XperiaとDesireの認知度は? ORIMOがスマートフォンの調査
ORIMOは、「スマートフォンに関する調査」を実施、その集計結果を公表した。
調査は、5月1日~7日間、ORIMOのアンケートモニターに対するモバイルリサーチとして実施された。全国の18歳以上の男女を対象にしたもので、サンプル数は600人、男女比は50:50。なお、年代別のサンプル数(男女合計)の内訳は、19歳以下12人、20代前半70人、20代後半99人、30代前半96人、30代後半118人、40代前半86人、40代後半65人、50代以上54人となる。
NTTドコモから発売中のソニー・エリクソン製「Xperia」の認知度は、「すでに購入した」(0.8%)、「今後購入しようと思っている」(4.7%)、「購入するつもりはないが知っている」(47.5%)、「名前だけ知っている」(35.7%)を合計すると、88.7%となり高い認知度を示した。男女ともに認知度は8割を超えており、男性は9割を超えている。
一方、ソフトバンクモバイルから発売中の「HTC Desire」の認知度は、「すでに購入した」(0.2%)、「今後購入しようと思っている」(0.7%)、「購入するつもりはないが知っている」(19.2%)、「名前だけ知っている」(21.2%)を合計すると、認知度41.2%。「知らない」とする回答は58.8%となった。
認知経路については、Xperiaは「テレビ」が35%と最も高く、「インターネット」の31.6%がそれに続いた。Desireは「インターネット」が47.8%で、次いで「テレビ」が14.6%となった。
また、それぞれの端末の未購入者(Xperia595名、Desire599名)を対象に、製品特徴を提示した上で購入意向を訊いた。Xperiaは「購入したい」が5%、「やや購入したい」が18.3%となり、Desireは「購入したい」が2.3%、「やや購入したい」が12.9%となった。「あまり購入したくない」(Xperia16.3%、Desire16.9%)「購入したくない」(Xperia30.8%、Desire32.4%)については大きな差は見られなかった。
スマートフォンの魅力に関する質問では、「豊富なアプリケーション」(72.8%)、「外出先でのインターネット」(72.7%)、「タッチパネル操作性」(59.3%)、「画面のきれいさ・見やすさ」(50.3%)がいずれも5割以上の支持を得た。
今後スマートフォンに求めるものは、「バッテリーの耐久性」が78.3%と突出して高く、以降「タッチパネルの操作性」(50.5%)、「電子マネー・おサイフケータイ」(48.7%)、「アプリケーションの充実」(48.3%)、「ケータイサイトへのアクセス」(45.5%)、「ワンセグ視聴」(40%)などが続いている。
また、一日に見かけるスマートフォンユーザーの人数は平均4.5人で、一都三県では5.6人、そのほかの地域では3.5人となっている。
このほか、スマートフォンを出して欲しいメーカー(上位10位まで)については、シャープ(42.8%)、パナソニック(38.79%)、ソニー・エリクソン(38.3%)への期待値が高く、以降NEC(20.3%)、東芝(16.5%)、富士通(14.3%)、ノキア(13%)、カシオ(11.8%)、モトローラ(7.2%)、サムスン(7%)の順となった。
2010/5/13 14:10