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米アマゾン、AIデバイス「Bee Frontier」「Bee Eclipse」を発表 会話の要約や分析・Alexa+連携
2026年10月19日 12:55
アマゾンは15日(米国時間)、Beeブランドの新製品「Bee Frontier」と「Bee Eclipse」を発表した。会話を記録し、要約したり必要な場面でリマインドしたりできる。価格は74.99米ドル~(約1万2000円~)。日本での展開については明かされていない。
ウェアラブルとカード型の2種類のデバイスをラインアップ
「Bee Frontier」は、手首への装着や衣服へのクリップ留めに対応したウェアラブル型端末。シリコン製リストバンドが付属する。IP67の防水性能を備え、USB Type-C充電により最大7日間のバッテリー駆動に対応する。

ノイズフィルタリング機能を備えたデュアルマイクを搭載し、騒音が多い環境下でも正確に音声をとらえる。本体のマイクボタンで動作を制御できるほか、動作状況を示すインジケーターを備え、無音状態が一定時間続くと、自動で電源をオフにする機能も備える。
「Bee Eclipse」は、スマートフォンの背面にマグネットで取り付けて使用する薄型軽量デバイス。クレジットカードほどのサイズで、1回の充電で21日以上のバッテリー駆動を実現した。通話や対面での会話を記録して要約やToDoを作成する機能を備え、録音開始時には通話相手に許可を得るよう、うながす通知が表示される。ひとつのボタンでのオン・オフ操作や、要約処理中を示すインジケーターライトを搭載する。
「Bee Frontier」の価格は74.99ドル(約1万2000円)。カラーバリエーションは、ラベンダー、セージ、オニキスの3色展開となる。「Bee Eclipse」の価格は99.99ドル(約1万6000円)。カラーバリエーションはシルバー、ミッドナイト、ハニー、ブラッシュの4色展開となる。
端末を購入すると、会話要約、振り返り機能、14日間のメモリー機能が無料で提供される。また、月額11.99ドルの有料サブスクリプション「Bee Pro」を用意する。Bee Proに加入することで、無制限の直近会話要約をはじめ、Amazon.comやAlexa+、サードパーティ製アプリとの連携機能、提案ToDo、デイリーメモリー、パーソナルチャットアシスタント、会話テンプレート、デスクトップアプリの利用が可能となる。新規購入者には30日間の無料体験が提供される。
会話の要約のほか、行動提案も
両製品ともに、会話や連携アプリの文脈をもとに分析や行動提案を生成する。会話の要約はモバイルアプリおよび新たに提供されるデスクトップアプリから確認でき、講義やブレインストーミングといった用途別のテンプレートを用意する。過去数日間の記憶を振り返り、傾向や反復するテーマから目標を提案する機能も備える。
外部連携機能では、GmailやGoogle カレンダー、Microsoft Outlookに対応し、会話内容に基づくフォローアップメールの下書き作成やカレンダーへの予定登録ができる。Apple HealthKitや写真データとの連携にも対応する。また、新たに「Alexa+」および「Amazon.com」との連携にも対応した。Alexa+との連携により音声で要約やToDoをハンズフリーで確認できるほか、Amazon.comとの連携により会話内で言及した商品がAmazonのトップページやBeeアプリ上で推奨商品として表示される。
専用アーキテクチャー「Bee Private Compute」によるプライバシー保護機能を備える。会話の音声データはリアルタイムで処理された直後に即座に消去され、端末やサーバーに保存されない。
文字起こしデータは端末自身が生成・管理する暗号鍵で暗号化され、利用者が明示的に共有を選択しない限り、アマゾンを含めて第三者がアクセスすることはできないとしている。Alexaとの連携時には「Voice ID」を活用して本人の音声のみを認識し、情報を提示する。保存された文字起こしや要約データは、ユーザーがいつでも削除できる。


