ドコモ、パケ・ホーダイ ダブルでPC向けアクセスポイント追加


 NTTドコモは、パケット通信料定額制サービスの「パケ・ホーダイ ダブル」において、主にパソコンと接続して利用するユーザー向けに、アクセスポイントを追加して12月1日より提供を開始する。このアクセスポイントでの利用は、通信速度が下り最大128kbpsとなるものの、上限額が月額5985円となる。

 今回追加されるアクセスポイントは、FOMAとパソコンをUSBケーブルなどで接続しデータ通信を行うユーザーに向けたもの。「パケ・ホーダイ ダブル」では、iモードの利用のみで月額4410円、iモードフルブラウザの利用で月額5985円、パソコンなど外部機器を接続すると月額1万3650円がそれぞれ上限額となっている。今回追加されるパソコンのデータ通信向けアクセスポイントは、通信速度が下り最大128kbps、上り最大64kbpsとなるものの、上限額が月額5985円で利用できる。N-06Aの無線LANアクセスポイント機能でも、今回追加されるアクセスポイントを利用できる。ドコモでは、パソコンでメールをチェックするなどの簡単な通信に向いているとしている。

 追加されたアクセスポイントは、「パケ・ホーダイ ダブル」および「パケ・ホーダイ シンプル」(メール使いホーダイ)を契約しているユーザーが任意で利用できる。利用時には、ユーザーが手動で設定を行う必要がある。詳細な設定方法は12月1日にドコモのWebサイトで案内される。

 なお、FOMAの2XXXシリーズ、900iシリーズ、F880iESは、追加されるアクセスポイントに非対応となる。

アクセスポイント追加(12月1日)後の料金イメージ

 



(太田 亮三)

2009/11/5 16:03