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Androidの2021年12月のセキュリティパッチ情報が公開

 米グーグルは、2021年12月付のセキュリティパッチで修正されたセキュリティに関する情報を公開した。12月5日以降のセキュリティパッチレベルは、脆弱性の問題にすべて対処するとしている。

 今回最も深刻な問題とされているのは、Media Frameworkコンポーネントのセキュリティの脆弱性とされ、追加の実行権限を必要とせずにリモート情報の開示につながる可能性がある。

 12月1日付けのセキュリティパッチレベルでは、フレームワークに関わる3つの問題とメディアフレームワークの2つの問題、システムに関する10個の問題が修正される。

 12月5日付けのセキュリティパッチレベルでは、メディアフレームワークの1つの問題、カーネルコンポーネントの3つの問題、MediaTekコンポーネントの2件、クアルコムコンポーネントの3件、またクアルコムのクローズドソースコンポーネントに影響する22件の脆弱性が修正される。

 グーグルは、これら2つのセキュリティパッチレベルにより、脆弱性の問題すべてを修正するとしており、ユーザーには最新のセキュリティパッチレベルを使用することを勧めている。