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「スマホでビデオ会議」をもっと便利に! もっと快適に! もっと映えるようにしてくれる必須アイテム3選

 仕事や学校からプライベートなリモート飲み会まで、いろいろな場面でビデオ会議をする機会が増えている。そこでおすすめしたいのが、スマートフォンの活用だ。

 いまどきのスマホのインカメラは、ちょっとしたWebカメラよりもかなーり良い。画面のすぐに上にカメラが用意されているので、画面に表示される相手の顔を見ると、自然とカメラ目線に近い状態になる。

 それだけではなく、外出先など、どこでもサッと使えるのもメリットだ。パソコン中心だとしても、スマホでビデオ会議できるようにしておくメリットは大きい。というわけで今回はスマホをビデオ会議で使うためのグッズを紹介しよう。

ビデオ会議でも汎用性の高いコンパクトなスマホ三脚

フリーアングル見る撮るR。ここでは重量級なiPhone 12 Pro Maxを搭載しているが、かなり安定している

 「フリーアングル見る撮るR」は、スマホ用の小型三脚だ。スマホでビデオ会議するなら、欠かせないのが、スマホを据え付けるアイテム。ちょっとしたスマートフォンスタンドよりも、アングル調整の効く「フリーアングル見る撮るR」のような三脚を使うのがオススメだ。

折りたたむと手のひらサイズとは言わないがカバン内で邪魔にならないサイズに

 「フリーアングル見る撮るR」はカバンに入れておいても邪魔にならないコンパクトさ。外出先でビデオ会議をするために持ち歩くのにも使える。

 一方で高さはあまりない。卓上に置くと、胸くらいにスマホが来るようなイメージだ。

 ところがスマホのカメラは広角寄りなので、顔が小さく写りがち。ビデオ会議でタイル状に参加者の顔が並んでしまうと、画面上ではさらに小さく映ってしまう。

 「フリーアングル見る撮るR」の高さは、一般的な卓上スタンドに比べるとカメラを顔に近づけて撮りやすい。つまり自分の顔を、はっきり相手に伝えやすくなるのだ。

リモコン。超シンプル
アクセサリシュー

 「フリーアングル見る撮るR」にはBluetoothリモコンが付属しているので、ビデオ会議以外の場面でも、たとえばiPhoneなどの標準カメラのリモコンシャッターとして使える。自撮りするときにタイマーに頼らないで済むのはけっこうありがたいのだ。リモコンは、本体上部のアクセサリーシューに装着できる。

 アクセサリシューは、一般的なカメラのものと比べると、少し幅が広いものの、厚みはほぼ同じ。つまりビデオカメラなどに使われる本格的なマイクも、装着できるものがあるだろう。パソコンと組み合わせて使う際にも役立ちそうだ。

ほぼ水平にも向けられる
最大仰角はこのあたり。俯角は取れない
横向きでも使える。低くすれば映像視聴にも便利そう

絵作りを大きく変えるリングライト

リングライト(三脚とiPhoneは別売り)

 「折り畳めるLEDリングライト KL-02RL」は、撮影時に使う照明器具だ。

 一般的な家庭の屋内照明は、ビデオ会議には不向き。天井の照明のままでは、顔が影で暗くなりやすいのだ。

 しかしリングライトでカメラと同じ方向から照明を当てれば、周りの照明に影響を受けることなく、安定してキレイに顔を写すことができる。

 もしフラッシュや普通のLEDなどの点光源を使うと、照明による影ができやすく、その影も輪郭がくっきりしたものになる。しかしリングライトではそうした影はできにくい。また、リング中央にスマホを固定できるようになっているので、照明環境としては簡単に持ち歩けるのに安定している。

 そうしたこともあり、Vlogerなどビデオ撮影に慣れた人たちにリングライトは多用されているアイテム。目に入るハイライトがリング形状になるのもリングライトの特徴だ。

リングライト使用時。比較すると背景が暗くなり目立たなくなるというメリットもあるがそれにしても散らかってるな>筆者宅
リングライト非使用時。筆者のようなオジサンはこのくらい影が落ちてても変わらないかも知れない。このあたりは好みだが、側面からリングライトを当てても面白い

 もちろん、自宅の照明環境や、好みによっては「正解の照明」の姿は変わってくる。それでもリングライトがひとつあれば、工夫する余地ができる。「折り畳めるLEDリングライト」のようなアイテムを揃えることはオススメだ。

 ちなみに「折り畳めるLEDリングライト」はバッテリーを内蔵しないが、microUSBでつないで光る。つまり、ACアダプターでも、モバイルバッテリーでも使えるのもポイント。

スイッチ類はタッチセンサーでクリック感はな。触れるだけで操作できるので三脚が揺れにくいのでありがたい

 前面下部、スマホなどを取り付けるクイックシューのある部分にタッチセンサーが内蔵されていて、オンオフ、明るさの調整、色味の調整ができる。色味の調整はけっこう便利で、肌を血色良く見せたりもできる。

 「折り畳めるLEDリングライト」は製品名の通り、本体は折りたたみできるので、持ち運んだり収納したりしやすい。ただしカメラ三脚を別途用意する必要がある。比較的軽量なので、卓上で使うなら小型カメラ向けの簡易三脚やアームを使うのも良いだろう。

背面。スマホホルダの根元の下にmicroUSBポートがあり、そこに給電する。ちなみに装着してるのは重量級なiPhone 12 Pro Max
折り畳めるので持ち運びもそこそこしやすい。普通のリングライトは大きめのカバンでもシンドイので、これもありがたいポイント

ビデオ会議でもあると面白いスマホ用コンバージョンレンズ

スマホ用コンバージョンレンズの3製品

 こちらの3製品は、スマートフォン向けのコンバージョンレンズだ。カメラレンズの画角変更やフィルタ効果を物理的なレンズでやってくれるというものだ。

 ちょっと難しく感じるかもしれないが、クリップで装着できるので、誰でもどんなスマホでも簡単に脱着できる。なんならノートパソコンやタブレットのカメラでも利用できる。ただし薄いデバイス向けなので、パソコン用のWebカメラにはちょっと装着しづらい。

こんな感じで挟んで装着する。中心を合わせるのにはちょっと慣れが必要かも

 今回ご紹介するレンズは、2倍望遠とワイド+マクロ、そして「ふんわりキレイ」の3製品だ。

 広角なスマホのカメラと2倍望遠レンズを組み合わせると、自分の顔をしっかり捉えられる。ビデオ会議アプリの多くにカメラのズーム機能はないので、自分の表情を取引先にしっかり見せたい、なんて場合にはちょうどいい。

2倍望遠とワイド+マクロはちょっと厚みがあり、カメラレンズっぽさが強い

 一方、ワイド+マクロは、ビデオ会議というよりも、外に出かけて撮影するときに使いたいアイテム。最近のスマホカメラは広角性能がしっかりしているが、コロナ禍が収まり、またいろいろな人と出会い、遊ぶ状況になれば、一緒にみんなで写真を撮る、なんて場面でワイドレンズが使えるかも。

 ワイド+マクロからワイドレンズを外すとマクロレンズとして使える。たとえば製品のプレゼンテーションなどで小物のディティールを見せたいときは持っておくと重宝するレンズでもある。

 「ふんわりキレイ」はいわゆるソフトフィルターだ。全体を柔らかな雰囲気にして映し出してくれるアイテムで、肌のディティールなどをやんわりと目立たなくしてくれる。

何も付けていない素の状態。背景が散らかってるのはご勘弁を
「ふんわりキレイ」。ディティールは失われるが、オジサンの見苦しさが若干やわらぐ
同じアングルから2倍望遠。表情を見せたいならコレがイイ
白根 雅彦