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Netflixの「広告つきベーシック」でFHD・同時2台視聴、カナダとスペインから

米国では会員1人あたりの収益がスタンダードプランを上回る

 米Netflix(ネットフリックス)は、2022年11月より世界12か国で提供中の「広告つきベーシック」の解像度を、720P(HD)から1020P(Full HD)に引き上げする。また、同プランで同時視聴できるデバイス数を1台から2台に制限を緩和する。

 「広告つきベーシック」プランの強化は、カナダとスペインからスタートし、日本を含む全12か国に適用されるが、日本向けの適用時期については明かされていない。

 Netflixの決算発表によると、米国では「広告つきベーシック」の会員1人あたりの平均収入(プラン料金+広告)は、上位プランの「スタンダードプラン」を上回っているという。今回、Netflixが「広告つきベーシック」を強化する背景には、「スタンダードプラン」よりも会員1人あたりの収入が高くなったことがある。

 日本国内では、「広告つきベーシック」が月額780円、「スタンダード」が月額1490円で提供されている。