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幻のNote7に憧れ、手書きメモ病が再発

【Galaxy S7 edge SCV33】

 前回も書いたが、Galaxy Note7を買う気満々だった筆者。手のひらで華麗にスタイラスペンを走らせる“できるビジネスパーソン”の姿を思い浮かべていたのだが、叶わぬ夢となってしまった。

Galaxy S7 edge SCV33に「MetaMoJi Note」をインストール

 あまりに悔しいので、Galaxy Note7のSペンの快適性までは行かないが、久しぶりに手書きメモアプリをインストールして使い始めた。一時はかなりヘビーに使用していた「MetaMoJi Note」(旧Note Anytime)だが、メインのPCをタブレットPCから普通のノートPCに戻してからというもの、しばらくご無沙汰な状態が続いていた。ところが、ここに来て個人的な手書きブームが到来し、Galaxy S7 edgeに再度インストールと相成った。

 MetaMoJi Noteの魅力は、何といっても手書き変換エンジンの「mazec」の優秀さだろう。アプリとしては、文字入力以外にもさまざまな機能が搭載されているが、普段のメモの多くは文字であり、それをテキストデータに変換して効率的にアウトプットできるのは物書きを生業とする身としては大変ありがたいのだ。

PC版に作業を引き継ぐことも可能

 その都度変換しなくとも、「後から変換」機能を使えば、書きなぐった手書きのメモをまとめてテキストデータにできるので、ノートPCを広げられない場面での取材でも役に立つ。「後から変換」の作業は移動中などの隙間時間に行うことで、時間も有効に使える。テキスト化したデータはクラウド経由でPC版のMetaMoJi Noteともシンクロできるので、込み入った編集作業はPCで引き継げばいい。

 実のところ、やっていることは3年前と同じなのだが、昨今のスマホのディスプレイの標準的なサイズが大きくなっていることもあり、それだけでわりと実用に耐える感じがしたのだった。