ビックカメラのWiMAXサービス、モバイルWi-Fiルーター発売


 ビックカメラは、モバイルWiMAXサービス「BIC WiMAX SERVICE」において、シンセイコーポレーション製のモバイルWiMAXルーター「URoad-9000」を2月下旬から発売する。価格は2万4800円。



 ビックカメラでは、UQコミュニケーションズのWiMAX網を利用し、MVNOとしてWiMAXサービスを展開している。2月下旬より、「BIC WiMAX SERVICE」において、モバイルWi-FIルーター「URoad-9000」が販売される。

 「URoad-9000」は、シンセイコーポレーション製のモバイルWi-Fiルーター。黒基調の丸い筐体を縁取るようにLEDライトが仕込まれ、持ち運び用にストラップなどが同梱される。

 通信速度は、下り最大40Mbps、上り最大10Mbps。WiMAXの通信規格はIEEE802.16eの「Wave2」となる。無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/nをサポート。セキュリティ機能として、WEPやWPA-PSK、WPA2-PSK、SSIDステレス機能、MACアドレスフィルタリング機能などが用意されている。SSIDを2つ持ち、各5台計10台の機器が同時接続できる。

 標準バッテリーのほかに、大容量バッテリーも同梱されており、合わせて10時間以上の利用が可能としている。なお、標準バッテリーでは3.5時間、大容量バッテリーでは7.5時間動作する。

 大きさは、標準バッテリー装着時に80×80×18mmで、大容量バッテリー装着時は80×80×24.5mm。重さは標準バッテリー装着時に約102g、大容量バッテリー装着時に約140gとなる。ボディカラーはブラックのみ。充電クレードルが同梱されているほか、三洋電機のeneloopモバイルブースターなどにも対応している。

 製品はビックカメラ各店舗のほか、ソフマップのBIC WiMAX SERVICE取扱店舗などでも販売される予定。

 

(津田 啓夢)

2011/2/17 17:30