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エレコムの一部Wi-Fiルーターに脆弱性、ソフトウェアアップデートを呼びかけ

 エレコムは27日、同社の無線LANルーターなどのネットワーク機器の脆弱性が判明したことを発表した。対象の製品とファームウェアの場合は、セキュリティ向上のためソフト更新を行うよう案内している。

 脆弱性は、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)と情報処理推進機構(IPA)が共同で運営する脆弱性情報データベース「JVN(Japan Vulnerability Notes)」でも案内されている。なかには、過去明らかになったものと同様の脆弱性が発見され、対応されたものも含まれている。

 脆弱性は製品により異なるが、認証やアクセス制限の不備や、不正な設定やWebサイトへのアクセスでユーザーが意図しない操作やスクリプトの実行、第三者により任意のOSコマンドが実行される恐れがある。

27日に発表された対象機種とバージョン
  • WRC-2533GST2(Ver.1.31以降)
  • WRC-X3000GS2-B(Ver.1.09以降)
  • WRC-X3000GS2-W(Ver.1.09以降)
  • WRC-X3000GS2A-B(Ver.1.09以降)
  • WAB-I1750-PS(Ver.2.0.4以降)
  • WAB-S1167-PS(Ver.2.0.4以降)