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高精度な測距機能「Bluetoothチャネルサウンディング」発表、忘れ物防止タグなど高度化

 Bluetooth SIGは、高精度な距離認識技術「Bluetoothチャネルサウンディング」を発表した。忘れ物タグの高精度化などが期待できるもので、Bluetoothコア仕様バージョン6.0に含まれる技術。

 「位相ベース測距」(PBR)と呼ばれる技術を用いた仕組み。Bluetoothで接続されたデバイス間の距離を高い精度で測定する。デバイス間が離れていてもセンチメートル単位での測位が可能。Bluetoothに対応するさまざまなデバイスに高精度な距離測定機能を追加できるメリットがあり、セキュリティにも配慮されているという。

 忘れ物防止タグや紛失防止機能を持つBluetoothデバイスが増えるなか、今回の新機能で、より迅速かつ簡単に探しものを見つけられるようになるとする。また、自動車などのデジタルキーでも、特定の距離にデバイスがあれば解錠するなど、高機能化が期待できるという。