ニュース

写真が立体的に表示されるポータブルAIディスプレイ「Looking Glass Go」、クラウドファンディングに登場

 米Looking Glass(ルッキンググラス)は、ポータブルホログラフィックディスプレイ「Looking Glass Go」を発表した。国内では、クラウドファンディングサービス「Kibidango」「GREEN FUNDING」で支援を受け付けている。支援プランの内容にもよるが、4万円前後の支援でLooking Glass Goを入手できる。

 Looking Glass Goは、6インチの高密度ライトフィールドディスプレイ(1440✕2560)や3.5mmのステレオジャック、USB-Cポートや操作ボタンを備える。大きさは16✕8✕1.9cm、重さは235g。視野角は48度で、40~100の可変多視点式となる。

 スマートフォンで撮った写真をLooking GlassのWebサイト「blocks.glass」にアップロードすると、AIによってわずか数秒で、写真に奥行きが加わる。それをワイヤレスでLooking Glass Goに転送することで、立体的な映像を持ち運べる。ゴーグルなど特別な装置は不要で、複数人でも同時に映像を楽しめる。

 また、ChatGPTを活用した3D裸眼立体視プラットフォーム「Liteforms」も用意される。人やキャラクターの写真をアップロードすると3Dモデル化され、カスタマイズすることで会話も可能になるという。