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グーグル、千葉県印西市にデータセンターを開設

提供:Google(以下同)

 グーグル(Google)は、千葉県印西市にデータセンターを開設し、13日に開所式を開催した。日本で初となるデータセンターの開設により、グーグルの各種ツールやサービスを利用する際のアクセスを高速化する。

 今回のデータセンターは、2022年にグーグルが発表した国内デジタル化支援の取り組み「デジタル未来構想」の一環として開設されたもの。「デジタル未来構想」では、2024年にかけて総額1000億円を日本社会へ投資し、インフラへの貢献などを目指す。

 東京から約2時間でアクセスできる千葉県印西市のデータセンターは、寒冷期には外気温を利用した冷却システムを採用するなど、環境への影響を最小限に抑えるよう設計されている。グーグルは2030年までに電力供給を脱炭素化し、すべてのオフィスとデータセンターについて、24時間365日、カーボンフリーのエネルギーで運営するという目標を掲げている。

 同社では、利用者の役に立つ製品やサービスを開発するとともに、インフラ環境の整備へ投資することで、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)と経済発展への貢献を図るとしている。