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アンカーのリコール対象モバイルバッテリーの回収率は47.8%、消費者庁
2025年10月29日 21:41
消費者庁がアンカー・ジャパンのモバイルバッテリーに関するリコールで、最新の回収率を明らかにした。
28日付けで公表された文書では、アンカーのモバイルバッテリーとその周辺で火災が発生したこと、そして、火災がリコール対象の製品によるものか調査中であることに触れられている。なお、報告書で指摘されている製品は、Anker Power Bank(10000mAh,22.5W)40万1771台、Anker MagGoPower Bank(10000mAh,7.5W, Stand)1万5018台となる。
アンカー・ジャパンは、6月26日からリコール(回収・交換)を実施しており、対象製品におけるリコール対象の事故件数は、2024年度で0件、2025年度で3件。いずれの被害状況も火災と報告されている。
その上で、消費者庁の報告書では、10月27日時点でのリコール対象製品の回収率が47.8%であることが記載されている。
消費者庁は、対象製品の使用をすぐに中止し、アンカー・ジャパンの受付窓口に連絡するよう呼びかけている。


