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日本コカ・コーラの公式アプリ「Coke ON」で新機能「自販機チャージ」発表、おつりなど現金を電子マネーに

 日本コカ・コーラは、公式アプリ「Coke ON」でおつりや紙幣を自販機でチャージできる「自販機チャージ」を3月中旬から開始する。

現金の投入やおつりもそのままチャージ

 おつりなど現金を独自の電子マネー「Coke ON Wallet」に自販機からチャージできるようになる。現金で商品を購入した際のおつりをそのままチャージできる「おつりチャージ」と紙幣や硬貨など現金を自販機に投入してチャージする「現金チャージ」の2種類がある。

 1円玉と5円玉のチャージには非対応。新硬貨や新紙幣でのチャージは対応する自販機のみで利用できる。現金でのチャージに対応する自販機には緑色のステッカーが貼付される。

この緑色のステッカーが目印

 現金チャージの利用時は、Coke ONアプリから現金チャージを選択し、自販機に現金を投入。自販機側のディスプレイに表示される認証番号をアプリに入力すれば、チャージが完了する。

現金チャージの利用イメージ

 おつりチャージの場合、アプリ上で現金での購入を選択。先に商品のボタンを押し、現金を投入することで商品購入とチャージが完了する。

お釣りチャージの利用イメージ

 自販機チャージの開始を記念して3月中旬~12月31日までの期間中、に自販機チャージを利用すると、その金額の10%をCoke ON ポイントとして還元する。10円以上の自販機チャージが対応で、予定額に達した場合は早期終了することがあるという。

全国30万台に展開

 2016年にサービスを開始したCoke ON。人々の活動がスマートフォンに集約されるなかで、それを軸にしたマーケティング策として誕生した。これまでにも「Coke ON Pay」や「Coke ON Wallet」など機能を拡充。直近でのダウンロード数は、5200万にのぼるという。

右=日本コカ・コーラ 永井氏

 日本コカ・コーラ ベンディング事業部 ディレクターの永井宏明氏によれば、Coke ONでの取引はその71%がキャッシュレス決済による。Coke ON Payはそのうち60%で電子マネーやタッチ決済は11%と、Coke ON Payの利用率が際立っており、登録者数は1000万を超える。

 永井氏は、自販機チャージによりキャッシュレス利用をさらに加速させられると展望を示した。自販機チャージは、全国30万台の自販機への展開を予定しており、正式リリース時にはCoke ONのアプリ内で告知される。