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KDDI、韓国で使える電子マネー「モバイルcashbee」を提供

 KDDIは、韓eB Card、SBI AXESと協力し、韓国で提供されているNFCの電子マネーを「モバイルcashbee」として、auのスマートフォン向けに提供する。韓国旅行などの際に、スマートフォンをかざして支払うことが可能になる。

「モバイルcashbee」アプリ

 「モバイルcashbee」は、韓国で提供されているNFC対応スマートフォン向けのプリペイド式電子マネー。NFCによりかざすだけで支払えるほか、韓国内のコンビニやデパートなど約7万店舗で利用でき、約500万人が利用しているという。交通機関はタクシーが対応しており、地下鉄、バスなどは2014年秋以降に対応する予定。

 今回の取り組みにより、auのNFC対応スマートフォンでも「モバイルcashbee」を利用できるようになり、予めチャージしておくことで、コンビニやデパートなどで小銭を用意することなく代金を支払えるようになる。アプリはGoogle Playからダウンロードでき、チャージは、クレジットカードか銀行振込を利用する。

 また「モバイルcashbee」では、空港リムジンバスの時刻表や地下鉄路線図、ロッテグループの店舗で利用できるクーポンなど、電子マネー以外のサービスも提供される。

太田 亮三