「Instagram」でリミックス機能強化やデュアル撮影機能などが利用可能に、リール動画は15分までに拡大へ

　写真SNSアプリ「Instagram」で、ほかのユーザーの写真とコラボレーションできるリミックス機能など、複数の動画編集ツールを全世界のユーザーに提供することが発表された。

リミックス機能の拡充

　Instagramでは、これまで既存のリール動画に合わせて挿画を撮影することで、気軽にコラボレーションしたリール動画を投稿できる「リミックス機能」が搭載されていた。今後数週間以内に、動画に加え写真もリミックスできるようになる。

　また、リミックス機能で「レイアウトを複数の選択肢から選べる」機能や、「オリジナルの動画／写真を再生した後に自分の動画が流れる」モードも提供される。

デュアル機能やテンプレート機能の改善

　スマートフォンの背面カメラと前面カメラを両方使って、撮影者のリアクションとともに動画を撮影できるツール「デュアル」が導入される。

　今年6月に導入された「テンプレート」は、より使いやすくなるよう改善が図られた。まねしてみたい動画を見つけて「テンプレートを使用」をタップすると、音源とクリップのフォーマットが読み込まれ、ユーザーが撮影した動画／写真をカスタマイズできる。今後は、リール専用カメラでおすすめテンプレートが表示されるようになる。

15分以内の動画はリール動画として

　このほか、今後数週間で15分以下の動画は「リール動画」としてシェアされる。

　リール動画は、スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示され、スクロールすることで、次の動画が次々に再生されるもので、これまでは1分程度の短い動画を中心にリール動画として投稿されていた。

　今回、リール動画のさまざまな編集ツールや、没入感の高い全画面での視聴体験をほかの動画でも提供すべく、仕様変更されるとしている。