au、海外パケット通信が日額最大2980円になる「海外ダブル定額」


 KDDI、沖縄セルラーは、海外でのパケット通信を日額最大2980円で利用できる新サービス「海外ダブル定額」を3月1日より提供する。

 「海外ダブル定額」は、国内向けのパケット通信定額サービス加入者を対象に、旅行や出張など海外渡航中のメールやWeb、パソコンと接続したデータ通信利用などを定額で提供するサービス。国際ローミングサービス「グローバルパスポート」に対応したau携帯電話やスマートフォンで利用できる。

 海外でのパケット通信料は、au携帯電話の場合、CDMA対応エリアで1パケットあたり0.35円、GSM対応エリアでは、最初の50パケット(約6.5KB)までが50円で、以降1パケットあたり0.2円かかる。スマートフォンは1パケットあたり0.2円。

 「海外ダブル定額」では、4万円相当のパケット通信料が日額1980円となる。4万円相当の通信は、CDMA方式で11.4万パケット(約14MB)、GSM方式で約20万パケット(約24.4MB)。それを超えたパケット通信については、日額2980円の上限額が適用される。

 なお、渡航先でパケット通信料が定額となるのは、指定の通信事業者とローミングした場合に限られる。現在までに、米国や中国、韓国など23の国と地域、合計28事業者をサポートしている。日本時間の0時~23時59分までを1日として計算される。

 このほかauでは、「海外ダブル定額」の提供にともなって、抽選で100名に1万円が当たる「海外でauデビューキャンペーン」を展開する。キャンペーンサイトでは、au携帯電話の機種を自動判別し、対応端末毎の設定方法なども案内される。メールアドレスを入力すると、利用ガイドをメールで受信することも可能だ。

 



(津田 啓夢)

2011/2/21 14:59