ZTEから縦折りフォルダブルスマホ「nubia Flip 5G」登場、7万9800円で3月下旬発売

　ZTEジャパンは、ハイエンドモデルのブランド「nubia」（ヌビア）を日本で展開すると発表し、新スマートフォン2機種を発表した。このうち「nubia Flip 5G」は縦折りタイプのフォルダブルスマートフォンとなる。

　「nubia Flip 5G」（ヌビア フリップ ファイブジー）は、背面に丸型の1.43インチサブディスプレイなどを備えるフォルダブルタイプのAndroid 13スマートフォン。コンパクトなのに大画面という、縦折りフォルダブルならではのメリットを魅力のひとつとして打ち出している。

　閉じた状態では76×88×15.5mm、開いた状態では76×170×7.3mmというサイズで、重さは約214g。

　開くと、約6.9インチ、2790×1188ドット、144Hz駆動の有機ELディスプレイで映像などを楽しめる。

　背面のサブディスプレイでは、歩数などウィジェットを左右に切り替えて表示できる。また、ハンズフリー撮影にも利用でき、端末を90度に折った状態で置いて、メインカメラで自分たちをジェスチャー操作で撮影できる。今後、2D/3D表示の“ペット”のようにふるまう壁紙などが楽しめるようになる。

　背面に5000万画素カメラを搭載。被写界深度測定用として約200万画素カメラも用意される。インカメラは約1600万画素となる。

　おサイフケータイ対応で、生体認証（顔、指紋）をサポート。防滴（IPX2）や、防塵（IPX4、直径1mm以上の固形物が内部に入らない）といった性能も備える。

　チップセットはクアルコム製のSnapdragon 7 Gen 1、nanoSIMとeSIMを利用できる。メモリー（RAM）は8GB、ストレージ（ROM）は256GB。

　バッテリーは4310mAh。33Wの急速充電もサポートする。

　価格は7万9800円。IIJmio、HISモバイルなどのMVNOのほか、Amazon、エディオン、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラで取り扱われる。