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スポーツに使っても、使わなくてもよし。離れがたい魅力があるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」

12月7日に発売されるHUAWEI WATCH GT スポーツモデル

家電量販店だけでなく、百貨店でも時計売り場の一角を占めるほどメジャーになり、存在感が高まってきているスマートウォッチ。時刻表示にスマートフォンとの連携、アクティビティの記録など、ライフスタイルを充実させる豊富な機能がウリの1つだ。しかしスマートウォッチであっても、好みが一番左右される腕時計としての見た目、デザインには妥協したくないところ。

こちらは12月19日に発売されるレザーバンド仕様のクラシックモデル

筆者の個人的な趣味で言えば、一見普通の時計に見えるクラシカルなアナログの雰囲気で、ランニングやサイクリング時のデータを詳細に記録できる最新の機能を備えていてほしい。少なくともGPS、リアルタイム心拍計は必須だ。ところが、望み通りのものに近い製品もあるにはあるけれど、とても手が出ない高額なハイエンドモデルばかり。スマートウォッチは欲しい。でも自分好みのデザインと日常・スポーツ向け機能が両立せず、予算にも合わない。そのせいで購入に二の足を踏んでいた人もいるのではないだろうか。

そんな折、12月7日に発売される「HUAWEI WATCH GT」は、もしかすると、なんとなく購入に踏み切れなかったそんな人にもジャストフィットするスマートウォッチかもしれない。市場想定価格は2万4880円(スポーツモデル)と2万5880円(クラシックモデル ※12月19日発売)。価格帯としてはエントリークラスに分類されるけれど、以下のようにHUAWEI WATCH GTにはエントリークラスの枠を超えたポイントがたくさんある。

  • シンプルなのに目立つ(?) オーソドックスなデザインのレザー&スポーツ仕様
  • 朝から次の朝まで1日中モニタリング。心拍や歩数記録で生活習慣改善
  • 夜間も装着してより良い眠りをサポート。仕事効率アップにも効果アリ
  • 運動を詳細に解析しVO2maxもわかる、スポーツ愛好家に最適な性能

10日間使い続けてきた筆者は、今や1日24時間、片時も手離したくないほどにしっくりきているのを感じる。ほとんど腕時計としてしか使わない日もあれば、週に1、2回運動してその結果を見て満足する日もあるけれど、そんな筆者のゆるゆるなライフスタイルにマッチしているのだ。スペック通り2週間はもちそうなバッテリーを充電するために、数日後にはいったん腕から取り外さなければいけないのが悔しい……と思うほどに。

かなりしっくりきているHUAWEI WATCH GT。充電で手元を離れている時間すら惜しい……

シンプルなのに目立つ(?)オーソドックスなデザインのレザー&スポーツ仕様

HUAWEI WATCH GTは、名前こそ「HUAWEI WATCH」が付くけれど、既存の同社製スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 2」とは方向性がかなり異なる。どちらかというと、2016年12月に発売されたモノクロディスプレイのトレーニング向けウェアラブル「HUAWEI Fit」の後継となる製品だが、HUAWEI Fitより日常利用も意識した設計とし、トレーニングに関わる基本性能をブラッシュアップしている。なので、HUAWEI WATCHシリーズの新たなブランド、と言ったほうがいいのかもしれない。

HUAWEI WATCH GTクラシックモデル(レザーバンド仕様)

今回筆者が試したのは、レザーバンド仕様のクラシックモデル。錆と腐食に強く金属アレルギー反応の出にくい316Lステンレスとセラミックが用いられた本体のケースが、アナログ時計のようなたたずまいをかもし出している。おとなしい見た目のオーソドックスな形状は、時計にシンプルさを求める人(筆者含む)にも好まれそうだ。

ケース直径は46.5mmとやや大ぶりで、女性のように腕の細い人だと目立ちやすいかも。ただ、そもそも男の筆者が装着していても、サイズよりはデザインが気になった女性から「それ、何ですか?」と声をかけてもらえたこともある(うれしい)くらいだから、サイズで目立つ・目立たないを気にするなんて無意味だろう。むしろ目立ってナンボ。腕時計とはそういうものだ。当然ながら見やすい画面サイズにつながっているので、ケースの大きさはメリットのほうが多い。

ケースのサイズは大ぶりだが、画面の見やすさにつながっている

厚みは10.6mm、重さは約46g。慣れると普通の腕時計と同じように装着しているのか、していないのかわからなくなる

そのディスプレイは有機ELの1.39インチ(454×454ドット)タッチパネル。腕を動かし盤面を顔に向けると、それを検出してサッと反応良く点灯し、鮮やかなカラーの文字盤を映し出す。画面のタッチ操作と側面に2つあるボタンを操作して、後述する各種画面の切替や機能の実行、設定などが行える。薄手の手袋越しでもタッチ操作ができるので、これからの寒い時期でも使い勝手が損なわれることはない。

腕を下ろした状態から、時計盤が見えるように腕を持ち上げると、サッと画面が点灯する

有機ELタッチパネルを採用。手袋越しでも操作できる

※今回のレビューで使用したモデルは海外仕様であるため英語表記となっていますが、日本での販売モデルは日本語表記となります。

クラシックモデルの他に、本体の性能は同一で、バンド部分がオールシリコンのスポーツモデルも用意される。ということは、スポーツモデルは汗のかきやすいスポーツ・トレーニング用途に向いていて、クラシックモデルは日常利用が中心の人向けかな? と思われそうだが、実のところ見た目以外にそれほど違いはない。

スポーツ・トレーニング用途向きのスポーツモデル

なぜなら、クラシックモデルはバンドに本革が使われているものの、バンド裏側の肌に直接当たる部分はシリコンになっているから。クラシックモデルでスポーツするのもまったく問題ないし、汗で本革を痛めることもまずない。水で丸洗いするときに気を使うかな、というくらい。革部分は新品状態でも落ち着きのあるブラウンで、使い込んでいくうちにさらに味わい深い色になっていきそうな予感があり、長く使い続けたいと思わせる。 個人的には、主に見た目が理由で本革バンドのクラシックモデルがお気に入りだが、バンドは工具なしに簡単に交換できるので、普段は本革バンド、運動時はスポーツモデルのシリコンバンドというように、利用シーンに合わせて変えるのもアリだろう。

クラシックモデルのバンドの表側は本革

裏はシリコン素材になっていて、汗を通さない

HUAWEIの文字が刻まれたバックル

バンド裏側にあるツメをスライドさせるだけで簡単に取り外しできる

朝から次の朝まで1日中モニタリング。心拍や歩数記録で生活習慣改善

まずはHUAWEI WATCH GTとスマートフォンを連携させよう

HUAWEI WATCH GTを購入したらまず初めにすべきことは、スマートフォンとの連携だ。 専用スマートフォンアプリ「Huawei Health」をダウンロードして画面の指示通りに操作すればあっけなく連携し、HUAWEI WATCH GT本体の初期設定も完了する。あとはスマートフォンのBluetoothをオンにしておけば、自動でHUAWEI WATCH GTが記録したデータをアプリに同期して、蓄積していくしくみだ。

「Huawei Health」をダウンロードして連携するスマートウォッチを選ぶ

検索されたHUAWEI WATCH GTを選択すると連携が完了

スマートフォンで受け取ったプッシュ通知のうち、どのアプリの通知をHUAWEI WATCH GTでも受け取るかを指定する

初期設定が完了。基本は常時接続状態で使うが、もちろんスマートフォンと離れてもHUAWEI WATCH GT単体で動作する

さて、スマートフォンとの連携が完了して使い始められるようになったHUAWEI WATCH GT、いったいどんな活用の仕方があるのだろうか。

時計のフェイスは数種類から選択可能。クラシックタイプのほかに、サイバーチックなデザインも

同製品の一番の特徴は、日常的に必要になる機能と、データ記録に対応するスポーツカテゴリーを幅広く網羅し、日常利用とスポーツ利用の両方をバランス良くカバーしていることだ。例えば日常で便利に使える機能をざっと挙げると、スマートフォンと連携することによる指定アプリのプッシュ通知の同期、電話着信時の通知、スマートフォン本体から音を鳴らすことによる探索機能などだ。そして、便利なうえに楽しく、最も活用しがいがありそうなのが、心拍計、歩数計、睡眠トラッキングの3つ。

電話着信や初期設定で指定したアプリの通知を表示する

スマートフォンの場所がわからなくなったときに、HUAWEI WATCH GTからスマートフォンに命令してメロディを流すことができる機能もある

まず「HUAWEI TruSeen 3.0」と名付けられたリアルタイムで計測する心拍計。1日24時間、常に脈拍をモニタリングして体調管理に役立てられる機能となっている。最近他のスマートウォッチでも搭載されることが増え、心拍計は今やそれほど珍しくはない。とはいえ、HUAWEI WATCH GTのディスプレイ上では瞬間値だけでなくその日1日の心拍数の推移をグラフで見ることもでき、さまざまな気付きが得られる。

心拍を読み取るセンサー

例えばグラフの推移と最高・最低値からどのような場面で身体に負担がかかっているのかを推測し、できるだけ疲れにくい過ごし方を考えることができる。反対に、屋外を歩いて移動しているときの心拍数が低めなら、もう少し早歩きして脂肪燃焼につなげてみようか、なんて判断も可能になる。あるいは安静時の平均値が普段と違うのを見て、自覚しにくい体調の変化を察知したりもできそうだ。

「HUAWEI TruSeen 3.0」による心拍計測。その日1日の推移がわかる

アプリ側では日間のほか、週間、月間、年間の統計で確認することも可能

歩数計もこれまたスマートウォッチとしてはスタンダードな機能。ではあるものの、HUAWEI WATCH GTを装着している間は心拍と同じように常に計測されるのがメリットだ。「スマートフォンの歩数計機能と同じだし、それで十分じゃないか」と思うかもしれないけれど、オフィスや自宅で過ごす間、スマートフォンを持たずに歩くことはないだろうか。つまり、スマートフォンの場合は1日の歩数が必ずしも正確にカウントできているとは言えないのだ。

HUAWEI WATCH GTならいつも腕に装着しているので、ちょっとした室内移動もしっかりカウントされる。スマートフォンより正確に1日の歩数を記録でき、さらに階段の上り下りも把握でき、より正確な消費カロリーの推定と正しい摂取カロリーの管理にもつなげられるだろう。

時計盤の画面から右にスワイプすれば、歩数や階段の上り下りの数などが表示

その日や直近のアクティビティをまとめて見られるアプリのホーム画面では歩数の履歴もわかる

夜間も装着してより良い眠りをサポート。仕事効率アップにも効果アリ

日常利用で役立つ極めつけの機能は「HUAWEI TruSleep 2.0」による睡眠トラッキング。睡眠中の眠りの深さ、眠りの質などを解析するものだ。ユーザーが特に操作することなく、HUAWEI WATCH GTを装着したままいつも通り横になって眠るだけで入眠時刻と起床時刻が自動記録され、眠りの浅い時間帯と深い時間帯も解析する。HUAWEI WATCH GT上で見られるのは睡眠時間のみだが、随時同期されているスマートフォンアプリ上では、その日や過去の睡眠履歴を詳細に確認可能だ。

HUAWEI WATCH GTとともに普通に横になって眠ると……

翌日、その日の朝までの睡眠時間が表示される

睡眠時間が短かったり、浅い眠りばかりで実際には満足に休息が取れていないときも、グラフや数値、解説を見れば一目瞭然。昼間に猛烈な睡魔に襲われるとか、1日中身体がだるいといった体調不要の原因は、もしかするとそういった睡眠の質が影響している可能性もある。アプリに表示されるアドバイスも参考に、専門知識がなくても気軽に生活習慣の改善にチャレンジできるHUAWEI WATCH GTは、睡眠トラッカーとしても優秀なのだ。

睡眠状況をアプリでグラフ表示したところ。分析結果に応じたアドバイスももらえる。週間、月間など一定期間の睡眠の質もわかる

体調管理という意味では、HUAWEI WATCH GTが備える気圧計も人によっては役立つだろう。気圧が急激に低下すると、頭痛がしたり眠くなったりする人も少なくない。HUAWEI WATCH GTなら心拍計と似た形で1日の気圧変化の推移をディスプレイ上ですぐに確認できる。体調不良の原因が気圧変化にあるのかどうかを確かめられ、気圧変化の傾向を予測して対策するのも容易になるはずだ。

1日の気圧を随時記録している

ちなみに、その他の機能で筆者が何度も活用したのがタイマー機能。HUAWEI WATCH GTの機能一覧の画面から3回タップするだけで、5分や10分など数パターンのタイマー設定から選んでスタートさせられる。昼食後にどうしても眠くなって仮眠したいとき、サッとタイマーを実行してHUAWEI WATCH GTのバイブレーションで目を覚ます、という使い方がうまくはまった。

スマートフォンのタイマーだと、アプリを探して、起動して……という事前の手間がかかるうえに、アラームやバイブレーションのボリュームを(気付けるように)大きくしなければならず、周囲の人にとっても、自分にとっても鳴動時の心理的負担が大きい。その点、HUAWEI WATCH GTなら自分の腕のみで振動するので、周囲に人がいても迷惑をかけないし、耳で聞いて気付くときよりもパッと覚醒しやすいように感じる。

筆者としては大変便利だったタイマー機能

5分くらい休みたい、といった時に、素早く設定して周囲に迷惑をかけずに目を覚ませる

休んだ後は、仕事もはかどる

運動を詳細に解析しVO2maxもわかる、スポーツ愛好家に最適な性能

日常利用を少し離れて、スポーツ・フィットネス用途だとどうだろうか。データ記録に対応するのはウォーキング、ランニング、サイクリング、スイミング(いずれも屋内・屋外両対応)、クライミングなど多彩。心拍計の他にGPSや高度計(気圧センサー)も搭載しているので、走行・歩行ルートのマッピングや高度の確認にも活躍する。

クラシックモデルをスポーツで使っても違和感はない

ランニングはもちろん、サイクリング、クライミング、スイミングなどにも対応する

しかしあらかじめ断っておくと、HUAWEI WATCH GTは、例えば限界を目指してトレーニングするガチなアスリート向けの製品とは決して言えない。データ記録に対応するスポーツカテゴリーは幅広いものの、どちらかというと趣味としてスポーツしている人や、健康・減量を目的に楽しんで身体を動かしたい人に必要十分な機能を備えるに止まっている。

そのぶん、理解の難しい複雑な操作や設定もほとんどない。回りくどい準備なしに、HUAWEI WATCH GT上でスポーツカテゴリーを選び、あらかじめ指定した距離や時間といった目標を元にして即座に運動をスタート可能。終わったあとは何もしなくてもスマートフォンアプリに結果が同期される。走行の軌跡、消費カロリー、走行ペース、心拍数の推移など詳しい情報を確認可能だ。スマートフォンを持ち出さず、心拍計測用の胸ベルトをいちいち装着する必要もなく、HUAWEI WATCH GTだけを身に付け、GPSを受信したらすぐさま走り出せる気軽さは腕時計ならではだ。

カテゴリーを選んだ後、屋外スポーツではGPSの受信ができ次第スタート可能

アスリート向けの製品ではないと書いたが、それでもその運動における無酸素運動、有酸素運動、脂肪燃焼のそれぞれが占める割合に加え、VO2max(最大酸素摂取量)の目安値もアプリ上でわかる。特にVO2maxは自分の運動能力を推し量るのに重要な指標で、トレーニング用ウェアラブル機器ではミドルクラス以上の高級機に搭載されることが多いもの。さらに5気圧防水でスイミングにも対応し、水泳時の姿勢を自動認識したうえでターン数、距離、ストローク数の記録も可能となっている。

運動中は心拍数、移動速度、消費カロリーのほか、心拍数などから推測された「Aerobic」や「Fat-burning」などの状況も示す

終わった後は自動でアプリに同期され、運動の内容を分析可能に。こうした細かな情報がトレーニングを続けるモチベーションになる

ランニングの詳細画面ではVO2maxも確認可能。あくまでもこの運動のみにおける数値だが、自分にどれくらいの運動能力があるのかの目安にはなる

それほどスポーツ向け機能も充実しているのに「せっかくだから頑張ってスポーツで活用しないと……」という変なプレッシャーを感じることがないのがHUAWEI WATCH GTの不思議なところだ。日常的に使っている腕時計だけに、すでに十分使いこなしていると思い込んでいるのか、あるいはシンプルかつオーソドックスなデザインのおかげでスポーツを強いるような雰囲気がないからか……。せいぜい1週間に数回、カロリー消費を目的にランニングかサイクリングをしている筆者のように、普段使いしながら時々スポーツに使う、という無理のない使い方ができる、ちょうどいいバランスのスマートウォッチなのだ。

使い道は後付けで。見た目で選んでもいいスマートウォッチ

スマートウォッチは選択肢が増え、自分の用途や好みに合う製品を選びやすくなってきた。しかしながら、日常用途となると機能が少なすぎ、スポーツ向けとなると本気の人向けのオーバースペックな製品ばかりで、購入しようとしてもなかなか絞り込めないのが実情ではないだろうか。

それに対してHUAWEI WATCH GTは、心拍計や睡眠分析といった普段使いに便利な機能を充実させながら、デザイン面ではレザーバンド仕様も用意するなど、日常向けの使い勝手や見栄えを考慮し、一方でスポーツ用としても妥協したくないユーザーに向けた分析機能も備える。両方のいいとこ取りをした製品と言えるかもしれない。エントリークラスの価格帯であるにもかかわらず、通常ならミドル~ハイエンドクラスのスマートウォッチに搭載されるような機能がさりげなく使える、HUAWEI WATCH GTの高いスポーツ性能とお得さにも惹かれてしまう。

休みの日も、常に身に付けていたいHUAWEI WATCH GT

しかも本体バッテリーは通常使用で30日、週90分間スポーツに使う場合でも2週間という高いスタミナ性能で、それが使い勝手の良さに拍車をかけている。実際、同じようにランニングとサイクリング合わせて約90分間の運動を行い、毎日ほぼ24時間、入浴時以外は装着したまま過ごしても、冒頭で述べたように10日間使い続けてまだ一度も充電が必要になっていない。残量は32%。スペック通り2週間丸々もちそうだ。

充電は専用クレードルに載せるだけ。マグネットでピタッと固定される。まだ使い始めの一度しかお世話になっていない

そうやって使い続けるうちに、HUAWEI WATCH GTは、「見た目が好みだから」なんて軽いノリで購入してもいいスマートウォッチではないかと思えるようになってきた。スポーツはしないけれど、心拍計や睡眠分析の機能は使ってみたい、という理由でも十分に楽しめるし、体重や健康が気になってきたらそのまま近所を少し走ってみるだけで、今度は分析機能により新たな活用方法も発見できる。

なんだか気ままで行き当たりばったりな使い方かもしれないけれど、腕時計って実用性を追い求めるものというより、もともと気楽に身に付けて楽しむファッションアイテムではなかっただろうか。日常とスポーツのどちらで使ってもいいし、使わなくてもいい。押しつけがましさがなく、それでもいざスポーツをすればちゃんとユーザーの求めに応えてくれる懐の深さ。それがHUAWEI WATCH GTの魅力なのだ。

スポーツリストバンド新モデル「HUAWEI Band 3 Pro」もチェック!!

日頃からスポーツ習慣がある人は、スポーツリストバンドの新モデル「HUAWEI Band 3 Pro」もチェックしておきたい。0.95インチの大画面カラー有機ELタッチスクリーンを搭載し、スマートフォンとBluetooth接続をすれば、スマート通知機能で、受信メッセージなど最大35文字までの通知を表示することができる。

「HUAWEI Band 3 Pro」はブラックとゴールドの2色展開

また、重さも約25gと軽量設計のため、自然な装着感の実現に加えて、2.5D加工のガラスフェイスで快適なタッチ操作も可能となっている。トレーニング関連の機能としては、装着したまま泳げる5気圧防水や、ランニングなどで便利な独立型GPS機能を装備。心拍数の測定、睡眠深度や睡眠時間の計測ができる便利な健康管理機能も搭載。

そして、これだけの機能を備えていながらも、1万1000円台というリーズナブルさも魅力だ。カラーはブラックとゴールドの2色展開。

1万1000円台というリーズナブルさも魅力

>>「HUAWEI Band 3 Pro」ついて詳しくはこちら