スタパ齋藤の「スタパブログ」

 先日書いた「春のデジカメ&機材下取り祭り」で買ったコンパクトデジカメ、キヤノンの「PowerShot G1 X」。コレが思いのほか良かった。

 実は買う前にいろいろ迷ったのであった。具体的には、シグマの「DP2 Merrill」とかソニーの「DSC-RX1」とかイロイロと。

 結局、キヤノンの一眼レフユーザーであり、そのアクセサリ類が使えて、ユーザーインターフェイスもキヤノンのソレであり、さらに撮像素子大きめで、みたいな無難な理由で「PowerShot G1 X」を選んだ。

 が、使ってみたらかなり満足。いろいろと満足した部分が多いので近々レポートしたいが、画質がイイですな。コンパクトデジカメとしてはけっこー大きいカメラなんですけど、デジタル一眼的な描写をしてくれる。ある程度低感度で撮ればノイズが非常に少ない超鮮明な描写となる。絞りを開き気味にすれば背景などの柔らかなボケ味を楽しめる。

 それから全体的な操作感もナイスであり、ボディやダイヤル類に高級感と剛性がある。外観もわりと好みで満足しているが、1点、残念なところが。

 それは、最短撮影距離。マクロモードにしても、広角端で20cmまで、望遠端で85cmまでしか被写体に寄れない。寄れないデジカメだなぁ、的な。

 まあ、他はイイんですけどね~。機能性も操作性も十二分。でも、近くのモノを多々撮影する人にとっては「イラッ」とさせられることが少なくないデジカメになるかもしれない。

キヤノンの「PowerShot G1 X」。撮像素子として1.5型(18.7×14mm)のCMOSセンサーを搭載している。デジタル一眼に迫る画質を期待できる。
液晶モニターとして3型(約92.2万ドット)のバリアングルモニターを搭載。シンプルで扱いやすいハードウェアインターフェースも好印象だ。
ニャニャニャ!! ニャ!! シャー!! ニャニャ!! ウゥゥゥ~!! ニャ!! フーッカーッ!! ニャ!! シャーッ!! ニャ!! (喧嘩中っす)。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。