NTT東西の「フレッツ 光クロス」でひかり電話、エリア拡大も

　NTT東日本、NTT西日本はそれぞれ、通信速度が最大10Gbpsとうたう宅内向け光通信（FTTH）サービス「フレッツ 光クロス」で、ひかり電話の受付を5月31日に開始する。あわせて「フレッツ 光クロス」のエリア拡大も案内されている。

ひかり電話

　フレッツ 光クロスでのひかり電話は、緊急通報やフリーダイヤルにかけることもできる。

　音声通話のパケット信号を優先する仕組みとなっており、固定電話相当の音声品質を確保。電話番号も、加入電話と同じ「03」「078」などいわゆる「0AB～J」番号を利用できる。すでに「フレッツ 光ネクスト」でひかり電話などを利用している場合、その電話番号は引き続き利用できる。

　オプションとして、キャッチホン、ナンバー・ディスプレイなどが用意される。なお、停電時は利用できない。

　料金プランは、月額550円の「基本プラン」、528円相当の無料通話や通話料分を1カ月繰り越せる月額1650円の「ひかり電話A（エース）」などが利用できる。

提供エリア拡大

　このほか「フレッツ 光クロス」の提供エリアが今後拡大される。

　NTT東日本では、12月20日以降、北海道、宮城県、新潟県などの一部で利用できるようになる。申込受付も同日に始まる。

　NTT西日本では、和歌山県和歌山市、滋賀県草津市・彦根市、兵庫県加古川市・伊丹市で利用できるようになる。申込受付は7月31日に開始される。

　また、9月25日には関西や静岡でフレッツ 光クロスの受付が始まる。