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アップル、「Vision Pro」向けに初の脚本付き映画を配信

 Apple(アップル)は、ゴーグル型デバイス「Apple Vision Pro」向けに、新しい「Apple Immersive Video」のコンテンツを配信する。

 「Apple Immersive Video」初の脚本付き短編映画として、「Submerged」が公開された。アカデミー賞受賞歴のある映画監督エドワード・ベルガーが脚本と監督を務めている。

 「Submerged」は、第二次世界大戦期、潜水艦の中で乗組員が脅威と戦う様子を追うという内容。8Kの3Dビデオを録画できる2つのレンズを備えたApple Immersive Videoカメラで撮影された。

 また来月には、アーティストのThe Weekndによる、ニューアルバム「Hurry Up Tomorrow」を記念したステージが公開される。

 さらに、年内に配信が始まる「Concert for One」では、イギリスのシンガーソングライターRAYEのパフォーマンスを皮切りに、世界のアーティストによるコンサートが楽しめるという。

 Apple Vision Proは、日本、オーストラリア、カナダ、中国本土、香港、フランス、ドイツ、シンガポール、イギリス、アメリカ合衆国で提供されている。Apple Storeにて無料で体験でき、14日からは「Submerged」の拡張版プレビューも視聴可能。

 Apple Immersive Video作品は、Apple TVアプリから追加料金なしで利用できる。新しい作品は米国英語で公開され、追加の言語の字幕が提供される。