iPhone駆け込み寺

iPhoneの電源オンオフの方法を解説 フリーズしたり電源が付かなかったりした際の再起動方法もチェック

 iPhoneは普段は電源をオフにする必要はありませんが、飛行機搭乗中や映画の上映中は必要に応じて電源をオフにする必要があります。それ以外にも、たとえばiPhoneの画面に何も表示されない、表示はされているけど操作を受け付けない、ネットワークに接続できない、といったとき、iPhoneの電源をいったんオフにして再起動すると治ることがあります。

 iPhoneの電源をオフにする方法は、iPhoneのモデルによって異なります。普段はあまり電源をオフにすることはありませんが、いざというときのためにやり方を覚えておきましょう。

最近のiPhoneはサイドボタンと音量ボタンの同時長押し

右のサイドボタンと左の音量ボタン(上下どちらか)を同時に長押し

 ホームボタンがなく、Face IDを搭載して前面全体が画面となっているiPhone X以降のiPhoneの場合、左側面の音量ボタンの上下どちらかと右側面のサイドボタンを同時に長押しします。「スライドで電源オフ」が表示されたら、それをスライドすることで、電源をオフにできます。

右のサイドボタンもしくは上のトップボタンを長押し

 画面の下にホームボタンがあるiPhoneの場合、右側面のサイドボタン(より古いモデルではトップボタン)を長押しすると、「スライドで電源オフ」が表示されるので、それをスライドさせることで電源をオフにできます。

操作を受け付けないときは強制再起動

 上記の操作を行なっても電源オフのスライダが表示されない場合は、バッテリ切れで電源が付かない状態か、ソフトウェアの不具合で操作を受け付けなくなっている可能性があります。

 その場合は、強制再起動も試してみましょう。強制再起動の操作方法もiPhoneのモデルごとに異なります。誤操作防止のためにやや複雑な操作になっているので注意しましょう。

短押し2回のあとにサイドボタン長押し

 ホームボタンのないiPhoneおよびiPhone 8とiPhone SE(第2世代以降)の場合、「音量ボタンの上を押してすぐに放す」「音量ボタンの下を押してすぐに放す」「右側面のサイドボタンを長押し」の操作を順番に行ないます。最後のサイドボタンは、アップルのロゴが表示されるまで長押しします。

左右のボタンを長押し。このiPhone 7からホームボタンが電子式になったので、フリーズ中も反応する側面ボタンを使う

 iPhone 7/7 Plusの場合、音量ボタンの下とサイドボタンを同時に、アップルのロゴが表示されるまで長押しします。

ホームボタンと

 iPhone 6s以前の場合、ホームボタンとサイドボタン(古いモデルではトップボタン)を同時に、アップルのロゴが表示されるまで長押しします。

画面が表示されないならまず電源をオンに

 iPhoneの電源をオンにするには、右側面のサイドボタン(古いモデルではトップボタン)を長押しします。それでも何も表示されないときは、上記の強制再起動の手順を試しましょう。

 バッテリ切れで電源が入らない場合は、ケーブルをつないで充電を開始すると、しばらくすると画面が表示されます。充電器とつないで数分待っても何も表示されない場合は、充電器かiPhoneが故障している可能性があります。

 まずはほかの機器などを使い、その充電器とケーブルが壊れていないかを確認しましょう。充電器とケーブルが壊れていないことが確認できたなら、iPhone自体が故障している可能性が高いので、修理や調査を依頼しましょう。

 iPhone修理の相談は、メーカーであるアップルのほかにも購入したキャリアショップ、Apple正規サービスプロバイダである家電量販店などで行なえます。