iLokにハマり、Inspironに救われる

2012年3月28日 06:00

 久々にハマった。悪い意味で。iLokというUSBスマートキー(ドングル)を使ってソフトウェアのライセンスをオーサライズしようとしたが、どーにも巧くいかないんであった。

 iLokは、ソフトウェアのコピープロテクトに使われるドングルで、たとえばDigidesignやCelemonyなど多数のサウンド系ソフトウェアベンダーが利用している。このiLokにライセンスを書き込んでおき、ソフトを使う時はiLokをUSBポートに挿す。そうするとソフトが起動する。が、iLokを挿さないとソフトは起動しない。iLokナシではソフトが使えないので、コピープロテクトになるというわけだ。

 で、先日、Melodyne Studioという凄まじいソフトを買ったんですよ。Melodyne 3.x cre8からのアップグレードで。MelodyneはiLokを利用するソフトなので、iLokへのライセンス書き込みが必要となった。

 そして結論から言えば、使用中のWindows 7 64bit環境では何回やってもどう足掻いても、全然書き込めないのであった。設定が悪いのか? ブラウザ? Active X? 超試行錯誤したが、ダメ。

 もうMelodyne捨てちゃおうかなっていうか買い直そうかな、と思うほど疲れ果てたが、「もしや!?」と思ってひとつだけ試してみることに。

 5年くらい前まで(主にDTM用に)使っていたDELLの「Inspiron 9300」。以前にiLokにライセンスを書き込んだときはこのマシンを使ったのだ。もしかしたらこのマシンならサクッと書き込める? と思って試したらサクッと一発で完了♪

 ……巧くいかなかった状況では、iLokサイトではライセンス書き込み準備完了となっていたし、iLokドングル自体もフツーに利用できていたし、もーしかすると「使用中のWindows 7 64bit環境のせい」かも、とか思ったりする俺。だけど確証ナシ。ともあれ、Inspiron 9300は万が一のときのため、メンテしつつ持ち続けておこうと思ったりした。

iLok本体。USBメモリーと似た小さなデバイスで、対応ソフト使用時にはこれをUSBポートに挿さないとソフトが起動しないのだDELLの「Inspiron9300」。17インチワイド液晶(1920×1200ドット)を搭載したPentiumM(740~780)ノート。OSはWindows XPニャングルってニャにかしら? 密林かな? よくわからないけど怖いわね。よくわからないけど怖いね。ニャ。ニャ。みたいな