初期不良byドでかAV BANK

2010年1月14日 06:00

 去年、こんなニュースを見て「お、欲しいかも!!」と思った。サンコー(レアモノショップ)の「ドでかAV BANK」ですな。

 ポータブルメディアプレーヤーとして、COWONのA3O2PMPを使っている拙者。両機ともシンプルに使えるし表示もキレイで気に入っている。が、携帯用だけに画面は小さめ。

 そこにドでかAV BANK。7型/800×480ドットの液晶!! でか!! というわけでソッコーで注文。去年の年末に届いた。

 が!! まさかの初期不良!! 電源は入るものの、即シャットダウン。ある特定の手順で電源を入れると、電源は入るしボタンを押すとピッと音がするが、画面が全然出ない。

 久々に正々堂々とした真っ向からの初期不良に出逢った気分。ACアダプタが原因? 充電不足かな? 使い方が悪い? とかじゃなくて、あからさまにデバイスのシステムがオカシイ的な症状。初期不良品ゲットなユーザーを惑わさないという点で、ある意味正しい初期不良だなぁとか思いつつ脱力した。

 結果、サンコーレアモノショップに修理受付に出したら数日で新品が手元に。年末年始を挟んだので若干時間がかかったが、たぶん普段ならソッコーで対応してくれる感じなんでしょうな。

 もちろん送られてきた新品はしっかり動作。しかし、既に仕事開始モードに入ってる拙者なので、まだじっくりとはイジっておりません~。あー年末にコレで遊びたかったニャ~。ともあれ、使ってみて良かったらレポートとかしますヨ!!

サンコーのドでかAV BANK(ATLMP74G)。1万5800円で7型液晶搭載のポータブルメディアプレーヤーが買えちゃう時代なんですな。 寒いし眠いわね。寒くて眠いよね。寝るかしら? 寝るよね。みたいな。
テノリオン風の激安電子楽器

テノリオン風の激安電子楽器

2009年12月21日 06:00

 一部で話題のBliptronic 5000 LED SynthesizerThinkGeek製と思われる電子楽器ですな。

 ヤマハのテノリオンの廉価版(!?)が出ましたけど、それでもやっぱりテノリオンは高価。

 てなトコロに登場したのがこのBliptronic 5000 LED Synthesizer。テノリオンのように本体表面のボタンを押していくと、その位置のLEDが点灯し、点灯LEDどおり&自動的に音が鳴るんですな。テノリオンほど高機能だったり自由度が高かったりはしないが、なんとUS $49.99なのだ。安い気が!! てなわけで早速購入。

 まだちょっとイジっただけだが、なかなか遊べる!! けど比較的にスグ飽きるかも!! しかし改造するゼと考えたりすると非常に愉快なガジェットかも!! ちなみにYouTubeでその動作が多々見られますんで興味のあるかたはソチラを。

 でもなー、ThinkGeekって送料高いニャ~。買うなら仲間を集めて送料シェアするのがいいんじゃないでしょうか。日本に代理店とかできればいいですのう。

何となくイジってれば遊べる手軽さがナイス。だが、音質はあんまし……。テノリオンのようにキーを合わせる機能もなく、楽器として主役にはなりにくい!? でもUS $49.99だし!! 割り切るが吉ですな。 ブニャプトニョナニャニャニャ……。舌を噛んだの? ニャニャ。ニャニャ。みたいな。
ヤマハのYHT-S400を即購入

ヤマハのYHT-S400を即購入

2009年11月26日 06:00

 そのニュースリリースを見たときから「む、コレは欲しい」とか感じていたのが、ヤマハのYHT-S400。でも、「ま、そのうちに」とか思っていた。

 だが機会あって実機からの出音を聴けることに。で、実際に試してみると「くわッ!!」と。コレを買わない俺はまったくもって……と小一時間自分を問い詰めるのもヤなんで、試用直後に購入した。

 ヤマハのYHT-S400は、非常に簡単に設置できるホームシアターシステムですな。ホームシアターと言っても、機材としては2個。テレビの前に置く3chスピーカーと、サブウーファー内蔵アンプ。接続は、テレビとアンプ部をHDMIや光ケーブルでつなぎ、スピーカーをアンプ部とつなぐだけでOK。超シンプルですな。

 で、これだけでまずはテレビからの音がガラリと変わる。サブウーファーによる低音増強と、3chのセンタースピーカーからの声だ。低音が増すことで、テレビの音から薄っぺらさや非力さがなくなり、かな~り迫力が出る。また、センタースピーカーはセリフを明瞭に出してくれるように。

 接続直後、テレビに対する音関連の不満が2つも減った。ほかにも機能・効果が多々あるので、さらに使い込んでゆきたい!! みたいな。

 いや、コレ、手軽さと音響的効果のバランス、かなりイイと思いますヨ!! 手っ取り早くテレビからの音をグレードアップ~バーチャルサラウンド化したいというなら一見ならぬ一聴の価値アリっす。


ヤマハYHT-S400サブウーファー内蔵アンプ部。ヤマハからはほかにも多々ホームシアターシステムが出ているが、コレがいちばんラクな感じ。効果も十分感じられるので、面倒くさがり&とりあえず派に最適かもしんない。ホームシニャターってニャにかしら? 音が出るんだよ。うるさいヤツね。そうだよ、やだねえ。やーねー。みたいな。

SHUREの密閉型ヘッドホン4機種

SHUREの密閉型ヘッドホン4機種

2009年10月30日 06:00

 現在書籍作成中。そのイメージカットにSHUREのヘッドホンを貸しておくんニャさい、とお願いしたら、SRH750DJとSRH840とSRH440とSRH240を全部お借りできた。撮影だけじゃモッタイナイんで、ちょっと音聴いてみよ!! 的な。

 SRH840とSRH440とSRH240の3機種は、11月20日に発売予定のモデル。どれも密閉型ヘッドホンだが、SHUREがコンシューマ向けに密閉型ヘッドホンを発売するのは初めてだとか。

 それぞれ試してみたが、SRH840はとくにイイ感じ。基本、フラットなサウンドだと思うが、ほかの2機種と比べると奥行きのある低音と広がりと透明感がある高音がバランス良く出ている気が。……逆に、SRH440やSRH240だと出せない音まで出せてるのかニャ!?

 どの機種もちょっと個性があるが、でもこのうちの最上位機種となるSRH840が2万円前後。拙者的観点からはコストパフォーマンスが非常に高いよーに思えてならない。SRH840はとくに。

 あと日本では未発売/発売日未定のDJ用ヘッドホンのSRH750DJ。これはとくにフラットで、ホントにモニター用途という印象を得た。けど、同じメーカーの同じ世代のヘッドホンを4機種試していると、モニター指向という基準がわかんなくなってきますな。

 SRH750DJは4機種中最も味付けしていない、みたいな印象だが、もしかしたらほかの機種が味付けがなくてSRH750DJが平坦な味付け? という基準失い状態の拙者なので、ま、斜め読みのご参考までってコトで。

 個人的に買うとしたらSRH840かニャ~。ともあれドレもSHUREブランドのヘッドホンなのに意外に買いやすいお値段だったりするので、店頭に並んだらゼヒ試してみてほしい感じ。


SHURE(シュア)のSRH840。原音の豊かさをじっくり味わえるモニター指向ヘッドホン、てな感じだろうか。ポータブル音楽プレイヤーのノイズまで聞こえてきちゃう性能なので、ヘッドホンアンプと併用したほうがいいかも!?SHUREのSRH750DJ。日本では未発売/発売日未定のDJ用ヘッドホンで、よりモニター指向なイメージ。電子楽器使う人とかPCで音楽製作する人にもよく向くんじゃないかと思われる。


密閉型でもインイヤ型でも音漏れが聞こえるニャ。聞こえるわ。猫はわずかな音も聞こえるニャ。聞こえるのよ。ニャニャ。ニャニャ。みたいな。

学研のテルミンPremiumが案外イイ

学研のテルミンPremiumが案外イイ

2009年10月2日 11:00

 実際どーなのかニャ~と気になっていた学研のテルミンPremium。マトリョミン練習中だし正統派テルミンにも興味津々ってコトで、自発的に一瞬気絶してAmazonでポチッてみた。9000円とかだった。

 ぶっちゃけ、価格のわりには非常によくできているテルミンですな。マトリョミンと違って、機構的にはしっかりとテルミンしてるので、演奏中に音量をコントロールできる点も愉快。

 てなわけで学研テルミンPremiumも練習中だったりするが、マトリョミンと演奏方法っつーか演奏時の姿勢が違う感じ。なので、テルミンPremium演奏後にマトリョミンを演奏したり、その逆をしたりすると、なんかこう、ヘタ度UPっていうか再度マトリョミンやテルミンPremiumに慣れるのに若干時間がかかる感じかも。

 ……ド初心者なのに両方を取っ替え引っ替えイジっちゃダメなのかもしれない。上達してない感じ!! ヤバ!! ということで、まずはマトリョミンにある程度慣れるまで、テルミンPremiumは封印っつーコトにしてみた。

 てゅーかマトリョミンも封印して仕事早く終わらせろ>俺、みたいな。


封印したテルミンPremium。つーかテルミンPremiumから始めて、次にマトリョミンという方がいいような気も。どんな演奏スタイルでどんな音なのかは学研のサイトでご覧あれ。あ。おまえは。そのニャトリョミンみたいな猫っぽい音がするのはニャんですか? 引き続き演奏して良い。箱にしまっちゃダメ。みたいな。

マトリョミンにハマる

マトリョミンにハマる

2009年9月30日 11:00

 辛抱たまらず、マトリョミンを購入。

 マトリョミンはMandarin Electron社のオリジナル電子楽器ですな。ロシア生まれのテルミンと、やはりロシア生まれのマトリョーシカ人形が合体!! マトリョーシカのなかにテルミンが入った!! マトリョ(ーシカ)+(テル)ミンで、マトリョミン。

 コレ、手を近づけると音が高くなり、手を遠ざけると音が低くなるという、音質固定のシンセサイザーのような楽器。どんな音が出るかはYouTubeで視聴して欲しいが、独特の音色なのだ。

 曲によって演奏の難易度は変わるが、数十分触っていると簡単な曲をなんとか演奏できるようになる感じ。手を動かして音程を変える動作に集中していると、なんというか、一種のトリップ感が得られるところが楽しい。

 って、まだ演奏がイマイチ……もっと練習するゼ!! と、ナゼか現在、マトリョミンにハマっている俺でした。

Mandarin Electronのマトリョミン。外見は単なるマトリョーシカ人形だが、内部にテルミンと同様のシンセサイザーが組み込まれている。あ。おまえはおまえは。そのDrawdioみたいな猫っぽい音がするのはニャんですか? もっと演奏して良い。苦しゅうない。みたいな。

攻殻S.A.CのBlu-ray版ゲット!!

攻殻S.A.CのBlu-ray版ゲット!!

2009年8月31日 11:00

 2009年8月25日に発売された『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1』の見本品をいただきましたっ!! ちょっとお仕事したので。

 このBlu-ray BOXには、いわゆる“TV版攻殻”の第1話~第13話が収録されているんですけど、いやー久々にガッツリと見ましたヨ、攻殻。おもしれぇ~!!

 もう何回も見ているテレビ版攻殻機動隊だが、相変わらず楽しめますな。既にストーリーはよく知っており、少々仕事をしたこともあって、やや深めの部分の詳細も知っている。んだが、それらを踏まえた上でもまだ新たな発見みたいなモンがある。ヒジョーにキッチリ作られたアニメ作品なんだなぁ、という印象。

 もちろん、Blu-ray版の魅力も。単純にハイビジョン映像で観られるってのが嬉しい。細部までクリアに見えるのは気持ちいいですな。

 仕事を終えて、夜、毎日1~2話観よっかな~、それで9月を迎えよっかな~、とか考えていたが、結局2晩で見終わっちゃった。でも数日空けてもう1回観ちゃおうかな、的な魅力がある。

 この作品自体は2002年にSKY PerfecTV!で放送されたもの(地上波では2004年)。舞台は人間の脳とネットを直結できる電脳化技術がフツーに使われている社会だが、2002年に描かれた未来像としては、まだまだ魅惑的なリアルさが漂っているのがイカス。近年、5年以上経ったりしたSF(映像)作品は、速攻で陳腐化しちゃうっしょ。でもTV版攻殻はまだ新鮮味があるのだ。

 てなわけで……Blu-ray版だけにちょっとお高いけど、オススメな気分。攻殻ファンの人はぜひ買っておくんニャさい。


『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1』のパッケージ。価格は2万1000円。Blu-ray Diskが3枚入ってるのだ。DVD版に入っていた“タチコマな日々”も収録されている。特製ブックレット付き。このなかで仕事しましたヨ。


ブニューレイってニャんですか? 画面でなんか動くらしいよ。ニャんで狭そうにしてるんですか? 座る方向間違っちゃったの。みたいな

ラジオをラップで密封

ラジオをラップで密封

2009年7月6日 11:00

 え? もう今年って後半に入った!? てなくらいミョーに忙しい拙者であった。今年は解禁から渓流行くゾ!! とか思ってたが、そんなん全然叶わず、みたいな。

 てか、1月中に部屋をビシッと片付けるゼ!! と思っていたが、それも全然できておらず、小間物山積であり、その上にホコリがたまり……というありさま。

 でも先日ちょいと時間ができたので掃除したら、ニャ!! ニャニャニャニャ!! ビンテージな短波ラジオが発掘された!! 松下電器のクーガー2200とソニーのスカイセンサー5900っ!! カッコいい!! んだけど両機ともホコリだらけ!!

 うむむむぅ~。これはイカン。

 しかし、この先も忙しい予感であり、この先もラジオがホコリを被る予感。そこで、すニャらしいこれらのラジオを保護してみた。

 梱包に使う、ストレッチフィルムとか梱包ラップと呼ばれるフィルムで包むのである。中古ハードショップとか行くと、よくビニールでくるまれたハードウェアがあるっしょ? あんな感じに。

 これでホコリ防止でありかつ劣化もけっこー防止される予感!! だけど使うにはビニール破らないといけないのであり、なーんかラジオと距離ができちゃった感じで微妙に寂しい気も。


幅が狭いストレッチフィルムでラジオを密封してみた。これでホコリが付着しないのだ!! が、この状態では使えない。ともあれ、こういうストレッチフィルムは1本あると便利っスよ。ストニャッチニャヌムってニャにかしら? えっ、なんて言ったの? スニャニャッチニャヌニュ。えっ!? ミャゥ~。え? みたいな。

クルマiPod野郎ならKOS-A300!!

クルマiPod野郎ならKOS-A300!!

2009年6月17日 11:00

 ケンウッドのKOS-A300というモノを買ったんですけど、これかなり便利。ソレ便利そう~、という人と、そんなんイラネ、って人に分かれそうなハードウェアであるが、拙者的にはマジ快適なのであった。

 これ、外部音源などをカーオーディオにつなぐためのハブのような存在ですな。KOS-A300を使うと、iPodとかiPhoneとか、USBフラッシュメモリに入った曲とか、一般のオーディオ機器の出力を、カーオーディオに接続できる。

 また、専用の小さな液晶画面とクルクル回せたり押せたりするコントローラーで、iPodやUSBフラッシュメモリの曲を自由に再生~検索できまくる。って、ビミョーにつかみ所のない機材って気もするので、近々レポートしますネ。

 しかし、コレを手に入れたその日から、拙者が感じていた細々した面倒が一気に解消されてスッキリ!! これがあれば、多くのカーオーディオがiPodの操作性にグググッと近づくなぁと思ったりした。


左下の丸いのと、右上の小さな液晶が、KOS-A300のコントローラ部と表示部。このほかにハイダウェイユニットがある。iPodをクルマで使って音楽聴きたい人には何かと便利&安全なハードウェアなのだ。ニャイポッドってニャにかしら? そんなことより猫頭押さえの技をやらせておくんニャさい。やニャの。おまえはおまえは。みたいな。

SHUREのSE115を試してみた

SHUREのSE115を試してみた

2009年5月27日 11:00

 SHURE(シュア)からSE115という新型のイヤホンが発売されるようで。発売日は2009年6月12日で、価格は1万円あたりらしい。高級・高音質イヤホンのイメージが強いSHUREにしては、かなり低価格な製品ですな。

 ふぅん、SHUREもシェアを広げるべく頑張ってんですな、とか思いつつ、SE115を半ばスルーした拙者なんですけども……ニャ!! カラバリ!! 青とか赤とかピンクとか黒があるもよう。むむむ。む。むむーん。と興味が出てきた。

 でも、色付き&SHUREロゴ入りって“だけ”だったりして!? と思ったので、発売前のSE115をちょいと試させてもらった。

 拙者観点からの結論を言えば、例えば1万円でコレが売られるなら、コストパフォーマンスが高いっつーかなんか、価格のわりにはハイクオリティクオリティーてな印象。音質も付属品も好感触であった。

 音質は、どちらかと言えば、低音がガスガス出てこそノレる系のジャンル向け、てな印象。元気めのロック方面音楽とかだと、心臓の鼓動を加速する感じのビシッとした低音を楽しめる。高音の繊細さ鋭さは、3万円とか5万円とかの(バランスドアーマチュア型ドライバを搭載した)上位機種と比べちゃうとナンだが、「これじゃ足りない」ってほどの印象でもない。低音強めって感じだが、全体的にバランスがよく、縦ノリなサウンドにはよくマッチしているんじゃないかニャ、と。

 付属品は交換式イヤパッド(ウレタン素材×3サイズとシリコンラバー×3サイズ)、91cmの延長ケーブル、キャリングポーチあたり。抜け目ナシな感じ。SHUREのキャリングポーチはわりと頑丈だし便利っス。

 カラーバリエーションは、やはり楽しいですな。色鮮やかなピンクは人気が出そうな雰囲気。ただ、ほかの色は若干抑えめの静かな色。個人的にはピンク以外も、もうちょっとハデな色にして欲しかった気が。

 でも、SHUREイヤホン入門機としてイイんじゃないでしょうか、コレ。実勢価格はいくらになるのかニャ~、とか思ったりした。

SE115のカラーバリエーションは4色。左から、レッド×ブラック、ブラック、ブルー×ブラック、ピンク×ブラックとなる。次世代ダイナミック型ドライバを採用。イヤホン本体のケーブルは約45cmで、付属のケーブルをつなぐとさらに約91cm延ばせる。

イニャホンてニャにかしら? 音がするらしいよ。やあねえ。やだねえ。