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シャープ、スマホ連携の法人向けWindowsタブレット「RW-16G1」

 シャープは、新たなオフィスソリューションを提案する、法人向けタブレットとタッチディスプレイ「BIG PAD」の新製品を発表した。15.6インチのIGZO液晶ディスプレイと、Windows 8.1 Proを搭載した法人向けタブレット「RW-16G1」を3月に発売する。オープン価格で、市場想定価格は25万円前後。店頭での一般販売は行わない。

BIGPAD PN-L703AとRW-16G1
RW-16G1

 RW-16G1は、3200×1800ドットの高精細IGZO液晶ディスプレイを搭載し、A4サイズのデータをほぼ原寸で表示できるほか、付属のデジタイザーペンで手書きで書き込めるのが特徴。また、ペーパーレス会議を実現するミーティング支援ソフト「タッチディスプレイリンク2.0 Lite」などが内蔵されている。

 またNFCに対応し、スマートフォンから写真データを取り込むなどの連携機能を備えている。

 CPUはインテルCore i5-4200Uプロセッサー。メモリは4GB。200万画素のフロントカメラを搭載している。駆動時間は約9時間。本体サイズは382.8×244.5×12.5mm、重さは1250g。

「タッチディスプレイリンク2.0 Lite」で書き込んだメモは、スマホとRW-16G1で同期される。専用アプリをインストールしたモバイル端末5台まで連携が可能。スマホからも書き込める

モバイル端末最大50台連携可能な70V型/60V型タッチディスプレイ「BIG PAD」

BIG PAD PN-L703A

 このほか、書き込み可能で電子ホワイトボードとして利用できる、70V型/60V型タッチディスプレイ「BIG PAD」の新製品「PN-L703A/PN-L703B/PN-L603A/PN-L603B」を3月10日より順次発売する。

 最大4人まで同時書き込み可能なホワイトボード機能を搭載しているほか、モバイル端末や遠隔地のBIG PADとも画面上のデータをリアルタイムで共有可能なミーティングソフト「タッチディスプレイリンク2.0」を内蔵している。同アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末最大50台と連携できる。

スマートフォン・タブレットの普及によるオフィス環境の変化に伴い、スマートなミーティングスタイルを提供するとしている

川崎 絵美