全銀ネットの障害が復旧、12日朝

　全国銀行資金決済ネットワークは、10月10日～11日にかけて発生していた全国銀行データ通信システムにおける障害について、復旧したことを発表した。

　一部の銀行で他行宛の振込取引ができなくなっていた障害。10月12日のコアタイムシステムの通信開始時刻（8時30分）から、他行宛の振込取引の稼動状況がモニタリングされ、9時時点において問題なく稼動していることが確認された。

　なお、10月10日および11日に対応できなかった振込取引の対応状況については、あらためて案内される。

　対象の銀行は、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、山口銀行、北九州銀行、三菱UFJ信託銀行、日本カストディ銀行、もみじ銀行、商工組合中央金庫。発表当初はJPモルガン・チェース銀行も含まれていたが、コアタイムシステムの取引で影響がないことが確認された。