Stormも(香港で)メジャーになってきた

2009年7月24日 11:00
(山根康宏)
 最近では(筆者在住の香港の)スタバでStormを操作していると「それStormですよね?どうですか?」なんて突然話しかけられることも増えてきた。海外のニュースサイトを見ているとマイナーチェンジ版のStorm 2のうわさ話も上がっているようだ。発売当初は賛否両論が出たStormの「画面が沈むSurePressタッチパネル」だが、後継機のうわさが出てくるということは一定の評価を受けているということだろうか?

 Stormがメジャーな製品になってきたなぁ、と感じるのは、サードパーティー製の周辺機器が増えていることからも分かる。充電台も1000円台の安価なものが出てきてくれたおかげで、会社などに予備のクレードルを手軽に設置できるようになった。筆者も先日そんなクレードルを購入した。充電端子がminiUSBのため、Boldと充電器を共用でき、普通に売っているケーブルを使えるのも便利だ。他にも背面の金属製カバーも何色かのバリエーションが出てきている。

 この半年使い続けての感想だが、文字入力が厳しいという弱点はあるものの、「メールが確実に届くメディアプレイヤー」と割り切ってしまえば、問題はない。休日くらいゆっくりしたい、でもメールだけは読んでおかないとね、なんて使い方にも適していそうだ。ちなみに筆者の知り合いのBlackBerryマニアは、平日はBlackBerry Bold、休日はSIMカードを入れ替えてStormにする、なんてことを実際にやっている。

 もっとも、Stormにキーボードが付くと恐ろしく便利な端末になってくれると思うのだが、何かいいアイディアはないだろうか?そういえばアメリカで発売されているLGのフルタッチスマートフォン「LG Versa」には、キーボードが合体したボディーカバーが用意されている。Stormにもそんなアクセサリが出てきてくれれば、毎日常用できるメイン端末にできるのだが......どこか出してくれないだろうか?