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携帯大手3社の実効速度はどれくらい? ドコモ、au、ソフトバンクが発表したデータをチェック

 スマートフォンや携帯電話を使ううえで、大きく注目される要素のひとつに「通信速度」がある。スペック上の理論値が紹介されることがある一方、総務省のリードにより、数年前からは携帯各社が実効速度を公表してきた。

 本記事では、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3社が公表した、最新(2022年1月~3月)の実効速度をまとめてご紹介する。

ドコモ

Android

 下りの実効速度に関して、中央値に近い半数(25%値~75%値の範囲)は、137Mbps~273Mbpsとなった。最大値は432Mbps。

 上りの実効速度は、中央値に近い半数が17Mbps~39Mbps。最大値は62Mbpsとなっている。

Androidの調査結果(ドコモのWebサイトより、以下同)

iOS

 下りの実効速度に関して、中央値に近い半数は137Mbps~261Mbps。最大値が348Mbpsとなっている。

 上りの実効速度は、中央値に近い半数が20Mbps~38Mbps。最大値が68Mbpsとなった。

iOSの調査結果

au

Android

 下りの実効速度に関して、中央値に近い半数は93Mbps~159Mbpsとなった。最大値は402Mbps。

 上りの実効速度に目を移すと、中央値に近い半数は11Mbps~26Mbps。最大値は78Mbpsとなっている。

Androidの調査結果(auのWebサイトより、以下同)

iOS

 下りの実効速度に関して、中央値に近い半数は86Mbps~160Mbps。最大値が297Mbpsとなっている。

 上りの実効速度は、中央値に近い半数が13Mbps~29Mbps。最大値が81Mbpsとなった。

iOSの調査結果

【2022/05/05 12:25】
 記事初出時、auのiOSの調査結果について、「下りの実効速度」と「上りの実効速度」の表記が逆になっておりました。お詫びして修正いたします。

ソフトバンク

Android

 下りの実効速度に関して、中央値に近い半数は81Mbps~160Mbps。最大値は304Mbpsとなっている。

 上りの実効速度は、中央値に近い半数が11Mbps~22Mbps。最大値は41Mbpsとなった。

Androidの調査結果(ソフトバンクのWebサイトより、以下同)

iOS

 下りの実効速度は、中央値に近い半数が74Mbps~152Mbpsで、最大値が296Mbpsとなっている。

 上りの実効速度に目を移すと、中央値に近い半数は13Mbps~25Mbpsで、最大値が46Mbpsとなった。

iOSの調査結果

各社の実効速度まとめ

Android
下り
(中央値に近い半数)
下り
(最大値)
上り
(中央値に近い半数)
上り
(最大値)
ドコモ137Mbps~273Mbps432Mbps17Mbps~39Mbps62Mbps
au93Mbps~159Mbps402Mbps11Mbps~26Mbps78Mbps
ソフトバンク81Mbps~160Mbps304Mbps11Mbps~22Mbps41Mbps
iOS
下り(中央値に近い半数)下り(最大値)上り(中央値に近い半数)上り(最大値)
ドコモ137Mbps~261Mbps348Mbps20Mbps~38Mbps68Mbps
au86Mbps~160Mbps297Mbps13Mbps~29Mbps81Mbps
ソフトバンク74Mbps~152Mbps296Mbps13Mbps~25Mbps46Mbps

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