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三井住友、保険や証券もサポートする総合金融サービス「Olive」3月開始

2023年2月3日 12:29

　三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行、三井住友カードは、個人向け総合金融サービス「Olive（オリーブ）」の提供を3月から開始する。

　また、さまざまな金融サービスを1つのIDで利用できるように、新たにグループ共通の「SMBC ID」を導入する。

　総合金融サービス「Olive」では、銀行口座、カード決済、ファイナンス、証券、保険などのサービスを利用できる。また、三井住友銀行アプリ、Vpassアプリから各種サービスにアクセスが可能になる。

　さらに1枚のカードで、キャッシュカードの機能と、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能をアプリで切り替えできるフレキシブルペイを搭載している。

主な機能

　「Olive」は、アプリ上で銀行手続きが完結する。また、店舗を持たない支店で口座を開設することができる。

　なお、すでにSMBCに口座を持っている利用者は「Olive」を申し込むと、現在持っている口座で「Olive」の機能を使うことができる。

　「Olive」では、Visaが開発した新機能を使用した「フレキシブルペイ」を搭載したマルチナンバーレスカードを発行する。

　1枚のカードで「デビットカード」「クレジットカード」「ポイント払い（プリペイドカード）」が使えて、アプリで機能を切り替えることで、支払い方法を使い分けることができる。またそれぞれの明細確認も可能になる。

　カードデザインはクレジットカード、デビットカードの番号や署名欄、支店番号や口座番号などを記載しない「マルチナンバーレス」のデザインとなっている。

　さらに、SBI証券と業務提携契約を締結し、投資つみたてサービス、スマートフォンアプリの連携強化を実施する。

　加えて、SMCCの「保険ポータルサイト」を活用し、保険のサービスを提供する。まず、生命保険はライフネット生命と提携し、さまざまな生命保険商品の提供、生命保険選びを便利にするツールの提供を検討するという。

　また、損害保険については「選べる無料保険」、月額140円から申し込める「Vポイントが貯まる保険」を三井住友海上火災保険と提供する。