3年→5年半になった「えいようかん」

2011年6月6日 06:00

 スポーツ自転車にまだ十分慣れていない頃、何度かハンガーノック(の手前くらい)になった。エネルギー切れのかなり危険な状態ですな。その状態はマジでヤバめなので、以降、サイクリング時には意識して補給食(行動食)を食べるようにした。

 よく食べるのはご存知「パワーバー」。しかしコレ、日本国内ではヤケに高価。なので、小さな羊羹もよく食べる。モノとしては井村屋の「えいようかん」である。

 このポケッタブルな羊羹、登山やキャンプの人にはおなじみですな。登山~アウトドア用品ショップによく置かれている。1本が171kcal(ごはん一杯分程度)あるので、スポーツ時の補給食によく向く。また、保存期間が長いのでまとめ買いにも好都合。えいようかんの従来品の保存期間は3年だった。

 のだが、ここにきて、この3年の保存期間が5年6ヶ月に伸びた。5年半保存できる新型(!?)のえいようかんが流通し始めたんですな。どうも今回の震災で、ほかの備蓄食と同じ保存期間が要望され、井村屋の強まった製造技術により実現したようだ。ちなみに、前述のように1本171kcalの羊羹だが、この「171」は偶然にも災害用伝言ダイヤルの番号と同じ。

 てなコトを知らない状態で「あ、えいようかんもうすぐなくなる」と箱買いした拙者。見ると、その箱(5本入り)の裏に災害用伝言ダイヤル171の使い方が書いてあったり、災害時に箱を見つけやすいように蛍光シールが付属していたり。なんか、えいようかんの非常食度がUPしていてビックリした次第である。

井村屋の「えいようかん」5本入りパック。実勢価格は500円弱。5年半も保つので本格的な非常食として備蓄できるようになったこんなサイズの羊羹なのだ。パッケージはフィルムを引くだけで剥がれるので簡単に食べられる。登山やサイクリングにもオススメ疲れたら羊羹かしら? ササミを食べて寝たらいいのにね。ササミを食べて寝たらいいんだわ。ニャニャ。ニャニャニャ。みたいな