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フワちゃん・きんに君も登場、券売機×モバイルバッテリーレンタル「ChargeSPOT」の発表会

左から京王電鉄 杉浦氏、なかやまきんに君、フワちゃん、INFORICH 秋山氏

 京王電鉄とINFORICH(インフォリッチ)は17日、モバイルバッテリーのシェアリングサービスとして、券売機型「ChargeSPOT」を京王線や京王井の頭線の32駅に設置することを発表した。

 同日には「『券売機型ChargeSPOT』発表会」が開催され、INFORICH代表取締役の秋山広宣氏、京王電鉄 鉄道事業本部 鉄道営業部 営業課長の杉浦昌平氏が登壇。

 また、「ChargeSPOT」アンバサダーを務めるタレントのフワちゃんと、同じくタレントのなかやまきんに君も登場した。

 「ChargeSPOT」は、スマートフォンのアプリを通じ、コンビニなどにあるバッテリースタンドからモバイルバッテリーを借りられるサービス。料金は30分未満165円〜で、利用時間にあわせて変動するしくみとなっている。

 今回の券売機型「ChargeSPOT」は、従来のスタンド型「ChargeSPOT」よりも小型なもの。券売機横のスペースを有効活用するねらいがある。

 合計で34台の券売機型「ChargeSPOT」が、京王線・京王井の頭線の32駅に順次設置される。鉄道会社では初の導入となり、今後は京王線以外の鉄道への導入も検討されている。

サービスの利用イメージ

 「ChargeSPOT」は日本国内のほか、香港や台湾、中国でも展開されている。また、今年の後半にはフランス・パリでも展開を予定しているという。

 今回の発表について秋山氏は、「多種多様な可能性を見出して、世界をつないでいくというビジョンを我々は持っている。たとえばバッテリーを借りたら渋谷の飲食店のクーポンがもらえるようなしくみなどを通じて、駅と街がつながるようなお手伝いもしていけたら」と語った。

秋山氏

 杉浦氏は、「新型コロナウイルスの状況が落ち着いたあとに戻るであろう観光などの移動需要を見据え、ChargeSPOTを導入することを決めた。また、近年は交通系ICカードの普及に伴い、券売機の数が減っている。そこで空いた場所をうまく活用できないかということで、今回の協業に至った」と、導入の背景を紹介した。

杉浦氏

 “京王線の駅員風”の衣装で登場したフワちゃんは、今回の発表について「最高! 京王線は地元の八王子のときからずっと使っている電車で、特に思い入れがあるからすごくうれしい。京王線をはじめとして(ChargeSPOTが)いっぱい増えたらもっともっと楽しいなと思う」とコメントした。

フワちゃん

 フワちゃんの“強力な助っ人”として発表会に呼ばれたなかやまきんに君は、「ChargeSPOTはパワーでチャージだから、僕はぴったりだと思う。声をかけていただいたときは、ぜひよろしくお願いします、と返事をした」とコメント。「手軽に使えるChargeSPOTを、ぜひ利用してほしい」とアピールした。

なかやまきんに君
「ChargeSPOT」のモバイルバッテリーで制作されたというダンベル。フワちゃんが持っているものは4kg~5kg、なかやまきんに君が持っているものは8kg~10kg程度の重量だという