みんなのケータイ

 バレンタインシーズン真っ只中。デパートやスーパー、駅ナカでもバレンタインコーナーが設けられ、真剣にチョコを選んでいる女子たちの姿を見かけます。義理チョコはどうしようかな。手作りチョコとか重たいし、相手に気を遣わせちゃうのもなぁ。せめてお世話になっている人にはチョコをあげたいけれど、わざわざ会いに行けないし。職場でも、面と向かって渡すのはちょっと恥ずかしい。などと、義理チョコにおける女子たちの悩みは尽きないのです。

 そこでひらめいた。今年のバレンタインはスマホでさりげなく気持ちを伝えてみよう。今からでも間に合う、ちょこっとスマートなバレンタイン大作戦をご紹介します。

作戦その1  お世話になった人にさりげない「感謝チョコ」

 先に謝っておきますと、正確にはチョコではありません。スマホで感謝の気持ちを伝えるといえばLINEやメールで、メッセージを送るのもいいけれど、ちょこっと工夫したいところ。スターバックスコーヒーが提供している「Starbucks e-Gift」をご存知でしょうか?

 FacebookやTwitterなどSNSのメッセージ機能を利用して、ギフト券(オンラインチケット)を贈るサービスです。バレンタインなどのイベントや、季節に合わせたメッセージカードにコメントを添えて、贈ることができます。受け取った人は、届いたURLをタップしてスマートフォンで表示されたチケットを、スターバックスコーヒーのレジカウンターで見せると、オーダーしたコーヒーと交換できるのです。チョコではないけれど、コーヒー好きな人にはいいですよね。さっそく、日頃お世話になっている編集部の先輩へ贈ってみました。

贈りたい相手と、カードのデザインを選んで、コメントを入力
500円のギフト券になる。支払いはクレジットカード、キャリア決済が選べる
あっという間に送信完了。我ながらスマート!

 いまのところリアクションゼロですが、きっと喜んでくれたことでしょう。決して空回りではない。

作戦その2  遊び心をおすそわけ、元気になれる「友チョコ」

 こちらも先に謝っておきますと、正確にはチョコではありません。オリジナルのLINEスタンプが作れる「俺スタンプ」というアプリを使って、仲良しの友達にメッセージを送ります。今回はケータイ Watch編集部の副編集長に……。あっ!友達じゃなくて上司でした。

アプリを開くとインカメラが起動し、ここで髪型を選ぶ。今回は“モテ”を意識して猫耳をチョイス
撮った顔写真が、顔ハメパネルのようなスタンプに。6つのテーマの中から選んで保存すると、ギャラリー内に画像データとして格納される
さっそくLINEで送信。さきほど作ったスタンプは、スタンプリストから選ぶのではなく、写真を添付する手順で、ギャラリーから選択する

 オリジナルスタンプを送信しました。三国志スタンプで返信してくれるやさしい上司です。これで社内コミュニケーションはバッチリですし、作戦は大成功といえるのではないでしょうか。

 「俺スタンプ」はバレンタイン以外にも、オリンピックバージョンやお受験バージョンなど、季節に合わせたスタンプフレームを無料で配布しています。普通のスタンプを送るより、ひと手間かかるけれどインパクトがありますし、気持ちも伝わるかもしれませんね。

 ところで最近、男性の3人に1人は、「逆チョコ」(男性から女性へ渡すチョコ)経験アリという、とある調査結果を目にしました。でも、そんなことはないはずって思っています。そんなの見たこともないし、もらったこともない……。でもモテ子さんたちは毎年のように逆チョコをもらっているんでしょうかね。今回ご紹介した「Starbucks e-Gift」のようなさりげない贈り物は、話のきっかけにもなると思います。今年はスマホで逆チョコ、贈ってみてはいかがでしょうか?