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Nothing、「Phone (3a) Community Edition」12日発売 世界1000台限定
2025年12月10日 12:04
Nothingは、コミュニティーメンバーと共同で開発したスマートフォン「Phone (3a) Community Edition」を発表した。12月12日発売で、価格は5万9800円。世界で1000台の数量限定販売となる。
ユーザーとの共創によるデザインと機能
「Phone (3a) Community Edition」は、Nothingがコミュニティーメンバーと共に製品を作り上げる「Community Edition」プロジェクトによって誕生した。700件以上の応募の中から選出された4組のクリエイターが、9カ月にわたりNothingのチームと協業し、ハードウェア、アクセサリー、壁紙、パッケージ、マーケティングキャンペーンをデザインした。
ハードウェアデザインはEmre Kayganacl氏が担当し、1990年代後半のテクノロジー製品をモチーフにしている。Nothingの特徴であるシースルーデザインを継承しつつ、ブランド初となるツヤ消し仕上げを採用したほか、筐体やパッケージにアクセントカラーを施し、レトロかつ遊び心のある外観を実現した。
付属品には、Ambrogio Tacconi氏とLouis Aymonod氏がデザインしたサイコロのセットが同梱される。表面の数字には「Ndot55」フォントが使用され、伝統的な遊び道具にNothingの世界観を融合させた。
ソフトウェアでは、Jad Zock氏によるロック画面と壁紙が採用された。時間をさかのぼるようなイメージの時計デザインは、ホーム画面の視認性を妨げないシンプルな構成となっている。マーケティング素材はSushruta Sarkar氏が手掛け、90年代のPCグラフィックスを彷彿とさせる「Made Together」キャンペーンを展開する。
発売記念イベントも
製品の発表に合わせ、12日19時~22時に、東京・渋谷の「PBOX SHIBUYA」(渋谷PARCO 10階)にてスペシャルイベントが開催される。会場では「Phone (3a) Community Edition」の実機体験が可能なほか、数量限定で先行販売も行われる。購入は1人1台限りとなる。なお、会場では「Phone (3)」「Headphone (1)」「Ear (3)」の購入も可能。
Phone (3a) Community Editionは、12GB+256GB構成で5万9800円。専用サイトで12日19時まで購入希望登録を受け付けており、登録者には同日22時に購入用メールが送付される。




