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Microsoft 365で障害か、北米中心にOutlook送受信不可やTeams機能制限など

 マイクロソフトは23日、Microsoft 365の複数のサービスにおいて障害が発生していると案内している。Exchange Onlineでのメール送受信やMicrosoft Teamsでのチャット作成などが利用しづらい状況となっており、北米地域を中心に、アジア太平洋地域を含む広範囲で影響が出ている。

 Exchange Onlineでは、Outlookを通じたメールの送受信時に「451 4.3.2 temporary server issue」というエラーメッセージが表示される場合があるほか、メッセージ追跡機能にも影響が出ている。また、SharePoint Online、OneDrive、Teams内での検索機能や、Microsoft 365管理センター、Microsoft Purview、Microsoft Defender XDRといったサービスポータルへのアクセスも制限されている。

 コミュニケーションツールであるTeamsでは、チャット、会議、チーム、チャネルの作成やメンバー追加が行えないほか、オンライン状況の表示やブレイクアウトルームの作成にも支障が出ている。Microsoft ToDoではデバイス間の同期に不具合が生じ、共有リストのタスクが表示されない現象が起きている。

 このほか、Universal Printでの印刷ジョブの失敗、Microsoft Defender for Cloud Appsでのレポート表示不可、Microsoft Power AutomateにおけるOffice 365関連コネクタ(Users、Groups、Mailなど)の利用不可など、影響は多岐にわたる。

 原因について同社は、北米のホストインフラの一部におけるメンテナンス中に容量が縮小し、そこに高いサービス負荷がかかったためとしている。

 日本時間23日13時31分時点では、メール配信においては回復の兆しが見られ、サービス負荷を管理するための緩和策が実施されている。一方で、Defender for OfficeやPurviewとExchange Online間の接続不具合、DNSルックアップの失敗などは一部で継続しており、エンジニアによる復旧作業が進められている。