スタパ齋藤の「スタパブログ」

 釣りに行く気満々状態の俺なんですけど、使うタックル(釣り具)を整理していたら、なんかナイフが……こんな重くてゴツいの使ってたっけ!? と。釣り用としては過剰なパワーがありそうな、どちらかと言えばクライミング用ナイフが釣りベストから出てきたのであった。

 なので、小さくて軽いナイフを新調した。モノは……baladeoというメーカー? の、「G Series 37 Gram Pocket Knife」のシリーズ品だと思われる「ALL BLACK 34 GRAMS」。本体価格4200円で購入した。

 その名のとおり質量は34gしかない。軽っ♪ 二つ折りにできてコンパクト。刃は十分な長さがあり、波刃(セレーション)も使える。持ち手にはクリップが付いているので、折り畳んだ状態でベルトやポケットに留めておける。なかなか便利そう~♪

 ちなみに、釣りでナイフを何に使うのかですけど、俺の場合は主に「釣り糸の切断」ですな。自分の釣り糸をカットするのはそのための道具があるのでナイフは使わないが、釣り場には「誰かが捨てたゴツい釣り糸」がけっこーあったりする。しかもグジャグジャ状態で木に絡まったりしていて。木に引っかけてそのまま釣り糸切って帰った、みたいな状態。

 そういう釣り糸を自然のなかに捨てるのはダメである以上に、非常に危ないんですな。帽子や服や釣り具に引っ掛かったりすることが。ブーツに引っ掛かったりすることも。釣り糸とは言っても頑丈なので、ヘタすると肌を切ったりする場合もある。罠かよ、と。

 誰が捨てるんでしょうな。しかも日本の渓流とか淡水湖とかで、こーんな太い糸使うって……謎。逆にこんな糸使ってたら釣りにくくない? 釣れなくない? みたいな。

 ともあれ、そんな捨てられた釣り糸を見ると、釣り人として非常に悲しい……よりもイラッとクるのである。情けなさを通り越した怒り、的な。そういうゴミは、俺の最強に強まった切れ味抜群のナイフでスパッと切って片付けて、スッキリした気持ちで釣りに挑むとも~爆釣なわけですよ!! みたいな。

 いやホント爆釣……とまでは行かないが、ゴミ片付けつつ釣りしたりすると、釣れちゃいますヨ。イライラ要素が排除され、心が安定し、脳のリソースが無駄に消費されず、そのぶんキャスティング等々釣りそのものにリソースがたっぷり使われるから、かも、しれない。

「ALL BLACK 34 GRAMS」という34gしかない二つ折りナイフ。全長約20cmで、刃渡り約9cm。慣れれば片手で開いたり閉じたりできるタイプだ。
閉じると全長約11cmに。クリップが付いているのでポケットやベルトに装着しておける。目的なく持ち歩くと銃砲刀剣類所持等取締法違反~。
ニャイフってニャにかしら。釣りらしい。うかちゃんも釣りに行きたいニャ。ぼぼぼ、ぼくは釣りに行って猫缶食べたい。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。