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ドコモ・バイクシェア、自転車の輸送にEVトラックを使い環境に配慮する実証実験

 NTTドコモとドコモ・バイクシェアは、中央区と共同で運営している「中央区コミュニティサイクル(シェアサイクル)事業」で太陽光発電と電気自動車を使った最適配置の実証実験を、2月16日まで実施する。

使用する電気自動車(EVトラック)

 ドコモとドコモ・バイクシェアは、全国48エリアでシェアサイクル事業を提供している。そこで利用者が返却した場所の偏りが生じた際、エリア間の自転車の移動(最適配置)をガソリン車を使って行っていたという。

 この実証実験では、最適配置のために使用する車両をEVトラックに切り替えることで、シェアサイクル全体でゼロカーボンを実現するための取り組みが行われる。

 さらに、ドコモ・バイクシェアの中央区晴海の倉庫に、太陽光パネルと蓄電池を設置し一時的に蓄電して、EVトラックの充電を行う。

 そこで、EVトラックへの電力供給能力の測定や、EVトラックの走行での電池使用量の測定、CO2削減量データの取得を行い、環境への負担の軽減効果を分析する。

 これらの実証実験を通じて、環境に配慮したシェアサイクルの商用化を進め、ドコモグループはカーボンニュートラルの実現を目指していくという。