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由比ヶ浜で動画撮影、夏の思い出をシェアするデジタルサイネージ

 エイベックス・デジタルとソフトバンクが運営する総合エンタメアプリUULA(ウーラ)は、由比ヶ浜にオープンしたエイベックスが手掛けるビーチハウス「avex beach paradise powered by UULA」に、エフェクトを掛けた動画が撮影できるデジタルサイネージ「UULA Movie Camera(ムビカメ)」を設置した。利用料は無料。設置期間は、7月19日~8月31日を予定している。

 ムビカメは、動画撮影時にモーションセンサーを使って、人の動きに合わせてさまざまな加工やアニメーションエフェクトを掛けるデジタルサイネージ。サイネージの前に立ち、手をかざして撮影ボタンを選択すると自動的に約10秒間の撮影が始まる。

 今回搭載されたアニメーションエフェクトは、「ジャンプ」や「走る」、「泳ぐ」など、UULAオリジナルの計6種。水着やビーチファッションで遊べるように、開放的な海の家にぴったりなフレームを用意したという。スマートフォンのインカメラで動画を撮影して加工するように、大画面のデジタルサイネージで動画の撮影・加工をして思い出を残すことができる。撮影した動画は、ムビカメのFacebookページにアップロードでき、閲覧やシェアを気軽に行える。

 同サービスは、さまざまなフィールドで活躍する「ウルトラテクノロジスト集団 チームラボ」とのコラボレーションで実現したもの。チームラボはこれまでに、ライブ会場の演出やデジタルアートの展示、プロジェクションマッピングなどを実施してきた。今回、実写動画にアニメーションエフェクトを施す技術は、チームラボとしても初の試みだったという。

西村 夢音