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“0円”がなくなっても、楽天モバイルがおトクな7つの理由

 7月から楽天モバイルの新しい料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」がスタートした。これまであった1GBまでなら0円という設定がなくなり、新料金は 3GBまで1078円~

 そのため「あまり使わずにタダで維持したい」というニーズにはあわなくなってしまったのだが、 逆に「バリバリ使ってトクしたい」という人には、いろいろとメリットの多いプランになっている

メリットその1:月額3278円でデータ通信が使い放題、国内通話も無料

 メリットの1つ目は、 月額3278円でデータ通信が使い放題になること

 「Rakuten UN-LIMIT VII」は0GB~3GBまでが1078円(1GBまでは8月末まで無料、10月末までポイント還元で実質無料)、3GB~20GBまでが2178円、20GB以上が3278円の3段階だ。

  上限が3278円と決まっているので、20GB以上どれだけ使っても、楽天モバイルのネットワークではこれ以上の料金を請求されることがない

 残りの“ギガ数”を気にすることなく使えて、使い過ぎても超過料金の心配がないのは、特に高音質な音楽配信や高解像度な動画配信、ゲームなどを思う存分楽しみたい人には大きなメリットと言える。

 あわせて、 通話も安価に利用できる

 専用アプリの「Rakuten Link」を使えば、 国内通話が相手を問わず無料だ

 専用のアプリを使わず、スマホ標準の通話機能で電話をかけたい人には、15分の通話がかけ放題で月額1100円という通話オプションも用意されている。以前のプランで10分かけ放題だったオプションが、新料金プランにあわせて、 金額はそのまま、15分かけ放題にアップグレードされた 。専用アプリを使えば通話無料、使わない場合も安価な通話オプションを選べるというわけだ。

メリットその2:楽天ポイント獲得倍率アップ

 2つ目のメリットは、楽天市場で獲得できる楽天ポイントの獲得倍率が高くなること。

 楽天ポイントには「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」という、いろいろな条件に応じてポイント付与率がアップするしくみがあり、2022年11月1日から、SPUの楽天モバイル契約特典が+1倍から 最大+3倍 に変更される。

 「Rakuten UN-LIMIT VII」に契約するだけでポイントの獲得倍率が自動的に+2倍、さらに楽天会員ランクが最上級のダイヤモンド会員だった場合は+1倍となり 4倍の楽天ポイント が獲得できる。

 たとえば楽天カードの会員で、買い物に楽天カードを使えば、楽天モバイルと楽天カードの組み合わせだけでもポイント付与率は5倍。ダイヤモンド会員だった場合は最大6倍になる。

 楽天モバイルでは、以前から、SPUの+1倍に加えてキャンペーン特典として「Rakuten UN-LIMIT VII」の契約で+1倍、ダイヤモンド会員であればさらに+1倍としていた。今回、SPUの特典に統合されることによって ポイントの付与時期が前倒しになり、獲得ポイントの内訳が見やすくなったり、購入金額によっては以前よりも多くのポイントを獲得したりできるようになる

 楽天市場では購入金額に対して、通常は100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まる。月5万円の買い物をすれば500ポイントが貯まる計算だが、もしこれが楽天モバイルユーザーかつ、楽天カードで支払いをしているダイヤモンド会員なら、獲得ポイントは6倍の3000ポイントまで増える。1年だと3万ポイントもの差がつく計算になる。

 SPUにはほかにも、月に2000円以上楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を利用すると+0.5倍、楽天プレミアムカードユーザーなら+2倍、楽天ひかり利用で+1倍、楽天トラベル利用で+1倍、楽天ブックスや楽天ビューティーの利用で+0.5倍、楽天市場やRakuten Fashionのアプリ利用で+0.5倍等々の条件があり、 たとえば、「Rakuten UN-LIMIT VII」を契約中のダイヤモンド会員がすべてクリアした場合のポイント付与率は、なんと最大16倍 にもなる。

 楽天ポイントは楽天市場だけでなく、リアルの店舗やサービスでも貯めたり使ったりできる。対応店舗は全国に広がっていて、実際に筆者の近所のスーパーも楽天ポイントに対応。おかげで日々の買い物で結構なポイントが貯まる。ポイントを「楽天ペイ」で支払うと、その支払いにまたポイントが付与されるなど、そもそも貯めやすく使いやすいポイントプログラムなのだが、楽天モバイルユーザーならさらに貯めやすいというわけだ。

メリットその3:楽天グループのサービスをおトクに利用できる

 メリットの3つ目は、 楽天グループの豊富なサービスがおトクに利用できること だ。

 新料金プランを契約すると「楽天マガジン」(月額418円)、「楽天ミュージック」スタンダードプラン(980円/30日間)、「NBA Rakuten ベーシックパス」(月額990円)、「楽天TV パ・リーグSpecial」(月額702円)に加えて、「YouTube Premium」(月額1180円)が、 いずれも3カ月無料で楽しめる

 これらのサービスの月々の料金の総額はなんと 4270円 。楽天モバイルの月々の料金の上限である3278円を大きく上回っていることからも、かなり太っ腹なキャンペーンだとわかる。

 しかも楽天グループが提供する4つのサービスは、3カ月の無料期間終了後も、楽天モバイルユーザーなら ずっと実質最大50%オフなどの割引価格で利用できる

 ちなみに「楽天マガジン」では 1000誌以上の雑誌が読み放題 。「楽天ミュージック」では 9000万曲以上が聴き放題 など、いずれも豊富なコンテンツを思う存分楽しめる人気サービスだ。

 スポーツファンには、日本人選手の出場試合を含むNBAの注目試合の配信や、パ・リーグ全試合ライブ配信も大きな魅力だろう。

 月額3278円で使い放題になる楽天モバイルは、こうしたコンテンツ配信サービスとも相性抜群。コンテンツが安価に利用できるのは、うれしいポイントと言える。

メリットその4とその5:海外でも使える! 楽メールもオススメ

 メリットの4つ目は海外でも使いやすいこと。楽天モバイルは 海外ローミングサービスを追加料金なしで提供していて、海外指定66の国と地域で毎月2GBまで無料でデータ通信が使える 。また専用アプリの「Rakuten Link」では国内通話だけでなく、海外旅行時に現地から日本へかける通話も無料。Androidスマートフォンではさらに、日本から現地へかかってきた電話の着信負担分も無料なので、気軽に海外旅行に行けるようになったら、重宝すること間違いなしだ。

 ちなみに「Rakuten Link」アプリには、通話やメッセージ機能に加えて、メール機能も備わっている。楽天モバイルは新料金プランにあわせて、新たにキャリアメールサービス「楽メール」をスタートさせている。 無料で@rakumail.jpのメールアドレスが取得できるのは5つ目のメリット と言える。

メリットその6:楽天モバイルならeSIMもつかいやすい

 6つ目のメリットはeSIMだ。

 「iPhone」などeSIMに対応するスマートフォンが手元にあれば、オンラインで契約してすぐに情報をダウンロードし、 最短5分で使い始める ことができる。

 最近は物理SIMとeSIMのデュアル待ち受けが可能なスマートフォンも増えているので、いざというときのサブ回線としても使いやすい。楽天モバイルではSIMの再発行に手数料がかからないので、物理SIMからeSIMへの切り替えや、端末の乗り換えもスムーズだ。

メリットその7:新料金プランの豊富なキャンペーン

 最後に7つ目のメリットとして、新プランのスタートに伴う豊富なポイントキャンペーンを紹介しておきたい。

 新規申込みで3000ポイント、iPhone購入で1万6000ポイント、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」で5000ポイントなど、新規でiPhoneを選択すると最大2万4000ポイントを獲得可能。また、新規申込み&Rakuten Linkアプリの利用で最大8000ポイント(端末セットは対象外)、楽天カード同時申込みで最大7000ポイントなど、高額ポイントが得られるキャンペーンが目白押しとなっている。

楽天モバイルと楽天のサービスで、賢くおトクに!

 冒頭、「バリバリ使ってトクしたい」人にはメリットが多いと紹介した通り、 楽天モバイルの新料金「Rakuten UN-LIMIT VII」は、通信もサービスもフル活用したい人に向く 。残りのギガ数を気にすることなく思う存分データ通信がしたい人や、5分などの時間を気にせずに電話したい人にとって、月額3278円で使い放題&通話無料というのは変わらず大きな魅力のはずだ。

 また楽天市場でよく買い物をする人は、ポイントが貯まりやすくなる上に、楽天モバイルをより安価に利用できる。

 先ほど、楽天モバイル×楽天カード×ダイヤモンド会員が、楽天市場で月に5万円の買い物をすれば3000ポイントが獲得できると紹介したが、その 貯まったポイントをまるごと、通信費に充てることもできる からだ。大量ポイントが獲得できるキャンペーンが盛りだくさんの機会をうまく使えば、数ヶ月分の通信費がタダなんてこともあり得る。新料金プラン移行のこのチャンスを上手く活用して、賢くトクしたいところだ。