特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】2010年1月18日はドコモから「N-03B」の発売が案内された日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 2010年1月18日は、NTTドコモからNEC製の携帯電話「N-03B」の発売が発表された日です。

 N-03Bは当時ドコモが展開していたSTYLEシリーズの1機種でした。当時、一般的だった折りたたみ式のデザインでカメラや防水機能などはもちろん備えてあります。

N-03B(ブルー)

 この機種の特長は耐久性の高い塗装。背面は旧モデルの「N-02A」と比較して5倍の硬度というハードコートを採用しており、さらに「SCRATCH SHIELD」という塗装技術ではがれにくい工夫が凝らされていました。

 フィーチャーフォンはカバー類を装着せず、そのまま使うことが多かったであろうことを考えると塗装のはがれが耐久性の指標のひとつだったと考えられます。当時の開発者インタビュー記事を見ても、開発当初からロングユースを主眼としていたことが語られています。

 スマートフォン時代の今は、画面の割れが耐久性の課題として挙げられることが多いのではないでしょうか。Android黎明期近辺では、画面がバキバキのスマホをよく見かけた気がしますが、現在は素材の進化でしょうか、多少落としたくらいで破損することは少なくなったように思います(話題のスマホ除く)。

 割引も減り、本体価格も高額となると不意の故障は避けたいもの。補償サービスや耐衝撃ケースも充実していますから、こうしたものも駆使して長く使えるようにしたいところです。