みんなのケータイ
赤くなったiPhone 7 Plus
【iPhone 7 Plus】
2017年4月26日 06:00
昨年4月、本コーナーでも書いたように、iPhone 6s Plusでは米国版を購入し、シャッター音のない環境で使っていたけど、昨年9月にiPhone 7 Plusが発売され、シャッター音の鳴る国内版のiPhone 7 Plusに移行していた。シャッター音については相変わらず、自主規制が見直される様子はないけど、画面キャプチャ(スクリーンショット)時のシャッター音は鳴らない機種が増えてきたりして、ちょっとずつ見直しの方向が模索されているような印象もある。
iPhoneの購入については、以前にも書いたことがあるけど、できるシリーズでiPhone関連の書籍を制作する関係上、ここのところ、毎回、各キャリア版を個別に購入している。本コーナーにも寄稿している白根雅彦氏も共著者の一人なので、同じように複数台を購入していて、iPadも含めると、「お互い、結構な“枚数”だよな」と苦笑いすることも……。
各キャリアで購入するとはいえ、みんなおんなじカラーではつまらないので、各キャリアで違う色を選んでたりするんだけど、iPhone 7 Plusではメインで利用するauのiPhoneをジェットブラック/256GBで選び、半年近く利用してきた。実は購入時にちょっとした手違い(個人的な注文ミス)があり、同じカラー、同じ容量のSIMフリー版をApple Storeからも購入していて、こっちもテスト用の予備機として利用していた。
そして、迎えた今年3月。「今年の3月はiPad Air/Pro、iPhone SEの後継が出るのかな?」などと勝手に想像していたら、iPad(第5世代)に加え、意外にもiPhoneに「(PRODUCT)RED Special Edition」が追加された。PRODUCT(RED)は売り上げの一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金へ寄付するというアップルの取り組みで、これまでもiPod nanoやiPhoneのアクセサリーなどで展開され、個人的にもいくつか製品を購入してきた経験がある。
せっかく出たんだし、基本的に赤は好きなので、買ってみましょうということで、iPhone 7 Plus(PRODUCT)RED Special Editionの256GBを購入することにした。注文開始日の開始時間がちょっと宴席の時間と重なってしまい、ちゃんと注文できるかどうかが心配だったけど、オンラインのApple Storeで無事に注文完了。もちろん、AppleCare+も忘れずに加入。
届いたiPhone 7 Plus(PRODUCT)RED Special Editionは、これまで使ってきたiPhone 7 Plusの内容をiTunes経由でそのまま復元。音楽がたくさん入っているので、転送にはちょっと時間がかかったけど、その他の設定も含め、無事に復元完了。これまでiPhone 7 Plusは純正のレザーカバーを装着して利用してきたけど、今回はせっかくの赤なので、色が見えるように、市販のクリアカバーを購入して装着。ただ、クリアカバーって、みんな同じように見えて、微妙に違いがあるようで、今回はボディの4つの角の部分がわずかに膨らんで、バンパーのような役割を果たすというカバーを購入した。
赤いiPhoneに移行が完了したら、これまで使ってきた黒いiPhoneを売らなくちゃいけません。iPhoneの買い取りについては、本誌でもよく話題になっているけど、ボクは最近、秋葉原のイオシスさんにお願いしている。初期化したiPhoneを購入時の箱に入れ、付属品も確認して、お店に持ち込んだところ、きれいに使っていたということで、買い取り価格は7万3000円となりました。iPhone 7 Plus(PRODUCT)RED Special Editionの購入価格が11万6424円(税込)だったので、差額は4万3424円。これが妥当なのかどうかはわからないけど、ボクは資産価値がゼロになる前に売りたい人なので、良しとするかな。
ちなみに、赤くなったiPhoneだけど、周囲の反応は「おっ、赤いのにしたのね」と言われるくらいだけど、やっぱり、興味を示すのは女性が多いかな。今、iPhone 7やiPhone 6sを使っているのに「買い換えたい!」という人も居れば、iPhone 5sあたりを使っていて、「買い換えのタイミングを逃していたから、今買えるんだったら欲しい」なんていう声も聞かれました。新機種の半年後に新色って、なかなかいい手段なのかもしれませんね。