「BlackBerry App World」日本語版が登場


 リサーチ・イン・モーション(RIM)は、BlackBerry向けアプリを配信するサービス「BlackBerry App World」の日本語版の提供を開始した。

 「BlackBerry App World」は、BlackBerry向けアプリがダウンロードできるマーケットプレイスサービス。対応機種は、BlackBerry Bold、BlackBerry Bold 9700、BlackBerry Curve 9300。日本向けのBlackBerry端末は当初利用できなかったが、昨年6月より日本から利用できるようになっていた。今回提供される「App World」日本語版は、日本語で各種メニューが表示され、利便性向上がはかられている。

 機能面は従来と同等で、ユーザーに割り当てられるBlackBerry IDを使ってアプリをダウンロードできる。またパソコン向けソフト「BlackBerry App World Desktop Storefront」(英語版)を利用して、パソコンにBlackBerryを接続した状態でアプリをインストールすることもできる。

 このほか、企業向けサーバーアプリの最新版「BlackBerry Enterprise Server 5.0」(日本語版)と、サポートサービス「BlackBerry Technical Support Service」の提供も開始されている。「BlackBerry Enterprise Server 5.0」は、BlackBerry端末を企業で利用する際、イントラネット内に導入するサーバーソフト。480種類以上の設定項目が用意され、管理者は複数台のBlackBerry端末を一括で管理できる。企業メールの送信、プッシュ受信、グループウェアの同期なども利用できる。もう一方の「BlackBerry Technical Support Service」は、企業でBlackBerryを運用する際の技術的なサポートを提供する。

 



(関口 聖)

2011/3/28 12:24