みんなのケータイ

 スマートフォンのホーム画面は日頃目にする場所なので、カスタマイズで雰囲気が変わったり、配置換えで途端に操作しやすくなったりと、なにかと影響のある場所だ。「Optimus G L-01E」にはホーム画面のアイコンをカスタマイズできる機能が用意されており、プリセットされているアイコンに変更したり、写真からアイコンを生成したりできる。

 また、ホーム画面のアイコン4個分の場所を使う大きなアイコンにすることも可能だ。Android 4.0ではアイコンを同じ場所に重ねるとフォルダが生成されるが、このフォルダも同じく4個分の場所を使う大きなフォルダにできる。大きなフォルダ表示では、内容物として見えているアイコンについては(フォルダを一度展開することなく)直接タップもでき、なかなか考えられている。頻繁に使う機能を大きなアイコンにしたり、絵柄を変えてみたりと、いつものホーム画面に飽きてきたら便利な機能だ。

アイコンを長押し
場所が決まると、数秒間はアイコン右上に編集マークが付く
編集マークをタップするとアイコン編集画面に。右上のボタンでは大きなアイコンに変更できる
通常アイコン4個分の場所を使う大きなアイコンにしたところ
アイコン編集画面で写真を指定すると、オリジナルアイコンも作成できる。これは寿司の写真を指定したところ
フォルダも4倍サイズに変更可能。フォルダの中に見えているアイコンは直接タップできる

 アイコンやサムネイルを大きく表示する、という観点では、写真を表示する「ギャラリー」にも用意されている。写真のたくさん入ったフォルダーを表示した際、ピンチイン・アウト操作で、サムネイルの大きさを自由に変えられる。画面に一度に表示できる量を柔軟に調整できるので、全体を俯瞰したい場合、じっくりと選びたい場合など、シーンに合わせてサッと切り替えられるので便利だ。

 「Optimus G L-01E」は“全部入り”のハイスペックなモデルだが、こうした日々の使い勝手に貢献する地味な機能がしっかりと底上げされており、長く付き合える端末だと感じる。

「ギャラリー」のサムネイル表示
ピンチイン・アウト操作で自由にサムネイルサイズを変更できる