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OPPO「INNO DAY 2022」、“より良い未来”に向けた最新技術が発表
2022年12月14日 19:58
OPPOは14日、技術イベント「INNO DAY 2022」をオンラインで開催した。
「Empowering a Better Future(より良い未来の実現に向けて)」をテーマとした同イベントでは、Bluetoothオーディオの新チップセット「MariSilicon Y」や、ヘルスケアデバイス「OHealth H1」などが発表された。
「OPPO Air Glass 2」
冒頭では、最新のARグラス「OPPO Air Glass 2」が紹介された。
「OPPO Air Glass 2」は重さ約38gと軽量でありながら、堅牢な設計を実現。OPPOが開発した樹脂製の「SRG回折型導波路レンズ」を搭載しており、通話やリアルタイム翻訳、位置情報ナビなど、さまざまな体験を提供する。
OPPOの技術開発戦略「3+N+X」
OPPOが掲げる技術開発戦略は「3+N+X」。数字の3は、OPPOにとって基盤となるテクノロジーとして、ハードウェア、ソフトウェア、サービステクノロジーを指す。
「N」は、AIや相互接続性など、OPPOにとって重要な機能の数を示している。そして「X」は、急速充電技術などの最先端技術と戦略的リソースを意味する。
「INNO DAY 2022」での発表にあたり、生産性、エンターテインメント、健康、学習分野の4つの“スマートイニシアティブ”に基づいて技術が開発された。
Bluetoothオーディオの新チップセット「MariSilicon Y」
「MariSilicon Y」は、2023年のリリースが予定されているBluetoothオーディオ向けのチップセット。
2021年12月に発表された6nmのイメージングNPU(Neural network Processing Unit、機械学習/AI特化のプロセッサー)「MariSilicon X」に続き、「MariSilicon」シリーズとしては2つ目のプロダクトになる。
「MariSilicon Y」には、OPPOが開発した「Pro Bluetooth Pack」が導入されている。これにより、Bluetoothの帯域幅は、現在の市場で最も優れた仕様のBluetoothチップセットと比較して50%向上したという。
また、独自のURLCコーデック技術や、最大590GOPSのオンデバイス演算能力を持つ専用NPUを搭載。192KHz/24bitの「ウルトラクリアロスレスオーディオ(Ultra-clear Lossless Audio)」をBluetoothで伝送できる。