極薄の折りたたみキーボードで外出時の文字入力が快適に

　スマートフォンのハイスペック化により、プライベートはもちろん仕事でもスマートフォンでなんとかなる機会も増えてはいますが、それでもやっぱりパソコンがいいな、と思うのは長文を打たなければいけないとき。短いメッセージだけならスマートフォンのフリック入力でもこと足りますが、状況をきちんと説明しなければならない文章を書かなければならないときはどうしてもスマートフォンでの入力をためらってしまい、返信を後回しにしがちです。

マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」と愛機arrows NX F-02H

　外出中でも気軽に長文を打つ方法はないものか、といろいろ考えて、現状たどり着いた答えが、マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」。折りたたんだ状態ではCDアルバム1枚分の大きさながら、開くと11インチクラスのノートPC並みのキーボードへ変形するという、ちょっと変わり種のBluetoothキーボードです。

　折りたたみ機構以外の機能面も良く考えられており、キーボードは開くと自動で電源オン、閉じて電源オフになるので電源管理が非常に楽。基本的には充電式ですが、Micro USBで簡単に充電できるので、モバイルバッテリーを持ち歩いていればいざというときに使えない、という不安はありません。

　Bluetooth登録は最大2端末まで登録でき、さらに右上のOSボタンを押すことでWindows、Android、iOSに最適なキーボード配列へトグルで切り替えられる仕組み。キーボードの真ん中に空間がある独特のキー配列は最初こそ打ちにくかったものの、ある程度なれてしまえば、スマートフォンのフリック入力よりは圧倒的に速く快適に文字を打つことができます。

開くだけで自動的に電源オン

11インチクラスの「VAIO S11」とキーボード比較

　折りたたんだ状態はかさばらず、カバンの中にいれっぱなしでも邪魔になりません。1回の充電で最大3カ月のバッテリー持ちを交渉しており、一度充電しておけば大事な場面で使えないこともありません。外出時の文字入力で大変役に立っている1台です。